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多国籍企業
多国籍企業は結果としてグローバルなレベルで雇用を拡大させたのですか? それとも、雇用を縮小したのですか? そのプロセスも教えていただければ嬉しいです
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- code1134
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>雇用者数が増えたのか減ったのか?・・・一概に言い難いのですが、「国内での(進出多国籍企業による)雇用の拡大」を重視する、受入国なら、それを(最低)条件に(受入)許可する可能性は充分あり、まして、開発途上国なら尚更です ここでは、「多国籍化が進展した自動車メーカー」αを想定して説明してみます。 1)αの本社所在国国内ではモデルチェンジが最近なされ、旧型は打ち切られ、(燃費が向上し、排ガスも少ない)新型は(工業用ロボットを駆使した)オートメーション化が進展した状況下で、生産され、新型は既に国内に出回っている。 2)(これに対して、モデルチェンジ前の)旧型は労働集約的で、工程を更に細分化すれば、高度の熟練工は殆ど不要であり、寧ろ、中度の労働者で足りる。 又、受入国の原油自給率が本社所在国のそれを上回り、環境基準は世界平均並であるが、本社所在国よりは緩い。 以上2点の条件下では、(本社所在国で既に打切り済みの)旧型モデルを受入国国内で限定的に生産し、利潤を上げ、市場を席巻しない迄もある程度確保するのは可能と考えて構わないでしょうね。 即ち、このα社は本社所在国では新型モデルを、そして、受入国では(中程度の労働者を確保し、進出国の環境基準には合致している)旧型モデルを生産、販売し、利潤を上げる図式が成立する筈です。 進出国が本社所在国と同程度の経済発展段階の国なら、新型モデルを同時生産(販売)する可能性も有得ますが、(進出国が)開発途上国の場合には、オートメ化の下に生産される新型ではなく、中程度の労働者を活用して生産される、旧型モデルが適している、 とも言えるのです。 多くの場合新型モデルは付加価値が高くなる代りに、価格も(旧型よりは)張りますから、新型モデルを開発途上国では購買層がかなり限られます。 それに対して、旧型モデルなら、開発途上国の生活レベルを勘案しても(決して安くはないにせよ)高過ぎて、手が届かぬ、高額商品と言う程ではなく、そこそこの売上は期待でき、橋頭堡を築く点では有効な一法となる、と私は捉えているのですが・・・
- hanakago
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多国籍企業は結果としてグローバルなレベルで雇用を拡大させたのですか? それとも、雇用を縮小したのですか? と2者選択じゃこたえられないですよ。企業は雇用云々じゃなく利益をふやしたいんですから。
お礼
早速ありがとうございます。 利益を増やすために動くのは企業の本質であることは分かります。その動きの中で、雇用者数が増えたのか減ったのか?それはどちらかではありませんか?もちろん、地域ごとに違うことはいうまでもありませんが。グローバルに見て雇用創出になったのかということです。