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日本はマグロの輸出大国となれますか?
少し前に日本で稚魚からのマグロの養殖が可能になりつつあるという番組をみました。まだ技術的に限定的養殖となっているようですが、もし技術が進んだ場合には、米国が世界中に牛肉を輸出しているように、日本がマグロの輸出大国となれる可能性はどんなものでしょうか? 養殖技術とは別の部分で問題があるとしたらどのような事でしょうか。 この辺りご存じの方書き込みください。よろしくお願いします。
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- ryuken_dec
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>日本がマグロの輸出大国となれる可能性 日本と世界の食文化がかわらない限り無理。 >養殖技術とは別の部分で問題 日本人がマグロ消費量が多すぎて輸出まで回らない。 養殖場所が不足。
残念ながら日本のマグロ経済を全世界のマグロ経済から保護するに留まるでしょう。今ヨーロッパでマグロ禁漁が声高に叫ばれ検討されています。しかもそう叫んでおきながらマグロを取ってるのです(まあ地中海のことをグチャグチャ言うわけには行きません)。
補足
?? 何もご存知ないのであれば書き込みいただかなくて結構ですが。
- yot15
- ベストアンサー率24% (55/226)
可能性は大いに有ります。マグロの養殖技術は略完成しています。解決しなければならないのは、孵化後の生存率向上と、人工餌料です。 マグロの養殖は、何所でも良いと言う分けではありません。稚魚の採集、適度な水温、餌の確保、等の条件を満たさなければいけません。孵化についても、水温が非常に重要です。従って産卵海域である日本は養殖の最適地なのです。人件費が安くとも、条件が合致しなければ、養殖は不可能です。水温の高い海域は、「やけ」の問題が発生します。そして低い海域は、成長が著しく遅くなり、採算に合いません。 現在本マグロの消費の80%は、日本です。しかし日本食に脚光が浴びている現在、諸外国の消費は今後大幅に伸びるものと期待されています。特に中国は、近年本マグロのトロに注目が集まり、潜在的大消費地の予感さえします。そしてマグロ輸入に対する非関税障壁であった水銀問題も改正され、日本からの本マグロ輸出が可能となりました。 孵化技術の向上は、間もなく解決するでしょう。そして人工餌料も、完成の域に到達しています。ペレット状にして海底を汚染する事も無く、継続的養殖が可能となって来ました。今後の問題点として、世界的食糧不足になる事です。餌給効率から考えれば、直接餌の原料を食料とする方が、人類の食糧確保にはより良いからです。
お礼
書き込みありがとうございます。 私の聞いた話だと、孵化後の生存率向上や人工餌料は、今後の技術的課題という話でした。これらがすでに問題解決のところまで来ているのだとしたら、非常に頼もしい話ですね。 で、疑問に思ったことはこういった技術的問題だけでなく、日本はビジネス感商売不得手的な問題もあるのではないかと思ったのです。 昨今日本のコンテンツ世界的に高評価を受けて話題になったりしていますが、一方でこれらコンテンツ著作権等を日本の企業は海外で安易に安売り安売りを繰り返した結果、あまり日本企業の利益に繋がっておらず、製作者サイドなどに至っては劣悪な給与しか得ていないという事も珍しくないという自体でした。 ハリウッド映画などに代表されて世界でコンテンツ産業で大きな儲けを出している米国などとは対照的で、日本はあまりに酷い状態で商売が下手すぎるのではないかと。 日本は車産業や家電などのように、二番煎じで追いつけ追い越せでは海外でも成功しているようですが、何か新らたなものを開拓したり広げたりそれに際して商売したりというのがとても下手なのではと危惧してしまいます。この解答欄でも多くの人にも見られるように、まるで日本人以外はマグロなど少量しか食べないのだと思い込んでいます。そしてそれが未来永劫続くかのような書き方です。 先進各国で食料輸出を行っている国々では、どのような商売方法やビジネスモデルで輸出の拡大などを成功させてきたのかなどもご存知ありましたら書き込みいただけたらと思います。よろしくお願いします。
- kittenchan
- ベストアンサー率50% (122/242)
他の方が概記されているように、マグロの消費量が1番なのは日本です。全世界の60%前後を日本が消費していると数週間前のイギリスのニュースで取り上げられていました。(ちなみにイギリスの消費量は数%) このことを頭に入れると、日本がマグロの輸出大国となるどころか養殖されたマグロを日本人がすべて消費してもおかしくありませんよね。 養殖が可能になれば、日本国内での「日本産」養殖コストもあがってくると思うので、そのうち人件費の安い中国にビジネスが行ってしまい「中国産」とし日本に「輸入」される可能性のほうが大きいと感じます。 でも中国産は嫌煙されがちなので、消費量があがらない→中国ビジネスがはかどらない また、日本の養殖が高くなる→消費量があがらない となりかねませんよね。 蛇足になりますが、元商社勤務の妹は「水産部門が中国からうなぎ等の魚介類の輸入をしてるんだけど中国産だと需要が少なく全然売れないので部長が頭を抱えてる」と言っていました。
補足
書き込みありがとうございます。 >養殖が可能になれば、日本国内での「日本産」養殖コストもあがってくる >と思うので、そのうち人件費の安い中国にビジネスが行ってしまい「中 >国産」とし日本に「輸入」される可能性のほうが大きいと感じます。 ここに疑問をもった事も質問の理由の一つでして、アメリカは牛肉などの輸出大国でもありますし豚肉なども大量に輸出しています。ご存知のように米国は日本と同じように通貨価値が高く人件費が高くつく国です。 マグロ需要は年々伸びていますし、日本や他の多くの国で牛肉が以前はそれほど食されていなかった事を考えると、マグロの潜在需要も相当伸びる可能性を持っているのではないでしょうか。 マグロ養殖はまだまだ途上技術であるので仮定の話になりますが、養殖マグロが牛や豚並に死亡率が下がればやり方次第で米国のように輸出が可能なはずなのではないかと思ったのです。そこで疑問に思ったことが通貨価値が高く人件費が高くつく国である米国では、なんで大量の輸出が可能であるのかという事です。 (ちなみに日本国産のうなぎの販売量は、日本国産うなぎ生産量の数倍だそうです。それだけ偽造がまかり通っている事の証拠なのだそうです。真面目にやっている業者さんがいる一方で、こういう現状があるのだとすると悪貨は良貨を駆逐するという状態ですね。一刻も早く改善されたいですね。)
- nishikasai
- ベストアンサー率24% (1545/6342)
まぐろの輸出大国までにはなれません。しかしながら国内需要のかなりの部分を補える可能性があります。 1.世界の需要はそれほど多くない。 2.日本の需要があまりにも大きい。 3.まぐろの養殖は難しいし、お金もかかる。たとえ養殖でも比較的高くつく。
補足
?? ご感想ありがとうございました。 1、2.世界の需要はそれほど多くないが、需要は年々上昇し日本企業の買い負けが増えている。 3.マグロの養殖は難しいが、近年養殖技術が発達した事で、現在では安価ではないものの店頭にも出回っている。 書き込みいただいた内容は20年前の常識が前提ではないでしょうか。私の質問は
- rimurokku
- ベストアンサー率36% (2407/6660)
マグロの養殖には鰯やサンマなど大量の餌が必要で、安く輸出するわけには行きません。 高いお金を出してマグロを好むのは日本人くらいです。 さらに、養殖技術が確立すれば、賃金の安い外国での養殖が盛んになり、いずれその国から日本に輸入することになるでしょう。 米国などが安い牛肉を提供出来るのは、広い国土があり、比較的安価にその餌も栽培出来るからです。 確かに日本は海に囲まれて、養殖に適する部分が有るかも知れませんが、放し飼いで育てることが出来る牛と違って、広大な海を養殖のために囲うことは不可能です。 もっとも、音波などで囲いを作る技術も研究されていますが、今のところ広大な範囲は難しいでしょうね。 ましてや、牛は大地に生える草を食べて育ちますが、マグロが自然の餌を自分で捕ってくれることは期待出来ません。
補足
?? ご感想ありがとうございました。
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
マグロが高級食材なのは日本だけです ペットフード用なら輸出できるかもしれません
補足
?? 日本の食卓に牛肉が一般的に食されるようになった時期とかご存知でしょうか?またマグロ養殖の現状などもryuken_decさんは全く無知のようですが、何もご存知ないのであれば書き込みいただかなくて結構ですよ。