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良く見られる人と蔑まれる人の逆転劇
- AさんとBさんは同じように生きてきましたが、最終的な世間体は全くの逆になりました。
- Aさんは普通の人生を送り、大病を患い退職を余儀なくされました。生活保護を受けなければならない状況に陥りましたが、世間の風は冷たくなりました。
- 一方、Bさんは資産を持っており、大病後は不動産を活用してアパート経営を行っています。順調に家賃収入が入り、周囲からも頼りにされています。
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質問者が選んだベストアンサー
> 自分の置かれている立場を理解して、それに合わせて人生設計をする。 > その結果が自己責任という解釈でしょうか。 Aさんの失敗は、自己責任を、その様な狭義な解釈をした結果かと思いますよ。 自己責任とは、自己に帰責する事柄・範囲については、自己の責任で対処するという言葉かと思いますが、この事柄や範囲を広義に捉えるか、狭義に捉えるか?によって、差が生じると言うコトです。 例えば「景気が悪くて就職出来ない」と言う様な事象について、自分より遥かに優秀な人でさえ就職不能な状況で、失業率が二桁%にでも到達すれば、外部要因が多大であると言えます。 これは自己責任では無く、明らかに社会的責任です。 この様な大きな社会的責任に対しては、個々の努力など尽くしても改善出来ませんので、個々は選挙でその様な状況を打破してくれそうな政党を真剣に選び、投票するくらいしか無いでしょう。 しかし、同程度の人で景気が悪くても就職出来た人が存在する間は、就職出来た人との対比では、明らかに自己責任(内部要因)も存在するワケです。 それにも関わらず「景気が悪い」と言う様な、外部要因にのみ因果関係を求めるのは間違い。 その様な間違った解釈をした場合、わずかな内部要因の改善などにより、就職出来る可能性があったとしても、見落としてしまう可能性を生じます。 この様な見落としは、ご質問文の中でも見受けられます。 先の回答で指摘した通り、学歴や遭遇した状況等が同じでも、結果が異なったのは、「親の資産有無」と言うAさんとBさんの歴然とした能力差です。 それを偶発的な因子や、景気の様な外部要因の様に捉えている点に、大きな見落としが有ります。 更に言えば、経歴上の知性などは、AさんとBさんは同じ様にも感じられますが、Bさんはその遺産を有効活用した実行力や知性が有り、一方のAさんには、資産は無かったものの、それ以外(人脈や借入など)を活用して、不遇な状況を解決する能力は無かったと言うことですよ。 尚、質問者様は、生活保護に対する偏見がある様です。 自己責任を果たした人、即ち、人事を尽くして及ばなかった人に対しては、手を差し伸べるのは社会的責任です。 差し伸べる手、即ち財源は、多くの人事を尽くし頑張っている人が納めた税金です。 生活保護は、その税金の受益・恩恵を受けられる資格者・権利者を認定し、実際に給付を行う制度です。 生活保護受給者となったAさんは、成功者では無いですが、公的には自己責任の遂行が認められた人であり、少なくともタイトルの様な「蔑まれる人」では有りません。 世間の風が冷たくなる様なコトも、実際には殆ど例は無いでしょう。
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- kogaharuka
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Aさんに自己責任を問うのは酷ですね。 もちろん、もっとやりようはあったと思いますが、それができる人はそれほど多くないでしょう。 (勤めるのは無理でもネットで稼ぐとか)。 そのための生活保護です。 冷たくなる世間の風が問題かなと。 でも他人事ではありません。 いざというときのできるだけの備えをしておかないといけないという教訓を学ぶべき話かもしれませんね。 私も定職には就いていますが、いつもネットで収入を得られないか考え、取り組んでいます。 大病を患ってもコンピュータさえ使える状態であれば家族を支えられる・・・。 これからは必要なスキルではないかと思っています。
お礼
今回の課題はいろんな考え方があると思っています。 Aさん側になって考え、人間性を尊重する考え方。 また教訓としての考え方ですね。 回答ありがとうございます<m(__)m>
- potachie
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矛盾点というよりも、日本が資本主義経済の国だというだけでは? 働けない、稼げない、税金を納められない ことは、社会的には悪ということになっているように思えます。 資産があるというのは、その意味だと善なんでしょう。
お礼
客観的な見方ですね。 お金がある=善 お金が無い=悪(努力不足) この考え方は私も一般的だと思います。ただこの考え方では課題があると思ってしまいます。 回答ありがとうございました<m(__)m>
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お礼
回答ありがとうございます。<m(__)m> 自己責任を果たした人、即ち、人事を尽くして及ばなかった人に対しては、手を差し伸べるのは社会的責任です。 差し伸べる手、即ち財源は、多くの人事を尽くし頑張っている人が納めた税金です。 生活保護は、その税金の受益・恩恵を受けられる資格者・権利者を認定し、実際に給付を行う制度です。 この文章には感銘を受けました。 生活保護=蔑まれる人は間違いでした。反省します。