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漏電警報はなるのに・・・
私はプラスチック成形工場の設備の保全マンをしています。 工場全体のキュービクルで漏電警報が発生しているのですが、 警報がすぐ消えてしまい、どの設備が漏電しているのかよく解りません。 どの漏電ブレーカーも、落ちてはいません。 漏電ブレーカーの一斉動作テストをやった方がいいのでしょうか? 上司曰く、電流を積算して基準値に達したら警報を出すようになっていると・・・。 こうゆうもんですか?キュービクルって? 連続して出ていれば、クランプメーターでアースをあたっていけば 判明することは分かるのですが・・・。 メガーで絶縁をあたろうにも設備内の基盤を痛めてしまわないか、 とても不安で出来ません。 やっても問題ないのでしょうか? 本当に漏電していたら製造ラインのメンバーがとても危ないので、大変困っています。 どのように解決していけばよいか、どなたかアドバイスお願いします。
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- hey_hey_11
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キュービクルはもともと受電設備を受ける初めとなる設備で、そこから 各分電盤に分岐していることはご存じだと思います。 ですから、電流を総合計してブレーカ容量を決めていきます。 漏電も同じで各分電盤,負荷の漏電電流の総合計が漏電警報で設定されている 電流以上になったとき警報を発報するようになっています。 測定方法は各分電盤や負荷を測ることができませんので、キュービクル内に ある元となっている電線にZCTを付けて送った電流と帰って来る電流差を 検知して漏電警報の有無を判断しています。 でも、厄介なのがどこで漏電が発生してかが分からないことです。 分電盤のブレーカが動作してくれればまだ良いのですが、ブレーカが動作しないで 警報がでるのは、明らかに総合計での漏電電流が超えた可能性があると思います。 検査方法としては、クランプメータではレンジが大きいので、小さい電流が 測定できるリーククランプメータが良いと思います。 或いは、リーククランプで漏電を監視できる測定器がありますので、 漏電が疑われる箇所から取りつけて監視することもできます。 漏電は絶縁抵抗計では分かりにくいので、あまりお勧めしません。 それに、適当なところの絶縁を測ると機器を壊すことがありますので、注意が必要です。
- e_Chikama
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大変ですね。 まず、漏電警報器の故障(感度値含む)が正常ですか? 正常である前提で、 漏電(igr)か充電電流(igc)又は、高調波が多いか調べる必要があります。 高調波は、クランプメーター(漏えい電流測定用)の高調波キャンセルレンジで測定し確認する。 (最近の機器は、サイリスター制御やスイッチングレギレーター使用が多いので注意が必要です) 充電電流については、igr、igc 分測定器が有ります。 (最近は、フィルターが入っている装置が多くなりましたので、igr、igc 測定器1台準備が必要です) igcが多い場合は、igcキャンセル装置がありますので、漏電警報器に設置し、igcをキャンセルします。 (最近は、漏電警報器に 高調波及びigcキャンセル有りの商品があるかも ?・・・) igr(漏電)の場合は、調査が必要です。 回路確認は、動作保持型の漏電警報器を各回路に設置か、検出用の測定器(クランプ型)で調査します。 > 警報がすぐ消えてしまい、どの設備が漏電しているのかよく解りません。 一般論としては、常時電源が入っている場合は、常時漏電が発生しますので、機器内の装置と考えられます、警報動作時間帯と機器動作時間帯の関連から調査します。