• ベストアンサー

素朴な疑問です

素朴な疑問です どん兵衛と同じように、料理本には関東版と関西版があるのでしょうか? 有名な先生が書かれたものなら、“その方の味“だとおもいます。 最近多くなった料理の基礎本ではどうでしょうか。 ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。 私は関東在住ですが、こちらで拝見する限り“関東風“です。 実は関西出身の方とお友達になりまして、関西風のお料理(家庭料理)をお勉強したいんです。 現在、関西地区に遊びにきてますので、オススメの料理本がありましたら、併せて教えてください。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • para3gathi
  • ベストアンサー率48% (826/1711)
回答No.2

家庭向けの一般的な料理ガイドブックには関東版と関西版はないと思います。 職人向けと言うのでしょうか、高度な料理本なら、例えば江戸前寿司、関西の押し寿司と言う様に、地域と言うよりもジャンルの違いの書籍はあります。また懐石料理は基本的には京懐石の様で、京都風の味付けが書かれています。 極めて上級者向けと言うか、その道の専門書では、全国の味付けが載ってている場合があります。 例えば、「和菓子大全 上・下巻」には和菓子のほとんど全てが記載されています。でもこれは完璧に和菓子職人向けの教科書です。 また「日本の食生活全集 聞き書〇〇(県名)の食事」シリーズには各巻ごとに日本各地の郷土料理がまとめられています。このシリーズは参考になるかも知れません。 因みに関東と関西の味付けは醤油の違いです。関東は濃口醤油で濃い色をつけます。関西は薄口醤油で、京都は白醤油を使います。薄口とは塩味が薄いと言う意味ではありません。色が薄くアミノ酸がやや低い代りに塩分濃度は高い醤油です。 簡単に言えば関西は昆布だしに薄口醤油の塩味、関東はかつお節だしに濃口醤油の味です。 また関西と一口に行っても、地域によって味が様々です。一概には言えません。 関西風、京風の味は、東京でも味わえます。同様に関西地域でも東京の味があります。 今までで気になったのは、刺身の付け醤油ですね。関西以西の地域で溜まり醤油が使われる地域があります。あの甘い味だけは関東の人間は多少の違和感を感じます。

noname#113484
質問者

お礼

詳細な回答に感謝いたします。 専門家が使う料理書(阿倍野にある某学校とか…)はこちらの図書館にもあり、読む事ができます。 ですが、大量だったり、難しそうだったり…参考にはしてます。 本に違いが無い…と、なりますと、関西の方が料理書を買い、そのレシピ通りに作ると、関東風になる…と言う事になりますよね。驚きです…おいしくいただけるのかな… 醤油の違いは聞いたことがあり、我が家には最近、両方あります。 初めて薄味醤油を舐めた時、塩気にびっくりしましたが、濃口醤油特有のえぐみ…生臭さがなくて、気に入りました。 (友人いわく、関西の醤油メーカーが作る薄口の方がもっとおいしいとか…違うのかな?) 友人はお母様が徳島出身の神戸っこです。 たまり醤油に関しては聞いてませんが、非常に薄味、甘口好みです。 (私は白味噌のお雑煮、たまり醤油、どちらも甘すぎに感じてダメでした。) 個人的に薄味なのでしょうか?豆腐には何も付けないです。(私も。豆腐の甘味を味わいたい派) また、友人は関東の卵焼きに辟易してます。何で甘いのか!と。(この時食べたのが、某タレントの築地にある実家の卵焼きです。あれはお商売向けですから、甘いよ…と話しました。) 聞くところによると、卵焼きは塩気のみだとか…だし巻き卵と聞いても、ピンとイメージが湧きません(涙) 作った料理を食べてもらう機会が今後できたら、意見をもらいつつ、作り上げたいです。 (全くの予備知識なしで作って、けんかしたくなかったので…) ありがとうございました。

すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (3)

回答No.4

料理本は全国どこでも通用するように書かれていると思うので、その意味では「全国版」ですね。特定の地域に偏った書き方にはなっていないと思います。 私は「おかずのクッキング」を購読していますが、指導の土井善晴先生は関西出身のためか時々関西風とはっきりわかる料理が出てきます。「牛すじの煮込み」とか「○○の炊いたん」とか。 めちゃめちゃおおざっぱな事を言えば、味噌と醤油をその土地の物にすればなんとなくその土地の味になるように思います。 同じお味噌汁でも、麦味噌を使えばなんとなく九州風になるし、八丁味噌を使えば東海っぽい味だし。 味噌が違えば分量・加減も合う具も違ってきて、合せていけば結局その土地風の出来上がりになる、という気がします。 逆に言えば、その土地のものを使わないとダメなところもあるのでは。麦味噌・八丁味噌で京料理は多分ムリでしょうから。

noname#113484
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。 確かにかかれている通りです! その土地に根付いている調味料は、その土地の食文化そのものですものね! おかずのクッキング…懐かしいですね。 現在の先生のお父様でしょうか、関西弁を話ながらお料理する姿を何度かTVでみました…そうですね、講師の先生のご出身もチェックですね! ありがとうございます。

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • para3gathi
  • ベストアンサー率48% (826/1711)
回答No.3

No.2です。補足回答します。 言い忘れましたが、私は60歳過ぎ男性で、子供の頃から料理好きでした。いわゆる江戸っ子ですが、作る料理の味は必ずしも関東風の味付けとは限りません。 確かに親が作ってくれた味付けは関東風ではありましたが、子供の頃から例えば辻嘉一氏のテレビの料理番組を見ていた事もあって、関東風でない味付けもします。 例えばおでん汁は、東京風の濃い色ではなく、白ダシを使ってほとんど真っ白の汁にします。 卵焼きは、甘みがないダシ巻きと、砂糖をかなり入れた関東風の厚焼き卵、正月には伊達巻なども作ります。どちらと決めている訳でもなく、その日の気分で食べたい方を作ります。そしてかなりの比率で洋風も作ります。 洋風はオムレツだけでなく、卵にブイヨンを加えてバターで焼いた洋風ダシ巻き卵は、味は欧風、手法は和風です。 佃煮も醤油たっぷりの普通の佃煮と、濃口醤油を余り入れない大阪の塩昆布の様な塩炊きのも作ります。 そう言う意味で考えると、江戸っ子であっても両方の味を作っているのだと思います。 すなわち、関東風だ、開催風だと言っても、それは全体の傾向であり、各個人個人の家は違うし、また両方とも作る人もいるのではないかと思います。

noname#113484
質問者

お礼

食への飽くなき探求、深い思いを感じました。 ありがとうございます。 洋風アレンジもいいですね~ 私の母は千葉は銚子、父は長野県南部です ですから、食卓には濃口醤油ベースのものが並びます。 確かにおいしいのですが、なぜか私には濃く感じ、味覚が合いませんでした(お味噌汁などは薄めていただいてました) 修学旅行で関西方面へ行き、すき焼きの作り方に衝撃を受け、大好きな乾物類の煮物をよりおいしく食べられる味付けを知り、舌コピーながら作って見ました。…近いけど、何かが違う。それを知りたいのと、こんかいきっかけとなった友人は“関東の味は理解できない“と話してます。 何っ!と思いつつも、実家から離れて暮らしているので、少しでも里の味に近いものをだしてあげられたら…… いずれ“関東風“にも触れてもらいますが(笑)  ありがとうございました。

すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.1

  おすすめ料理に大きな違いは有りません。 大きな違いは味付けです。 醤油は薄口が基本だし、汁物は昆布の出汁で味を決めて醤油は脇役だとか 関西は薄味と言われるが実は濃い味がすきです....しかし、色は薄く無いとダメ、うどんやおでんの汁はしっかり味が付いて底が見えるのが関西風。  

noname#113484
質問者

お礼

ありがとうございます。分かりやすい回答に感謝いたします。 確かに塩気を強く感じます。 だしの香りがいっぱい広がっておいしいですね。 (小生、関東人ですが濃口醤油のえぐみ…苦みが苦手です)

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A