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田んぼ土と畝立て機(溝俊器)
以前、ホンダの耕耘機に取り付ける畝立てで質問させていただきました。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5631019.html 耕耘機の溝俊器を買おうと検討している旨の質問でした。 まだ購入には至っていないのですが、あれから農家の方にお会いして、溝俊器の話をしたところ、こんなことを言われました。 「あんたのところの土は元々田んぼ土で、泥みたいになってるんだから、畝立て使うほうが大変なんじゃないか」 その後、あんたみたいな小さな土地でこんなでかい耕耘機は必要ないとか、もらいものの耕耘機なんかすぐつぶれるぞ、なんて非常識なことを言われたのですが、まあそれはそれとして、その方の言っていた畝立てを使うほうが大変だというフレーズが引っかかっています。 確かにかなり水はけの悪い粘土質の土(雨の後などは、スコップで20cmほど掘ると、水がしみ出てきます)ですが、だからといって畝を作るとき、手作業より溝俊器を使う方が大変になってしまうということがあり得るのでしょうか。 現状でもかなり高畝にしていますので、その労力がいくらかでも軽減できればと思っていたのですが。 その場でその方に聞けばよかったのでしょうが、こちらも頭に血がのぼっていましたので、聞く機会を逸してしまいました。 ご存知の方おられましたら、ぜひご助言ください。よろしくお願いします。
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こんばんは 基本的に手作業より大変になってしまうことはありません。手作業より大変になってしまったら溝俊器の意味がありませんからね。 ただ溝俊器も万能ではありませんから、得意 不得意があります。得意分野で使ってあげると手作業より楽になりますが、苦手分野だと、かえって手作業より大変になってしまいます。 溝俊器は上から土を押しつけて畝を立てるのではなく、左右に土を押しつけて畝を立てるので、高い畝立ては得意ですが、低い畝立ては苦手です。また耕耘して畝を立てるのではないので乾いた土での畝立ても苦手です。 これはhana-hana3さんのリンク http://blog.goo.ne.jp/fujiken1847/c/cb084b063a48eaa4b6a941a2bd55a46c でわかるように土の塊が多く畝が崩れていますよね 「湿った土の方が大変」とありますが、どっちもどっちだと思います。確かにタイヤの空転が多くなり機械の操作が難しくなりますが、土は崩れにくくなり、畝がきれいに仕上がります。 乾いた土と湿った土を握りしめた時、よくまとまるのは、湿った土の方だと思います。畝立ては、これと似たような原理で出来上がるので、畝を立てるのにも若干湿った土の方がタイヤの空転も起こりにくく、きれいに畝立てが出来ます。 結局のところ畝立ても、どの機械を使うか、土の状態はどうか、という事を見極めることが大切です。 溝俊器以外にも畝を立てる機械はありますしね。 http://www.kubota.co.jp/saienclub/index.html http://www.jnouki.kubota.co.jp/jnouki/html/sakumotubetu/taikei/marutiuneseikei.html
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- goncici
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年配の農家の方の中には、経験の短い方のやることなす事否定してしまう人がいます。 今の自分がやっていること、知っていることがすべての方が多いですね。 そういう方のいうことは聞き流して結構です。 あと、粘土質だからこそ大きく重い耕耘機が必要です。 軽いとロータリーの回転力で耕さずに前に進むだけになってしまいます。 力が弱いと無理がかかって早く壊れます。 もらい物でも5馬力なら立派に使えます。 農家では20年は普通に使いますよ。
お礼
近隣の農家の方は本当に親切なのですが、お年寄りは遠慮がないところもあり、いただいた情報は自分で取捨選択するようにしています。 今の状態でいいのだ、と思えるうれしいご回答がいただけてよかったです。 ありがとうございました。
>うちで借りているのは、周囲をぐるっと土を高く盛って畑をぐるっと囲った状態になっています。 もともと田んぼだったようなので、畦(あぜ)だと思います。 排水のことだけを考えれば平らにしてしまった方が良いです。 が、段々畑では、大雨などで土が流出しやすいです。 また、地主さんの許可も必要でしょう。 畦も田んぼの一部で、所有者がありますのでご注意を。 畦の一部だけを切るか、パイプを埋める程度にしましょう。 hana-hana3さんのリンクはこちらですね。 http://blog.goo.ne.jp/fujiken1847/c/cb084b063a48eaa4b6a941a2bd55a46c カチカチになった土を、あまり細かくせずに畝を立てようとすればこんなことになります。 この畑でも、もう少し細かくできれば土が乾いていてもきれいな畝ができます。 ただ、管理機で土を細かくするのは手間がかかりますけど。 やっぱり有機物を入れて「いい土」を作りましょう。(笑)
お礼
再回答、ありがとうございます。 今、牛糞堆肥をいれて耕すということを繰り返しています。ただ、表面排水に関して知識がなく、ふと気づいたときに、うちの畑だけ畦が高いことに気づいたのです。 下の畑の所有者にうかがって、畦を切って明渠にしようと思います。 親切なご回答に感謝感謝です。ありがとうございました。
- kingwel
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追加質問に気づかず、すみませんでした。 排水設備は1部分を削った方が容易で楽だと思います溝俊器を使用すれば出来ると思います。田んぼでしたら、排水口があるはずですから。排水口に向かって、出来るだけまっすぐに作ってください。カーブが多いと土の削れも激しいので、ですから、四隅を排水溝にするのが理想的ですが、土が多くて高く、水が流れないようでしたら、溝を深くして、それでもだめでしたら 平らにしたほうか、よろしいかもしれませんね。
お礼
追加質問にまで答えていただき、ありがとうございます。 四隅を排水口にするというのは非常に現実的でやりやすい方法かもしれません。ぜひ検討させていただきます。 やれる方法から試してみます。ありがとうございました。
田んぼに溝を掘り、排水して田んぼを乾かすのが先です。 畝を立てる前に一度耕した方がいいですが、その時に土が乾いていないと土を練ってしまって後の作業が大変です。 畝立機を付けると走行抵抗が大きくなり、なかなか前進しません。 土を練ってしまうとなおさらです。 動いても、まっすぐにならなかったり、機体が傾いて危険です。 手作業ではすぐにバテてしまうでしょう。 また、雨が降ったらじるじる、乾くとカチカチでは作物も育ちにくいです。 出来るだけ有機物を入れてやりましょう。 「いい土」になると、水分もうまくコントロールしてくれます。 畝立機で作業するときは、ロータリーの爪を外向きにしてやると、走行抵抗が少なくなります。
お礼
なるほど。勉強になりました。 今、畑の排水について調べているのですが、どうやらうちで借りている休耕田は、そのまま田んぼとして使っていたようです。 段々畑になっているのですが、隣の畑はそのまま水が下に落ちるような平たい畑なのですが、うちで借りているのは、周囲をぐるっと土を高く盛って畑をぐるっと囲った状態になっています。 また別に質問させていただこうと思っていますが、このような場合、土を盛った部分をすべて平らにならすのがよいのでしょうか。 それとも水路になる一部分を削って、水を落とす仕組みにすればよいのでしょうか。追加質問で申し訳ないのですが、もしこちらをごらんになって、やり方をご存知でしたらご回答お願いします。 ご回答ありがとうございました。ロータリーの爪を外向きにするというのは目からうろこでした。
お礼
具体的なご説明、感謝感謝です。 そう言ってもらえると、モチベーションがあがってきます。うちは水はけの悪い粘土土で、常に高畝にしているので、むしろ都合がよいということですね。 独学でやっているので、なかなか知識や理屈が分からず、ここでたびたび質問させていただいています。 リンクも参考にさせていただきます。ありがとうございました。