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国民年金と厚生年金はどう違うのですか?
国民年金と厚生年金はどう違うのですか? 本質的には同じだと聞きました 国民年金は今現在、15100円ですが、厚生年金は給料から天引きされ、半分は会社側が負担しますが 給与によって人それぞれですよね。国民年金を払うよりも安いことはあるのでしょうか?
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1番です。 > 折半額が国民年金を超えるのは月額給料20万円?(手取り計算なのでしょうか?) > あたりからのようですね。 ハイ。本人負担額が国民年金の保険料を越えるのは、標準報酬月額20万円からです。 標準報酬月額とは、あるタイミングで算出された給料額[社会保険料控除前]の平均額を、回答1につけたURL先の表に当て嵌めて導きます。ですので、手取り額ではありません。 > 奥さんの分の扶養も差し引かれるならもうちょっと高くても15100円より低いかもしれません。 厚生年金保険料は標準報酬月額に基づいて徴収されますが、配偶者が国民年金第3号被保険者になったとしても、それを原因として控除される厚生年金保険料が増えると言う事はありません。序に、健康保険料も同じ考えです。 『夫の給料から控除される厚生年金保険料が、国民年金保険料2名分となる標準報酬月額』という意味であれば、標準報酬月額410千円です。 > こういった2段構えの構造が複雑だとも思えますが、要するに会社に勤めて働いたほうが > 優遇されているということでしょうか 昭和60年の年金制度大改正の詳しい話しはやめて置きますが、そういうことです。 公務員等が加入する共済年金は「職域加算」と言う物があり、モット優遇されております。
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- naocyan226
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65歳になったら老齢年金、扶養されている配偶者が死亡した時に貰える遺族年金、障害者になったら面倒を見て貰える障害者年金、これらはいずれも国民年金と厚生年金が国から支給されます。ダブって貰えるのです。ただし、給付要件と受給資格はそれぞれに違いがあります。この点は「本質的には同じ」といえますね。 要するに、国民年金では少額なので厚生年金が上乗せされるのです。 違いは、国民年金は20歳以上の全国民に加入義務があり受給資格があり保険料は個人負担です。厚生年金はサラリーマン等の勤労者が加入義務で会社単位で手続きをし保険料は会社と折半です。ですから、自営の人や失業者、専業主婦等は厚生年金には加入できません。 保険料額は国民年金は総理大臣でも失業者等も皆一律同額、厚生年金は給料に保険料率を掛けて算出しますから、各々違い、給料が安い人は国民年金の保険料よりは安くなることもありますね。 例えば、今一番安い人の厚生年金の保険料は約15,400円で、これを会社と折半しますから個人負担分は7,700円です。15100円より相当安いですね。おまけに、もし奥さん(配偶者)が居て扶養していれば、奥さんの国民年金の保険料も含まれているのですからね。 もっとも、この給料じゃ、奥さんを扶養できませんでしょうが、制度はそうなっています。 また、厚生年金に加入すると、同時に国民年金の1号被保険者となります。擁するに、厚生年金に入れば国民年金の保険料も払ったことになるのです。厚生年金の保険料に国民年金の保険料も含まれているとしているのです。
お礼
非常に参考になりました。折半額が国民年金を超えるのは月額給料20万円?(手取り計算なのでしょうか?) あたりからのようですね。奥さんの分の扶養も差し引かれるならもうちょっと高くても15100円より低いかもしれません。ただずっと生涯初任給クラスのお給料ということもないでしょうが、不況の世の中一時的にはありえる状況ですね。こういった2段構えの構造が複雑だとも思えますが、要するに会社に勤めて働いたほうが優遇されているということでしょうか。
- srafp
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一応、社会保険労務士の資格を持つものです。 > 国民年金と厚生年金はどう違うのですか? 説明すると昭和初期からの年金制度の歴史まで言及する必要があるので・・・単純な回答をすれば ・国民年金 公的制度の1階部分 ・厚生年金 公的年金の2階部分 > 国民年金を払うよりも安いことはあるのでしょうか? 平成21年10月からの保険料は↓です。 http://www.sia.go.jp/seido/iryo/ryogaku2109/ryogaku01.pdf 最低等級の保険料(円未満切り上げました)は、 全体で15,390円 折半額は7,695円 本人負担が国民年金保険料より安いと言う事は発生します。
お礼
よく分かりました。誠に有難うございました。
お礼
本当にわかりやすかったです。ご返信が遅れましてすいません。有難うございます。