• ベストアンサー

自治区

中一です。パレスチナ自治区、モンゴル自治区、そもそも自治区って何ですか?国とはどう違うのですか?又、パレスチナとイスラエルは何故戦争をしているのですか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#119957
noname#119957
回答No.3

WW2以降の話。。 その辺はイギリスの植民地。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Colonization_1945.png 当時、イギリスは、パレスチナにもイスラエルにも独立させる約束をしたにもかかわらず、イスラエルのみ独立させました。以降パレスチナ人の住む領域は、徐々にイスラエル人により狭められていったというわけ。それでいさかいが続いているわけです。もともと、約束を守らなかった宗主国であったイギリスが悪いかと思います。 自治区は国家ではないが、どこかの国の下で自治させるという意味ではあっても、実際は植民地のようなものです。 モンゴル自治区というのは、モンゴルでなくて、中国に編入された部分のモンゴルです。モンゴル人が住んでいます。自治区の人々はモンゴル領に戻したいようですね。内モンゴルともいいます。 中国には、他に東トルキスタンという自治区があります。ここにはイスラム教信者で中国の漢民族とはちがう人々がすんでいます。また、ほかに、チベット自治区もあります。どちらも中国からひどい弾圧を受けていますので独立を望んでいます。 世界には、本来その土地の民族として住んでいたにもかかわらず、自分たちの思うようにできない人々も居るわけです。日本もそうはなりたくありませんね。

412641
質問者

お礼

ありがとうございました。これから色々勉強したいです。

その他の回答 (2)

  • kntmtty
  • ベストアンサー率22% (2/9)
回答No.2

パレスチナの件はすでに回答されているので、国家の成り立ちや自治区の考え方について説明します。 二度の世界大戦より前の世界は、日本の戦国時代さながらの状態でした。したがって、力の強い領主が他の地域を奪い合い、それぞれが自分の土地を主張していました。 戦後になり、人種差別が撤廃され、国家の多くが民主主義になると、宗主国からの自治・独立を望む運動が盛んになりました。結果、東南アジアやアフリカの国々は国家として独立しました。 しかしながら、国家の中でも民族が単一というわけにはいかず、政治や宗教の考え方の違いで相容れない問題が生まれました。すると、少数派に当たる民族は自治を要求します。 平和的に独立や自治へと進む場合もあれば、主張に折り合いがつかず内戦・分裂を引き起こす場合もあります。(旧ソ連や旧ユーゴスラビアなどは分裂) 隣国の中国が多くの自治区を有する原因は、他民族国家であり、中国共産党が内戦に勝利する以前には少数民族の自治権を認めていたためです。(しかしながら、現状としては自治運動を反乱運動として弾圧している模様です。)

412641
質問者

お礼

ありがとうございました。新聞とかもっと読みます。

  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.1

日本のように、ほぼ単一民族がひとつの島に暮らし、ひとつの国を作っているのは、世界から見てむしろ珍しいほうです。意外と知られていませんが、日本と同じ島国のイギリスは元々3つの国が集まったもので、間でも「グレートブリテン連邦」というのが正式名称です。 大陸になれば、国境はあっても同じ国の中に様々な民族の人々が住んでいるのが普通です。民族によって生活習慣が違ったり、お祭りや祝日が違ったりして、これが対立の元になったりするわけです。 そのため、大きな国の場合、明らかに違う民族が多く住んでいる地域に対して「自分の民族の方法で生活を作っていいよ」と管理の一部を任せるのが自治区となります。 生活といっても、たとえばイスラム法の国なら一夫多妻だったりしますので、民族の生活スタイルに合わせた法律も必要ですし祝日も異なってしまうのです。これを実現するために、場所を区切って「自治」を行います。国と違うのは、外交や税金の徴収は中央政府が決めたとおりに行うなど、国なら自分たちで決められることが一部できないことです。 パレスチナとイスラエルの戦争は、2000年以上前の民族対立に由来します。 イスラエルの神(エホバ)はイスラエル人に「私だけを信仰するなら、あなたがに約束の地を与えよう」と旧約聖書でいったので、イスラエルはイスラエル人の国となったのですが、その後イスラエルの国が滅んでしまい、イスラエル人(ユダヤ人)は世界に散ってしまったのです。 これが第二次大戦後、イギリスの首相が世界中に散らばっているユダヤ人を集めなおして、約束の地に再度イスラエルを作ることを約束して実行されたのですが、その場所にはすでにパレスチナ人が住んでいたのです。 このときパレスチナ人は土地を追い出されたために、戦争の元となったのです。 また宗教的にも問題があります。イスラエルの神はエホバなのですが、これはイスラム教の神アラーと同じといわれています。またキリスト教のイエスキリストの父である神もエホバだといわれています。 (イエスキリストは聖母マリアが神エホバから処女受胎して生んだ「神のひとり子」といわれています) このように(事実はどうであれ)エホバ神を中心とした祭壇や教会がイスラエルの首都エルサレム(ただし公式にはテルアビブが首都)にはたくさんあり、ユダヤ人(イスラエル人)もイスラム教徒もキリスト教徒も、エルサレムを聖地だとしているのがまた問題なのです。 つまりイスラム教徒もこの土地を自分たちのものにしたいわけで、それが戦争の原因でもあります。 このような自分の国を持たない民族は他にもいて、有名なのはトルコ・イラン・イラクの山岳地帯にまたがるクルド民族です。 このように「国」が1国で1民族で住んでいる日本はとても珍しい国です。それでも沖縄やアイヌなど少数民族の文化があることも忘れてはなりません。

412641
質問者

お礼

ありがとうございます。よくわかりました。

関連するQ&A