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『沈黙の春』を読みました
『沈黙の春』を読みました。 環境の問題にはとても興味がありますが、 しかし、ちょっと難しかったです。 みなさんは、この本を読んで、どのような感想をもたれましたか??この本が、詳しく説明してあるサイトとかも教えて下さい。
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農薬が大量に使われ、農薬のお陰で生産性が上がったと人々が無邪気に喜んでいた時代に育ったものとして大いに関心があります。今から思うとあの時代の農薬は植物に対する麻薬だったような気がします。一時的には精神を高揚させ日ごろ発揮できない力をつける麻薬、やがて常用によって体も精神もぼろぼろになる。農薬をあのまま使い続けていたら地球環境はきっとぼろぼろになっていたでしょう。 我々は縄文人や弥生人が持っていたであろう自然を観察し小さな変化も見逃さない感覚を取り戻し、力まず自然体で 環境変化に敏感になる必要があると思います。田舎の60才以上の人々は自然を守る術を知っています。環境保全論を海外に求める前に、縄文時代から伝えられてきた日本人の知恵を現代人に知ってもらうための活動があってもいいと思います。しかし、マスコミは膝元を忘れ自然に生きる人々を南米やアフリカで探して一時の話題にすることで自己満足をし、若者はそのような知恵が我が国に残されていることに気がつかずにいます。 沈黙の春、忘れられた春は人類永遠の課題でしょう。
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- snowbees
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環境問題や公害問題を始めて警鐘した著作ですね。関連して、松井やより氏の自伝も読めば。同氏は、朝日新聞の元女性記者(故人)ですが、女性活動家としても著名です。
良い本をお読みになりましたね。 『沈黙の春 サイレント・スプリング』は確かはじめは『生と死の妙薬?』というような題名だったように思います。化学会社からのあまりにも猛烈な攻撃で,題名変更を余儀なくされたと聞いたことがあります。? 40年以上前の本ですが,その果たした役割は大きいと思います。日本では残念ながら,発表当時は高度成長期の始まりでしたから広く認められるには至りませんでしたが,近年の環境ホルモンや里山の復活運動等に結びついたと思います。 #1さんのご指摘のように,里山は日本の原風景です。ヒトと自然との調和の極みといえましょう。日本各地で復活運動が始まりつつあります。しかし,現在その復活は極めて厳しいものがあります。膨大な労力を必要とするのです。 日本人は自然に生かされてきた民族と思いますが,高度成長とともに何か大切なものを失った気がしてなりません。 沈黙の春で検索してみてください。膨大なURLがヒットすると思います。