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共依存が周りを不幸にするのはなぜ?
wikipediaで共依存について調べていたところ、このような記載がありました。 周りを不幸にするのはどうしてなのでしょうか? これは、全ての共依存のケースに当てはまるのでしょうか?DVの関係にあったり、お金をむせびとられているような関係であったり、そういった相手に大切にされていない(ように周囲からはみえる=幸せではない)場合のみを指しているのでしょうか? 共依存関係であってもお互いが共に仲がよく問題ごとが起こっていない場合でも周囲を巻き込み不幸にしてしまうのでしょうか? ご存知の方、よろしくお願いいたします。
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こんにちは、 少し心理学をかじっただけの素人ですが… この共依存は、wikiに記載があるように、 「ある人間関係に囚われ、逃れられない状態にある者」と定義つけられています。 元々、この「共依存」という言葉自体が、問題(トラブル)のある人々や家族を調べ、そこから、 導き出した概念ですので、共依存と問題は、表裏一体の関係だと考えられています。 そして、共依存の場合は、DVでもアルコール依存でも、親子関係でもそうですが、 必ず、依存する側と依存される側の人間がいます。 どちらが、加害者でどちらが被害者になるかは、一概に言えませんが、必ず被害者が生まれます。 何故なら、被害者は、自由意志を奪われるからです、依存関係が深くなると 厄介なことに、自由意志を奪われていることを意識の上で気づくことが出来なくなりますが 被害者の無意識は意志を奪われていることを知っていて、依存関係から逃れようと、 無意識的な自殺的な行為を繰り返す場合があります。 ※自由意志を奪われた人間は死を志向します、死んだ方がましだからです。 M・スコット・ぺック博士の『平気で嘘をつく人たち -虚偽と邪悪の心理学-』では、 無意識に自殺を繰り返す夫、とその妻との共依存関係の事例が紹介されています。 依存ですから、周りに寄りかかり、無意識であっても、 周りの人間との関係性をコントロールしようとします、 そして、コントロール可能な被害者を見つけて、依存関係を作ります、 もちろん、被害者側にもコントロールされる様々な要因があるのですが、 子どもなどに依存し被害者の正常な人間関係を作る能力の発達を奪うことは、 邪悪さ以外の何者でもありませんし、この邪悪さが、周りの不幸を生み出します。
お礼
定義を誤解していたようです。字面通りに、持ちつもたれつの依存関係の両者を共依存だと解釈していました。コントロールする側とされる側に明確に分かれるんですね。 分かりやすいご回答ありがとうございました。