• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:こんにちは。)

大学院で情報生産を学ぶために知っておくべき条件とは?

このQ&Aのポイント
  • 小学校教員が大学院で情報生産を学ぶためにはどのような条件が必要なのでしょうか?
  • 教育とは別の分野を学ぶことは可能なのかについても気になります。
  • 大学院で内留をするために必要な事前準備や優秀な学生に求められる条件があれば教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hukuponlog
  • ベストアンサー率52% (791/1499)
回答No.1

教員養成系大学の教員です。私自身も現場経験があります。お尋ねの件ですが、大きく分けて2つの種類があります。どちらも俗に「内留」と呼ばれています。 一つは、その都道府県が独自に実施する「長期研修」「大学派遣」等の名称の制度です。こちらは、都道府県教委が現職教員の資質向上を狙いとして実施する制度で、概ね一年間現場を離れて派遣されます。 形態は都道府県によって様々です。例えば勤務地を離れて一年(ないしは2年)間大学院に派遣という制度を採用している県もありますし、単に派遣先に大学が含まれている(つまり場合によっては企業や福祉法人に派遣される)県もあります。 したがって、希望するような形で学べるかどうかは、勤務先の都道府県によって異なります。 もう一つは、所謂「14条派遣」と呼ばれる「大学院修学休業制度」というものです。こちらは、最低1年間、現場を離れて大学院で学び、2年目以降は ・現場に戻りながら大学院に通う ・2年目も現場を離れて大学院に通う 等の制度になっています。どちらになるかは、これまた都道府県によって異なります。こちらは法令上の制度ですから、全国一律です。許可は任命権者(都道府県教委)が行います。 ただし、こちらは専修免許の取得が条件となっており、一種免許のランクアップが主目的です。従ってご希望の「「教育」について勉強するのではなく」ということですと、応募は不可能です。また、行くことができる大学院も限定(専修免許が取得できる大学院)されています。 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyuugyou/syuugaku.htm そうすると、あなたの場合は、最初の都道府県独自の制度を利用するしかなくなります。ご自身の勤務する都道府県の制度がどうなっているかを調べて、可否を論ずるしかありませんから、ここではこれ以上の回答はできません。 いずれにしても (1)内留するためには何か条件等はあるのですか? はい。まず、概ね10年程度の経験者から選抜されます。極端に経験年数が長かったり短かったりする場合は、選考から外れます。 選考は都道府県教委が行いますが、市町村教委の段階で「推薦」をしますので、実質的にはその段階で「審査」が入ります。勤務状況や職場でのポジション等が判断基準となるでしょう。 (2)教育とは別の分野を選択してもいいのか? 基本的には駄目です。特に14条の場合は専修免許の取得という絶対条件がありますから、不可能です。独自の制度の場合は多少ゆるめですが、趣旨が「研修制度」ですから「あなたの好きにして良いです」とはなりません。場合によっては地元の国立大学教育学部大学院、というように派遣先が指定されていることもあります。 何しろ、一人派遣すれば年間3000万円近くの経費がかかる事業です(あなたが勤務地を離れるために、代替を一人雇う必要がある)。将来の幹部候補生を育成するのが趣旨となるのは当然でしょう。 制度としては以上ですが、実は私の研究室の学生(現職の教員)はどちらの制度も利用していません。彼は、個人として社会人入試を受験し、合格して大学院に来ています。もちろん、昼間は勤務をし、夕方から授業を受けています(年休を使うことも結構あります)。 この場合、職務専念義務との関係で教育委員会の内諾を得る必要はありますが、基本的には個人の自由です。どの学部を受験しようが、何年間在籍しようが全く自由となります。ただし学費等は個人負担です(年間の学費でボーナス一回分が吹っ飛ぶと言っています)。 あなたの場合「情報生産」という分野ということですと、こうした方法を用いた方が自由に学べて良いのではないでしょうか? 大学院によっては、社会人に配慮して修士の授業を夕方以降に集中させているところも(多数)あります。また、個人の資格で院に入るわけですから、何も2年間で修了させなければならない義務はありません。勤務との関係を考慮しながら3年でも5年でも時間をかけてゆっくり修了すれば良いのです。 私の知人の先生で、こちらを利用して現在博士課程で学んでいる人もいますよ。

toshi1028
質問者

お礼

細かいところまで回答いただきありがとうございます。 私の勤務地は北九州です。 制度を調べてみようと思いましたが、個人として入る方が自由に学べてよさそうですね。 しかし、大学院との折り合いがつかなければ退職して数年間はじっくり学ぼうかな、とも考えています。 これほど有意義な回答をいただき本当に感謝しています。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • hukuponlog
  • ベストアンサー率52% (791/1499)
回答No.2

#1です。老婆心ですが >大学院との折り合いがつかなければ退職して数年間はじっくり学ぼうかな そりゃ、止めた方が良いです。先生がおいくつかは知りませんが、今時、修士を出たくらいで研究者にはなれませんよ。特に、ご自身が社会人として経験を持つ「教育」以外の分野を学ぶとなれば、「実務経験」も無くなるわけです。院を修了しても結局サラリーマンに戻るだけで、しかも、新卒よりも就職条件は圧倒的に不利になります。 それに生活費はどうしますか? 修士ですから専念すれば2年で修了までいくでしょうが、それにしても学費と生活費で500万程度は必要です。 自己研鑽の一つとして、大学院に自費で進むことは良いことだと思いますが、今の職を辞してということだと話は別です。先に事例として出した私の知人も小学校の先生ですが、彼は現職のまま博士課程に来ています。おそらく数年後には学位取得はできるでしょうが、「仮にドクターを取ったからといって、アカデミックポストがあるとは思うなよ」と釘を刺しています。 それでも彼の場合は、分野が教育ですから実務経験と合わせて可能性はあるかもしれません。現職を続けながら論文を書き、チャンスを待つということもできます。そうでない分野となると、大学に残れる可能性など皆無に等しいですよ。

関連するQ&A