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戦争に参加する軍人の勇気って生まれつき?
警察が最新鋭のすごい装備と圧倒的人数で数人or一人の犯罪者に立ち向かうときでさえその場の警察官は勇気を振り絞って・・・・のように見えます。 テレビ越しでも現場のとてつもない緊迫感は伝わってきます。 戦争で軍隊vs軍隊のとき装備や人数の優位はないはずです。 どういう教育を受けたら戦争に参加する勇気が生まれるんでしょうか? それとも戦争を恐れながらも自由意志で志願する軍人って教育とか無関係で生まれつきなんでしょうか?
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個人的には、警察官の勇気もたいした物ですよ。 いくら大人数(犯人より少ないなんて事はまず有り得ない)で最新の装備を固めていても、基本的に警察官は犯人を殺傷する目的で武器を使うことは出来ません。 (すぐ発砲・射殺するイメージの有るアメリカの警察官でも犯人を殺せば、その警官は裁判沙汰に成ります。) 極端な事例だと「あさま山荘事件」みたいに犯人は警官を殺す気で発砲してくるのに、警官は犯人に危害を加える為に発砲する事(威嚇射撃はしてますが)は許可されませんでした。 そして、人質の無事確保は何にもまして重要視(警官の命以上に…。)されました…。 警官が犯人に対面する時の緊張感って、自分の身を危険に晒しても犯人は無傷で確保[逮捕]、危険が民間人に及びそうになれば、身を捨てて庇わなければ成らないからです。 (緊急避難が対象外になる等[民間人が無事に退避するまで逃げる事が許されない]、警官はホント大変です。) もし軍人があさま山荘に対するように命じられたら、数キロ先からミサイルなり大砲なりのボタンを押して終了です。 軍人は命じられた目標に対して、戦時国際法に反しない限り被害を最小で短時間で終わらせる事しか求められません。 (犯人の生命は勿論の事、民間人の被害すらある程度許容されます。←勘違いで無関係な民間人の大量殺傷なんてありきたり過ぎて…。) >どういう教育を受けたら戦争に参加する勇気が生まれるんでしょうか? アメリカの南北戦争以来の戦場での実績を元にすると、ただ徴兵した兵士を戦場に送って、敵から銃を撃たれる様な危険に成っても、敵を殺す為に引き金を引けない人がかなりの割合でいるそうです。 (統計によっては最前線で銃火の下に居ても、1/4近くが一発も銃弾を撃たなかったとか…。人間の理性って戦場でも中々壊れないもんですね…。) これでは、流石に不味いと考えた米軍では、小隊や分隊クラスの人員構成(10数人~数十人という全員が顔見知りになる人数)を教育の単位にして、躊躇う者に対して、 「お前が躊躇えば、お前と辛苦を共にした仲間が死ぬ。お前は仲間を見殺しにするのか?」 と教育するようです。人間て自分の身を捨てる事に躊躇わない人でも、仲間が犠牲に成る事には耐えられない物です。 (自分が一番大切な人は、最初から精一杯戦うでしょうし…。) なお、関係ないですが「ヒロポン」には錠剤も散剤も有ります。 (当時のヒロポンの広告では錠剤の方が主流。混ざり物が無いアンプルの方が利くのでが…。) ついでに言うと、現在の米軍でも合成覚せい剤のアデキストロ・アンフェタミンは(俗称「S」「スピード」といわれる奴)は、長時間の集中が必要な任務に付く時などに提供されます。 (近代以降のまともな軍隊で全く使用しない軍隊の方が異常です。生命が係っているのですから…。) 夜間だと月明かり位しかない真っ暗闇で、満足な身動きも出来ない操縦席で何時間(下手したら10時間を越える)もの間、集中力を維持するには人間の限界を超えますから、薬のサポートが必要になるのは古今を問わずこの世界の常識です。
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- yot15
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父は昭和12年~20年の間戦闘100回以上と、歴戦の兵士でした。相手は、蒋介石軍、オースト軍、カナダ軍、英軍、米軍、フィリピンゲリラと多岐に亘りました。生還した父は、こんな話をしてくれました。 広東近郊の虎門要塞の敵前上陸が初陣であったそうですが、まるで怖さを感じなかったそうです。実弾を使用した演習と変わらない感覚の初陣であったそうです。そして戦闘中の前進は、真っ先に駆け出すほうが負傷率が最も少なく、出遅れは戦死につながるため、出遅れたら前進しないそうです。つまり戦闘中の生き残りの方法なのだそうです。勇気とは関係ないのだそうです。 敵前での命令違反は、非常な重罪である為(最悪その場で射殺される)兵士は敵と交戦します。しかし遭遇戦でない限り、やはり経験を積めば積むほど恐怖心がつのるそうです。戦闘回数が増えれば増えるほど、生存率が下がる為にそうなるのだそうです。 戦闘の実写場面は殆ど無く、戦闘が終結してからメディアに戦闘をなぞって行うヤラセが殆どだそうです。実態はベトナム戦争時の米大使館奪回シーンに尽きるようです。戦闘の実写であると、父はカメラマンの勇気を讃えていました。今でも良く覚えていますが、海兵隊が敵に身を晒さず銃撃したり手榴弾を投擲する姿なのです。つまり敵を狙っての銃撃ではなく、敵の方向に銃だけ突き出して銃弾をばら撒く姿です。映画やニュースのようなシーンを実行すれば、命はいくつあっても足りないそうです。
- kosukage
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軍人にもいろいろなタイプの人間がいます。 まずは職業軍人と徴兵による兵士です。 徴兵による兵士は短期間に洗脳教育をして敵愾心を植え付け、善悪などの思考回路を無視してダイレクトに行動できるように訓練されます。共産国家などでは前線からの逃亡を実力で阻止するシステムになっていますので、戦う以外の選択肢はありません。 職業軍人でもいろいろなタイプの兵士がいます。そもそも何らかの理由や信条で志願しているので、恐怖心を乗り越える為の材料が初めから備わっています。 ・強い愛国心を持っている ・独自の強い正義感を持っている ・守るべき家族を持っている ・戦う事が好きである ・野心家でヒーローになりたがっている 前線で戦う兵士は誰しも敵よりもまず自分自身の中で沸き起こる恐怖心を勇気に変換しなければなりません。初めから好戦的な兵士や殺人に快感を感じる兵士は少ないので、教育(環境)のウエイトが高いでしょう。 しかし、一度実戦で殺人を経験すると戦争ジャンキーになる人も多く存在し、好んで戦場を渡り歩く事も珍しくありません。 ちなみに私自身(元自衛官)の現役時代の戦う理由は、自分の生物としての優秀さを証明する為でした。過酷な状況を勝ち抜く事で、自分自身の存在の意義を正当化したかった。実戦経験がないので答えは得られずじまいでしたが。 自衛隊の名誉の為に言っておきますが、私のような隊員は単なる変わり者であり、幹部、下士官には民間では育てられない様な立派な人が多く存在します。
- rikukoro2
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>戦争で軍隊vs軍隊のとき装備や人数の優位はないはずです。 そのようなのはゲームの中だけです。 戦争で直接戦闘行為を『戦術』 戦争で戦争直前までに自軍をなるべく優位な条件に持っていくのは『戦略』といいます。 戦争において『戦略』の優位性戦術で覆すことは出来ないとうのは近代戦争の常識です。 第二次世界大戦も米国は戦闘行為をする場合、日本軍の3倍の軍をもって戦闘行為にしていました。 同等の兵器を持つ軍の場合、 『戦闘力=兵員×3』という公式があるんです わざわざ同等の兵員をもってあたるアホな指揮官はいません。 そのあたりの知識が知りたければクラウゼヴィッツの戦争論などをお読みください。 >どういう教育を受けたら戦争に参加する勇気が生まれるんでしょうか? それは訓練ですね。有名なのは米国海兵隊式訓練法です 他にも色々ありますよ >戦争を恐れながらも自由意志で志願する軍人って教育とか無関係で生まれつきなんでしょうか? 状況が違います。 戦争にも色々あります。 【死にたくないから戦争に参加するパターン】 ・防衛戦争などに参加する人は死にたくないから戦争に参加するのです。旧ソビエトの侵略に対し、義勇軍をもって対抗した、バルト三国の歴史が有名です。 ・米国の場合は国内に市民権を持たない亡命者が多いです。自国の問題(キューバ革命など)自国にいれば生命の危機があり、生存率のまだ高い米国軍に入隊を希望する場合もあります。 軍隊にいれば亡命者でも市民権が得られます
- tpg0
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No4です。一部訂正します。神風特攻隊員は出撃前に覚醒剤を打たされたです。飲み薬ではありません。 ヒロポン(覚醒剤)はアンプルですから、注射器を使用しました。 余談になりますが、ヒロポンのアンプルを振ると「じゃぶじゃぶ」と音がするので覚醒剤の隠語がシャブと言われる由縁です。
- tpg0
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太平洋戦争には、伯父(叔父)が4人参戦しましたが、志願したのは1人だけです。 残り3人は赤紙と呼ばれた召集令状で強制的に出征したのです。 妻子を残して誰が志願しますか? 4人中2人は戦死しました。 天皇陛下バンザイと言って死んで行く兵隊は居ません。皆、最後は肉親の事を思って死んでいったそうです。 神風特攻隊の若者は、出撃前に覚醒剤を飲まされたそうです。 飲むと恐怖心が無くなるそうです。 当時はヒロポンと呼ばれて軍需工場の労働者も疲れ知らずの薬として飲まされ働かされたそうです。 生まれ付き死を覚悟で軍人になる人はいつの時代でもいないはずです。
- konata508
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戦争に参加する理由はいろいろです。 守りたい人のため、国家への使命感のため、正義感のため、経済観点のため、強制されてといろいろですが、こと「戦場」に限っては価値観が変わります。ようは「殺すこと」が正しいという価値観の異常な環境下になります。 殺さなければやられる、こちらに正義があり敵が悪である、たくさん殺したものが英雄、ひとを殺してもよい、仲間のため殺すといった空気が流れます。価値観が変わるのです。 軍人などは幼少期からそういう教育されるところもあるでしょう。 なお、戦争経験者は普通の方でも、そのトラウマはなかなか消えず、現代社会に溶け込めないので戦場に傭兵として戻る方がいます。外国は多いです。
- tadagenji
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当人の性格にも因るでしょうが、普通は切羽詰まってそれしか選択肢がないからでしょう。 あなたがとあるビルに居て火災がおこり逃げ場が窓から飛び降りるしか選択肢がない場合、死ぬかもしれないが飛び降りるでしょう。
- debukuro
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立ち向かうのではありません 国家権力によって戦場に送り込まれてやむなく戦うのです そうしなければ自分が殺されるからです 逃げると味方に殺されます 徴兵されたものはそうです 志願兵は入隊以外に生きる道がない下層住民です だからやむなく戦うのです