- 締切済み
中古一戸建ての購入を現在検討しています。
中古一戸建ての購入を現在検討しています。 情報誌や不動産等で1年以上情報を収集していて、 希望している地域の相場観がだいぶわかってきました。 そんな時に通常より安い中古物件が出てきました。 ネット上で公開されていて、中古戸建と表記があったので 仲介会社に連絡し、内覧と、物件の情報を詳しく聞いてみたところ、 どうやらテラスハウスということがわかりました。 価格が通常の一戸建てより安い理由がわかりましたが、 物件情報の一部が下記です。 土地権利:所有権 築:11年 建物構造:鉄骨造スレート葺 再構築が可能か不可かは確認中 テラスハウスについても現在調べているのですが、 将来の売却時は不利だとか、再構築不可だともったいないだとか 色々と出てきます。 高い買い物なので失敗はしたくないのは誰しもが同じだと思います。 テラスハウスについてのメリットやデメリットをご教授願いますでしょうか。 よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- takapiii
- ベストアンサー率55% (944/1707)
テラスハウスは隣接する家と躯体部分が連結しているので、基本的には自分の家だけを壊して新築すると言う事が難しい場合が多くあります。 そういった意味ではマンションと似ていますね。 ただ土地は敷地利用権ではなく所有権であると言うところは戸建に近いのですが。 またテラスハウスは土地を分筆していますが、分筆された土地単独で見た時に、現状の建物と同規模の建蔽率、容積率では建てられないという場合や、接道義務を満たさないと言う事が非常によくあります。 ようは、建築時にテラスハウス全戸分で見た場合の基準で建ててしまっており、一戸単独での建築に関しては考慮されていないという事です。 メリットは安い事ですが、デメリットは資産価値でみた時には限りなく0に近いという事、再建築が難しい、あるいは無理な場合が多いという事でしょうか。 ご購入は慎重に。
元業者営業です 過去に何回か「扱いかけた」事があります。つまり結果的には「成約に至らなかった」です。 その理由として。。。 テラスハウス(いわゆる“連棟式物件”)はほとんどの金融機関で融資承認されません。 何故なら、純粋に「担保評価」が低いからです。 なぜ担保評価が低いのか。 ●古くなっても隣家との兼ね合いで建て替えが大変困難。 ●土地の権利が複雑な物件が多い。 ●生活環境があまり良好でない物件が多い(騒音等) テラスハウスは平たく言えば「一戸建て風アパート」です。 つまり、アパートの一部屋を売買で買う(売る)人がいないように、ハナっから「需要」が殆ど無いんですね。実際のところ。 つまり不動産の価値として大きなファクターである「流動性(換金性)」が悪い→担保評価が低い→融資不可となります。 では、何故テラスハウスが存在するのか・・・ 答えは「賃貸需要」があるからです。 売買ではデメリットだらけのテラスハウスですが、賃貸市場では「戸建に住みたい」「ガーデニングがしたい」等、アパートにない魅力があるんですね。 賃貸なら嫌になれば出ればいいし、資産性なんて関係ありませんから。 なので「投資用」としてお考えなら検討の余地はあります。 ご質問者様の検討されている物件が必ずしも上記のような物件とは限りませんが、一般論では「テラスハウス」は不動産売買市場において敬遠される傾向にあります。 ご質問者様が現金購入か、融資利用かどうかは存じませんが、経験上、殆ど全ての金融機関で融資承認がでません。 なので、ご質問者様が融資をお考えならこの時点でほぼOUT。 慎重にご検討された方がよろしいかと。