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grotesqueな映画などを好む心理を教えてください。
R指定されている様なものを好む心理を教えて欲しいと思います。 ゾンビもの・死体・虐殺ものなど… 一般的な「人それぞれ好みがあって良いと思う」というような回答ではなく、心理学的な解説が欲しいと思います。 宜しくお願いいたします。
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私のような人の心理、ということですね(笑)。 以下は私個人の自己解釈です。 ゾンビでも腐乱死体でも虐殺でも、要は非日常的刺激を好むのではないかと思っています。 加えて、見ても別段嫌悪感等を感じない、という表現が近い気がします。 個人的にはゾンビは「ギャグ」で、死体などが非日常刺激と感じます。 一つには「好奇心」があると考えます。 今の日本社会で死体に触れる機会はほとんどありません。 知り合いが亡くなった場合でも、キレイに服を着せられ化粧をされ、 そのキレイな状態のまま火葬炉へ入っていくわけです。 一方で、人が死んだまま放置されれば次第に腐敗していくでしょう。 自然界でどちらが「普通」なのかは言うまでもないですが、自然に土に還っていく 過程を見てみたいと思う心理はありますね。 二つ目には「現実感をゲームや映画に求めたい」ということがあります。 米国で顕著ですが、あちらでは戦争ゲーム等で殺人をする内容でも、年齢制限は 割と低いです。年齢制限の最大の鍵は出血表現・死体のリアルさです。 例えば、銃で人を撃った場合に出血なし、怪我の表現なしでただ倒れる、といった 場合、個人的に物足りない感じを受けます。 物足りないとは、嘘くさい・キレイ過ぎと同義と思ってください。 一方で、同様に撃った場合に血煙が上がり、武器によっては体が損傷し、 死体の周囲に地溜まりができるようなゲームなら、リアルだな、と感じます。 映画等も同様です。 これだけですと、血まみれ死体がリアルだからいい、と誤解されるかもしれませんが、 私が感じるのは「キレイに人が死ぬ」ことへの違和感の方がかなり大です。 因みに私自身はお葬式等での遺体は数回見ましたが、腐乱死体やら血まみれ死体やらは 一度も実際に見たことはありません。 私は一応心理学徒の端くれでしたが、異常心理学は極端な研究(本当に殺人を犯すレベル)の 研究ばかりで、社会生活をしつつ所謂残虐表現を好む心理の研究は記憶にないため、 犯罪者レベルの心理研究しか分かりかねます。 以上、個人的な自己観察内容程度になってしまいましたが、ご参考になれば幸いです。
お礼
回答ありがとうございました。非日常の刺激を求めてのことだと解釈しました。ただ、その刺激を求める様になった原因(理由?)の様なものにまだ興味があります。例えば幼少の頃に体験した~~がきっかけでとか、そういったものに共通する点はないでしょうか? 犯罪心理学的な回答でも構いません。ご面倒でなければ再度回答お願いしたいと思います。