木質系パネル工法 補修
ミサワホームの住宅に住んでいます。
ハーフユニットの浴室をユニットバス(サイズは1616)に改修しました。
ハーフユニット当時は浴槽より上は、木質系パネルの内側の合板(べニア 厚み5.5mm)の上に黒い防水紙を張り、ラス網、タイル張りという仕様でした。要約すればオンタイル。
ちなみに木質系パネルとは、内部に縦さん、横さんが井桁の形で存在し、その井桁にビニール袋入りのグラスウールが入り、それを両面から5.5mm厚の合板で主に接着剤でクローズドにするという格好です。工場プレ生産です。
解体業者が浴槽を撤去する際、壁に対して垂直にグラインダーを入れてしまい、浴槽まわりの内壁である5.5mm厚の合板が直線状に切れて(スリットが入って)しまいました。壁面に浴槽が接している部分全ての長さにおいてです。
施主側(私)の提案で、このスリットを覆うように、帯状に加工した5.5mm厚の合板を左右隙間なくビス止めしてもらいました。一応木工用の白いボンドも使いましたが、壁面表面は防水紙(ラス網は撤去)なので、接着力はあまりありません。この補修方法は、偶然にも(怪我の功名)お客さま相談室も最善ではないかと意見を言っていました。
この補修方法で良い大丈夫でしょうか?
また、壁面いっぱいに面積の大きい5.5mm厚の合板をビス止めすれば、素人目には安心感がありますが、そうしますと、壁倍率が他の部分より上がり、地震のときなど、壁倍率の違いのある部分(接合部)の破断も考えられます。
よく、ネットでは、壁倍率なんか揃えればいいじゃん、と言う人もいますが、ミサワに聞くと、壁倍率を合わせた補修というのは現実には無理、というか難しいとのことです。これは、本当にそうなのでしょうか?今回の件と直接関係はありません。後年、壁が腐ったりした場合、その部分のみ木軸工法で再構築なんていうことになった場合の心配の先回りに関する質問です。
また、ついでなので伺ってしまいますが、良く、ビフォーアフターなどでは、木造軸組構法(在来工法)の住宅の場合、鉄骨の梁などで補強をしますが、地震での揺れの際、木部と鉄部ではしなり度合いが違い、接合部で破断ということはないのでしょうか?
質問1.木質系パネル内側の5.5mm厚の合板に入ったスリットの補修だが、同じ厚みの帯状の合板ビス止めということで良いか?
質問2.木質系パネル工法の場合、壁を様々な方法で補修、再構築することがあるが、壁倍率を揃えることはできるのか?(そういう構造計算って相当な専門家に依頼しないと難しいのではと思うのですが)
質問3.木造在来工法で鉄の梁などで補強をすることがあるが、地震の揺れ時、鉄部と木部で破断ということはないのか?
以上です。宜しくお願いします。