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青年海外協力隊 本当の派遣生活
はじめまして。いきなり書き込みをしてしまってすみません。私は昨年度の秋募集でH22年二次隊として合格した者です。環境教育で赴任はセントビンセントに予定されています。 帰国後は経験を生かし教育にかかわる仕事を考えているのですが、協力隊について様々な話を聞きました。一番気になるのは「現地での生活はほとんど遊び」・「すごく暇でブラブラする時間が長い」・「評価や数値目標がないのでルーズにすごす」と言った話です。(もちろん仕事に精進されている方々も多いと思いますが隊員の方のブログを読むと逆に不安になります。パン焼いたとか、お散歩したとか、暇だとか・・) 私は退職しての参加になりますし、帰国後の再就職のことも視野に入れると「現地でふらふらする生活」がとても怖いのです。しっかりと学び・働き・活動をして人間的・仕事的にも大きく成長して 能力を高めて帰国したいのです。人生がかかっていますし、この2年間は大きいです。 もし「おだやかな気持ちで人生をゆっくりリセットしましょう」のような要素が活動の大部分を占めるのであれば辞退し、他の希望者に譲ろうと思いますし、仕事的・国際的・人間的に成長できるのであれば是非参加したいです。 経験者の方々のアドバイスをお願いします
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- IceDoll
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No1さんが詳しく書かれていますが協力隊の仕事は基本的には自分で仕事を探し、自分で仕事を作ることから始めます 派遣された国や地域によって友好度や需要も様々なのでマニュアルなんてありません 最初は自分で街を歩き、市民とふれあい、何を望んでいるのか、何が足りないのかを見極めて その中で自分ができる事を探して創り上げるのです ですから散歩やパン焼きが一概にダメとかただ遊んでるとは思いません 現地の方と意思疎通して仲良くならないと何が必要なのかわかりません 大事なのは押し付けではなく、必要としているものを協力してつくりあげて、「後に残す」ことです あなたが去った後も現地の方はずっとそこで生活するわけなので、自分たちでできる「何か」が後に残ると最高ですよね ですから「現地でふらふらする生活」になるかどうかはあなた次第です あなたが自分で考えてプランを立てて自ら行動できる人間であれば問題ないです また自らを律することができるのも重要です 逆に決められたプランがないと動けない人間、何もなければついつい遊んでしまう弱い人間であればふらふらして終わる2年間でしょうね ただ、最初に書きましたが現地の方に溶け込むことからして普通に難しいです 下手をすると表面上の付き合いでただお金持ちの日本人のお客さんが来たみたいな扱いで終わりかねないです そのために現地をみてまわり知ろうとする行動は、ブログや他人から見ると「ただふらふらしているだけ」に見えるかもしれません それだけはご注意ください それとご希望の「仕事的・国際的・人間的に成長できる」かどうかは本人次第でしょう 海外行ったから、協力隊に参加したから、成長できる・・・なんて単純なものじゃないですよね
- 雪中庵(@psytex)
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原則的に協力隊は、「隊」といっても、単独行動 (1所属先1日本人)なので、「協力隊は遊び」と 言っているOBがいれば、それは彼が活動を怠った という事をしか意味しません。 確かに、日本の大企業の社員のように、指示待ちの クセのついている人間は、「予算がない」「相手の 理解がない」とブーブー言って2年が終わりでしょう。 僕(建築)も国の予算がなくて設計する案件がなかった けど、勉強と称して各省を回り、援助して欲しい案件の 設計と見積りをして企画書を作り、援助要請手続きを 促進したり、スラム化しているエリアの整備案を立てて 政府に提案したりし、それらのほとんどは没になったけど、 最終的にその設計図を集めて製本し、設計図例集として 派遣先や他の政府設計機関に贈呈したら、評判になり、 帰国時に国王から表彰されたり、何年か後に「あの 設計を実施したいので、アドバイスに来てくれ」と 招待状(ただし自費渡航)が来たりしました。 それらは協力隊が「やれ」といった訳ではありません。 派遣先の状況は、職種により、国により、また1つの 国でも首都か地方かで、全く異なり、一くくりにして 論ずる事は不可能です。 確かに、協力隊事務所は“2年経って無事帰国してくれ ればいい”という程度の姿勢なので、自分を甘やかせば どこまでも「ルーズ」になります。 しかし、僕のように自分で仕事を見出したり、帰国後の 将来設計に基づいて、勉強していた人もいましたし、 積極的に現地に溶け込んで永住した人もいます。 「途上国の社会はルーズ」というのは大体正しいですが、 我々協力隊の目的である「技術移転」にとって、相手が ルーズであるほど忙しい(指導やテキスト準備)はずです。