- ベストアンサー
わさびは中国、韓国でも使うか
わさびは中国や韓国の伝統的料理でも使いますか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私の考えですが、中国でも韓国でもおそらくというかほぼ確実にワサビは使わないし使う用途がないと考えます。例外がないとは言いまえんが。 その理由はハーブ・スパイスの歴史と用途からです。 欧州ではハーブと呼ばれている薬草から始まった芳香植物を料理に使い始め、その後は更に強い香りと辛味を求めてインドからのコショウを求めました。 一方インドを始め東アジア地域では、コショウ、クローブ、トウガラシなどを始めとする辛味が強い主旨由来の植物を香辛料として多用して来ました。 この様ななかにあって唯一日本は、辛味が強い香辛料を拒否しました。実は、奈良時代の日本にもクローブが伝わっています。しかし日本の料理に合わないのです。 海に囲まれて常に新鮮な魚介類が食べられる日本にあっては、臭い消しのための香辛料は不要で、むしろ生魚の味を引き立てるワサビ、ショウガ、三つ葉、防風、浅葱、ユズ、スダチなどといった優しく高貴な香りを漂わせる芳香植物こそが最適だったからです。 逆にこの様な日本独特の薬味類は、他の国の料理には合わなかったでしょう。ですから他の国で使われている可能性は極めて低いと推定しています。 喩えて言うなら、和服になぜハイヒールを履かないのか。ウエディングドレスになぜ草履を履かないのか、その様に考えると分りやすいと思います。
その他の回答 (2)
- yanhua
- ベストアンサー率72% (508/701)
■中国のこと。 伝統的中華料理でのワサビの利用は体験したことはありませんが、現在はかなりの中国人がワサビを知っていますし、食します。日本食経験者は刺身・寿司(都会では多い)で使います。 家で食すかと聞くと、好きだ普段家でも使うとの答え。どうやら日常中華食でも使う様子です。 中国では、川魚が主体で、鮭・鮪は近年普及してきた食材ですが、これらに代表される魚料理に使うことが多いとのことでした。好きな人は香辛料の一つとして適当に使うそうです。 殺菌作用と香辛野菜として長江一帯を雲南省他で栽培されていますし、また中国内でチューブ入り練りワサビも製造販売しています。 言葉の面から探ると、 山葵 一般中国語辞書には記載有無に差異あり 百科事典:山葵[学名]Wasabia japonica 原産地 中国大陸(筆者注:これは中国の面子?)、日本 別称 山?菜、哇沙密、澤山葵、渓山葵 注:哇沙密washamiは日本語音に漢字音を充てた? 通用語としては瓦沙比washabi他もあり。 一般人には、ワサビと黄色の芥子や芥子菜(からしな)との混同あり。 芥末 (黄色い)芥子粉 芥末子 野菜のからしな 芥末菜 芥子子や芥末を使った料理(菜=料理) 緑芥末 これは色で区別している例、わさびのこと。 *西洋から伝来の香辛料の解説『西餐香料大全-香料史語』には、諸種香辛料と併記して、辣根=洋山葵とあり。 香辛料、漢方薬としての紹介が主だが、料理法では、加熱食品に使用は不適との解説あり。 *以上から、植物としてのワサビは昔から中国にもあり、西洋山葵も伝来した。用法としては香辛料と薬用。 近年の諸記事及び実情は生鮮魚類食での香辛料である。中国での食材としてのワサビの利用は日本食の影響で一般化しつつあると解釈します。 ■韓国のこと。 韓国料理でのワサビの歴史的状況は不案内ですが、 現在は山葵海老、山葵焼肉など、寿司や刺身以外にも使っています。
お礼
お礼が遅れてすみませんでした。最近では和食がずいぶんと中国でも一般化していると聞きました。しょうゆもずいぶん売れているそうですからわさびも使うでしょうね。ありがとうございました。
- x1va
- ベストアンサー率26% (802/3006)
たぶん使わないのでは。 中国語と韓国語(両語とも理解はしていません)のWikipediaを見たけど、日本の食材として記述されているみたいなので。 中文版Wikipedia http://zh.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E8%91%B5 韓国版Wikipedia http://ko.wikipedia.org/wiki/%EA%B3%A0%EC%B6%94%EB%83%89%EC%9D%B4
お礼
お礼が遅れてすみませんでした。中国語のウィキペディアがあるとはしりませんでした。ありがとうございました。
お礼
お礼が遅れてすみませんでした。和食にあう独特なスパイスがわさびということですね。ありがとうございました。