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引きこもりの少年を社会復帰させるには?
毎度お世話になります。 友人(以下A君)から相談を受けて、アドバイスに困っております。 経験者、関係機関の方々から幅広いご意見をお願いします。 A君は社会人5年目で地方から東京に出てきて、大手企業に就職しています。 A君の弟(以下B君)は年齢こそ22歳ですが、高校入学時からいじめ等で不登校になり、結局それ以降実家に引きこもり、インターネットなどで時間を漫然と潰す日々が続いております。 B君と生活を共にする父親は痴呆が進み、母親は別居生活が続いているので、実質B君の面倒を見られるのはA君のみです。 両親とも今一番の心配事はB君の生活と将来のことであり、 A君はB君になんとか社会復帰してもらおうと計画を練っています。大まかな計画は以下のとおりです。 ●B君に東京に出てきてもらい、A君の生活の管理下におく。 ●休日には、A君、B君共にカウンセリング等を受けて、 社会復帰に適切な方策を検討・実施する。 ●A君としては、少なくとも高校卒業まではB君にしてもらわないと、将来の選択肢が狭すぎると考えている。 B君いわく「今、自分が何をやりたいのかが分からないし、 何もしたくない。今(自宅でインターネットに漫然と触れている状態)が自分にとっては一番都合がいい。将来に向けての希望などはあるわけもないし、親からの生活の支援が得られなくなったら死ぬだけだ。」 A君はこれを聞いて完全に自信を喪失しています。 自分の計画も具体性がありませんから自信がありませんし、 そもそも計画自体が良いものかの判断もつきかねています。 A君は今後どのようにすべきでしょうか? B君への具体的な接し方、今後のB君のありうる進路など 皆様の経験談でも結構ですので、ご教示よろしくお願いします。
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経験者でも専門機関の人でもないです。ですから、適切なことはわかりません。個人的な一意見としてとらえてください。 最大最終目標はA君が社会復帰することだと思います。そのために何をするかということです。というわけで結論から 1にカウセリング等をしっかりと受けさせるて心の傷を癒すのが良いと思います。蛇足ですが場所によっては決行お金がかかるかもしれません。 2にカウセリングを徹底的に受けさるためにも自分の管理下におくことが望ましいと思います。初めから本人が行くと言うと思いません。 3に社会復帰が目的なので高校に行かせるのは本人の意思で十分ではないでしょうか。本人が仕事をやる気にさせなくては元も子もないと思います。 私なりの解釈ですがインターネットをするということは外と繋がりたいと思っていると思います。または、自分の意見を聞いてくれたり賛成したりしてほしいと思っていると思います。でなければ個人だけのテレビゲームや本、マンガなどで十分だと思います。 しかし、本人は心の傷があって外が出られないと思います。心の傷は心の抗体というのがわかりやすいかもしれません。人間は一度経験したことで重要なことは覚えたり次に生かそうします。いじめられて自分の存在が認められない、1人の人間として扱われない、存在自体が否定されたなどで精神的にまいってしまう状態を経験した場合、次からそういう可能性がある行為はさけようとします。それが心の奥底にできてしまって本人の強い強い強い意志がなければ避けようとするのが普通だと思います。 死ぬだけだ=死んでも良いととらえられるので、死ぬことも選択の1つにあるということです。自分から死を選ばないということはまだ生きていても良いと思っていると思うのでなんとかなると思います。ですが、無理に働かせたり学校に行かせることはしないほうが良いと思います。それが重荷になって自殺するかもしれません。 結局は心の傷を癒すことがもっとも大切だと思います。 社会復帰して立派な社会人になり幸せになれればいいですね。がんばってください。
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- pupupu58
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専門的なことは何一つわからないし、実際に引きこもりになった人が身近にいないので適切なアドバイスにはなりませんが・・・。 以前何度か夕方のニュースの特集で引きこもりを「更生させる」というのをやっていました。更生施設の代表の女性が(名前は忘れましたが)荒い言葉遣いではありますが「親に甘えるな。自分でしっかり人生を歩め!」というようなことを話し、説得していました。キツイ言葉で攻め立てているようにも見えましたが、その言葉の中には厳しくも優しい心が見えました。 「あたしはあんたを力づくでこの家から引きずり出してやる!あんたがなんと言おうと私のところで自立できるまで面倒を見てやる。」と宣言。 当然引きこもりをしていた女性は拒否します。「家族なんか嫌いだ。親は金と食い物を持って来ればいいだけの存在だ。私の邪魔をするなら死んでやる!」とハサミを持ち出すが自殺の意思は全くなく、そのハサミを代表の女性に向けるが簡単にとりあげられる。 「自分で死ぬ勇気もない人間が、なに偉そうなこと言ってんだ!産んで育ててくれた両親に悪いと思わないのか!」と叱られうなだれる。 何でも言うことを聞くと思っていた母親がバケツに水を汲み我が娘にかける。「あんたみたいな子はうちの子じゃない!出て行け!先生のところへいって生まれ変わって来い!」 そのあとは静かに話し合いが続き、更生のために家を出てその代表の元で暮らすことになったそうです。 施設といっても、普通のアパートに一人暮らしをさせて掃除・洗濯・炊事を全部自分でさせて、経験者や同じように集まってきた人たちと会話をして心のケアをしていくというようなところだったと思います。 そのときの女性はわずか1週間で見違えるように笑顔も出てきてはつらつとし始めたそうです。 その代表の女性が言っていたことでは、引きこもりには本人も当然原因があるが家族にも大きな原因があるので、本人のためにも家族のためにも一定期間はなれて暮す必要があるそうです。 いくら家族の中で頑張っていてもダメなことがたくさんあって、第三者が入ったほうがうまくいくことが多いみたいです。 全てテレビで見た情報に過ぎませんが、それぞれが自立しなければ意味がないと思います。A君とB君が兄弟だからって依存しあっていては解決しないのでは? この特集で見た代表の方とかの名前もわからないし、団体名や場所もわからないので検索するキーワードがなくてスミマセン。 こういう支援団体を探してみたらいいと思います。 あまり参考にならなくてごめんなさい。
お礼
回答ありがとうございます。 本件誤解が無いようにご説明すると、A君は更正施設の代表の方の役割です。B君はA君を頼っているわけではありませんし、彼らも同居するのは10数年ぶりです。 とりあえずは家族でやってみて、それでだめなら支援団体に頼むという形になりますかね。 自立の道も誰かのサポートがあっての話ですからね。
- stevens
- ベストアンサー率48% (16/33)
アドバイスになるかどうかは分かりませんが回答させて頂きます。まずB君自信に過去の辛い経験は恥ずかしい事ではない事を自覚させてあげるのが宜しいと思います。いじめられ傷つくと人はその分相手の気持ちが深いところまで分かるようになり結果将来的に本当の意味で人から信頼されるようになると思います。このモラルの低下した社会で人の気持ちが深いところまで分かるようになるなんてすばらしい事だと思います。しかしその体験をマイナスにとると社会に出ても不良やろくでもないことにエネルギーを費やす人になってしまうと思います。A君はB君の辛い経験を「こいつは情け無い経験をしたなぁ」ではなく「こいつは将来大きくなるための良い経験(試練)してるのだ」と受け入れてあげなくてはと思うのです。私もつらい経験現在進行形でしてる最中ですが、決してマイナスには受け止めておりません、でもそれは家族や少ないですが友人がありのままの自分、過去を受け入れてくれてるからこういう前向きな発想が出てきたのだと思います。A君はまずB君のありのままをうけいれることからはじめてみる事をお勧めしたいです。それができればカウンセラーなど必要ないかもしれないですよ。自分の経験を元にしてアドバイスさせて頂けましたがもしなんの参考にでもならないようでしたら申し訳ありません。私のアドバイスが何か良いキッカケにでもなって頂ければと思いさせて頂きました。長々と申し訳ありませんでした。
お礼
回答ありがとうございます。 彼らの父親がB君の面倒を見ていたときは、まさに「受け入れる」環境下にあったと思います。 但し、それはどちらかというと放任だったようですね。 やはりB君のまわりが積極的に関与しないと、B君の動機付けは難しいかと思います。 「受け入れる」にも積極性が必要ですね。
- disease
- ベストアンサー率18% (1239/6707)
インターネット・TVゲーム・TVを禁止すれば外に出るしかなくなるでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 禁止だけでは何もしなくなるだけだと思います。 代わりに何かを与えることで(自分で見つけることで)、 本人も進んで外に出るものと考えます。
お礼
回答ありがとうございます。2点コメントいたします。 ●目標は社会復帰ですので、学校に通うことはあくまで 選択肢の一つだと思います。 何かやりたいことを見つけて、それをするためには学校に通わなくてはいけない、など自覚が出てくれば良いと考えています。 但し、仮にそれであれば、本人にもプレッシャーを与えかねないので、A君は「まずは学校からで、後のことは後に考えても構わない」というスタンスをとるようです。 ●インターネットでもメール・掲示板・IMなどコミュニケーションに使っていればいいのですが、どうやらファイル交換ソフトだけを使っているようです。あまり感心する使い方ではないので、早く卒業?してもらいたい、というのがA君の想いですね。 よくよく聞いてみるとB君はコンビニのバイトなどもたまにやるようなので、外的接触ができないというわけではなさそうなので、やや安心できそうです。