税金によって異なりますが、所得税や法人税などの事業に直接かかる税金は、収益-費用=利益≒所得に対して課税されます。
他の回答の補足にある質問ですが、
>利益がなければ、生活がなりたちませんですね
については、収益とは、現金収入ではありません。掛取引(いわゆる『つけ』)や手形や小切手などで売り上げたものも含まれます。ですので、これらが収益として計算された後に現金化される場合もあります。
費用に関しても、前払などで数年分の支払いをした場合には、申告年分に相当するもののみを経費として計上します。また、未払いのものであっても経費に計上するものがあります。
これらから考えると、利益や所得と言うものが、残った現金ではないのです。単純に生活できないと言うものではありません。
職業の選択の自由などで、複数の職業などを持ったり、複数の収入を持つ人がいます。商売で赤字続きでも、株などを多く保有し、配当収入を得ている人もいます。
商売の種類や規模によって、売上や経費の一般的な金額の算定は異なるでしょうし、同程度の規模でも商売が上手な人は、売上を伸ばし、仕入や経費を抑えることを考えます。利益率なども変わりますよね。
業種によって事業税などでは、利益や所得ではなく収益に直接税率をかける場合もあり、その場合には赤字でも納税が必要な税金があります。
商売をする上では、いろいろな税金と上手な付き合い方が必要となります。
お礼
ありがとうございます。