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医療保険の加入(オリックス CURE)について知りたい
- 若いころに加入したかんぽが満期になったので、医療保険の加入を検討しております。アフラックのEVER、オリックスのCURE、ソニーのSUREを比較しましたが、条件や支払額から考えるとCUREが一番適していると思います。
- 質問1:CUREが他の保険と比べて安いのはどうしてですか?保険金の請求手続きやがん保険についても疑問があります。
- 質問2:保険金の請求手続きは簡単にできるのでしょうか?通販保険と対面販売保険の違いはありますか?
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生命保険専門のFPです。 まずは、ご質問にお答えします。 【質問1】 「条件が他よりよいのに安い」……マイナスな点があるのでしょうか。 (A)単純に高い・安いを比較することはできません。 会社の方針などで、いわゆる「目玉商品」なので、安くする場合もあります。 オリックスは、生命保険会社としては、小さい会社です。 平成20年度の総資産は5千億円程度です。 トップの日本生命の総資産は45兆8千億円程です。 戦うには、何かをしなければなりません。 また、ご提示された3保険は、手術給付金の支払い対象が異なります。 金額だけはなく、払う・払わないの違いがあります。 確認しておいてください。 【質問2】 保険金を請求するときの手続きがわからないのですが、簡単に出来るの でしょうか。……対面販売の保険のほうがよいでしょうか。 (A)簡単・難しいは、主観なので、何とも言えませんが、普通ならば、 問題があるとは思えませんが…… 対面販売が良いのは当然なのですが、担当者がいい加減ならば、 自分が調べて処理する通販の方が良いです。 入院などで、本人が処理できない場合には、指定代理人が処理をします。 詳しくは、保険会社に問い合わせをしてください。 【質問3】 がん保険……CUREはがんの場合入院日数が120日になり、 先進医療も1000万まで負担してもらえるので、 ある程度貯蓄があれば無理にがん保険に入らなくてもよいのでは…… (A)まず、がんは「入院して手術」というワンパターンな治療の時代は 終わっています。 今は、手術・放射線・抗がん剤の組合せで、年単位の長期の治療をします。 放射線は原則、外来。抗がん剤も、短期入院や外来が増加しています。 だから、がんの1回の平均入院日数が減少しているのです。 本気でがん保障を考えるならば、やはり、がん保険となります。 がん治療での外来は、1回数万円することが珍しくもありません。 http://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/pharmacy/pdf/HCN.pdf 先進医療とは、特定の病院で行われる特定の治療です。 自己負担300万円の重粒子線・陽子線治療は、年間50万人以上いる がん患者で年間1300人ほど。 金を払えば受けられるというものではなく、現状では、 運がよくなければ受けられません。 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/02/dl/s0203-8i.pdf ≪アドバイス≫ 質問者様は、医療費をどのように支払うお考えですか? 健康保険には、高額療養費制度があるので、医療費そのものの自己負担は、 かなり軽減されています。 高額な差額ベッドを利用しなければ、月に15万円もあれば、何とかなります。 http://www.sia.go.jp/seido/iryo/kyufu/kyufu06.htm となれば、何の為の医療保険でしょうか? (1)主として貯蓄で支払うので、医療保険は気休め。 (2)老後のことも考えると、主として医療保険から支払いたい。 どちらの考えが正しい・間違いという問題ではなく、考え方の違いです。 考え方の違いによって、選ぶ保険も異なります。 (1)ならば、メインは貯蓄なので、保険料が安いことが重要でしょう。 (2)ならば、支払われないということがないように、守備範囲の広い保険が 必要でしょう。 例えば、七大疾病が長期入院になる……ということはありません。 七大疾病で平均入院日数が60日を超えるのは、脳卒中と腎不全だけです。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/08/dl/03.pdf 他には、うつ病などの精神・神経の疾患、結核、大腿骨骨折などの大きな骨折などが 長期入院となります。 つまり、本気で長期入院に備えるならば、基本の入院限度日数を120日以上に するべきです。 ご提示された3つの保険は、性格の異なる保険です。 この保険で迷われるということは、何が必要なのか、決まっていないということです。 保険で、最も重要なことは、ニーズです。 それがしっかりしていれば、どんな保険を選んでも、ニーズは満たすはずです。 根本的に、ニーズは何か、ということをお考えになることをお勧めします。
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- number73
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【質問1】 手術保険金の支払い基準が各社異なります。 約款所定の手術~公的健康保険連動型まで幅広くあります。 また、手術保険金も異なります。 ご質問者様が何に重きを置くかです。 保険料なのか、入院給付金なのか、手術給付金なのか、その他なのか・・・ 【質問2】 ほとんどの保険会社はコールセンターを持っていますので、 医療保険の保険金請求の際には、担当者の有無に関わらず、 コールセンターへ連絡した方が安心です。 保険金請求はプライベートな問題であり、 担当者にも知られたくないこともあるかもしれません。 コールセンターだと直接請求書を送ってもらい、 直接返送するという作業になりますので、 書類の不備も少なく、迅速に支払われるというメリットがあります。 (死亡請求は書類が複雑になるので担当者経由の方が安心) 【質問3】 がん治療は「短期入院・高額化」という流れにあります。 入院日数が長い方が安心なのですが、 高額化に対処するには、がんと診断されたら前払いされる 「がん診断給付金」が役に立ちます。 がん診断給付金があれば、当面の生活費や通院費用に使えます。 何より現金を持つことによる気持ちのゆとりが違います。 がんが不安であれば、がんにしか効かないがん保険ではなく、 ほとんどの病気が保障される「医療保険+がん診断給付金」で 保険料のムダが省けます。
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ご回答いただき、ありがとうございます。 【質問1】 パンフレットに付属していた資料を見て、手術保険金の支払い基準が異なることはわかっていたのですが、難しい用語が多く何がどう違うのか理解しきれませんでした。もう少し勉強してみます。。。 私が重きを置くのは、保険料と入院給付で、手術給付はあまり重要視していませんでした。 【質問2】 コールセンターに直接連絡するほうが、安心なのですね。正直、担当者がつくとほかの保険を勧められたりしてわずらわしくないか心配だったので、やっぱり担当者なしの通販型のほうが、私には向いているようですね。 【質問3】 一時金がもらえる安心感については、雑誌の保険特集でも書かれていました。貯蓄があれば一時金は必須ではないと思っていましたが、考えが変わってきました。 保険は出来るだけシンプルにしたかったので、特約をつけることは考えていなかったのですが、「医療保険+がん診断給付金」という組み合わせでも調べなおしてみます。
お礼
ご回答ありがとうございます。専門家の方から回答をいただけて、大変心強いです。 【質問1】 保険の内容は比較しましたが、会社の規模までは未定なかったです。大手とはかなり体力差があるんですね。契約が長期間になるので、大手のほうが安心感がありますね。 【質問2】 いざというときになじみの担当者がいたほうが安心かと思いましたが、担当者にも当たり外れがあるんですね。確かに、自力で解決するほうがよいように思いました。 【質問3】 高額療養費制度で月の負担は8万円+α程度であることと、先進医療を行える病院が実は少ないということは調べて知っていたのですが、がんの治療が手術・放射線・抗がん剤の組合せで長期間かかるというのは、知りませんでした。通院1回数万円もかかるとは驚きです。がんに対応できるのはがん保険のみということがよくわかりました。 私の保険に対するスタンスは「(1)主として貯蓄で支払うので、医療保険は気休め。」です。いろいろ調べていくと、ある程度の貯蓄があれば医療保険に入らず、保険料を自分で貯金したほうがよいと思うようになりました。しかし、体に不都合がでるのは老人になってからで、そのときに十分な貯蓄が残っているか、医療制度がどのようになっているかわからないので、終身型で安く入れる保険の中で、出来るだけ幅広い保障が得られるものを選択したいと思っております。 終身型の場合、インフレが進むと役に立たなくなるリスクがあることも理解しているつもりなので、やはり十分な資産作りを主とし、保険は補助として使いたいです。 ですので、必要な保障は入院日数60日、日額5000円で十分なのですが、七大疾病では日数が2倍になるということでCUREがよいのではと思った次第です。 七大疾病=大病と思っていましたが、そこが勘違いだったようで、ご指摘いただきありがとうございます。 がん保険も選択肢にいれ、もう一度検討しなおしたいと思います。