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存在しない寺が授けた戒名
お伺いします。 有名石材店の営業マンに祖父母の浄土宗の生前戒名を世話(仲介)してもらい五十万円(2名分)を支払いました。 静岡にある「○○寺」という寺が授けた。本山は(東京)芝の増上寺(浄土宗)。ということだけは教えてもらっていました。 もう少しで満4年が経つところです。授戒してくれた寺はどこだろうと「浄土宗、静岡、○○寺」というキーワードで検索してもそれらしき寺はなく、芝、「増上寺」のHPやその上の組織「浄土宗」のHPから入ってメールを送り、この寺のことについて聞いてみました。 結果は「増上寺」も「浄土宗」もこのような寺は存在しないとの回答でした。石材店(会社)でもそのような寺が存在しないことは一応は分かっているようです。 この営業マンあるいは石材店(会社)は詐欺などの罪で訴えることはできるのでしょうか? 会社側がこの営業マン(現在は退職)に授戒した寺院について尋ねても何も言わないそうです。 正式な浄土宗の寺が存在しない戒名は無価値だから、それに支払いを求めることが詐欺だというのが私の考えです。 しかし、正式な寺が授戒した戒名でなければお金を支払う価値がないという考えは主観的なものだとも考えられます。なぜ、正式な寺でなければいけないかと言われれば、それでなければ仏を成仏させる効力がないと思われるからです。しかし、この世のものではないそのような「効力」にはこの世の法では規制できないと思います。 このように実際の寺院が存在しない戒名に支払いを求めることは社会通念上詐欺と認められるのでしょうか? また、社会通念上詐欺と認めることが難しい場合に、仮に詐欺で訴えた場合、結局相手は無罪になり、こちらが逆に名誉毀損などで訴えられるなどということはあるのでしょうか?
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戒名は寺が授けるものではなく僧侶など先達が後輩や僧籍新参者に与えるものです。 その人がどの宗派に属するのかで寺名を言うことがあるのは一般の人にはその方が通りいいからです。 死んだ人は、現世からあの世に旅立つのに僧籍を受戒して旅立ちます。 その時に僧籍の名が必要ですから戒名が必要といわれていますが、俗名でもかまわないのです。 受戒の費用がいくらかは相場や定価はありません。 本人のお布施ですから、初詣のお賽銭程度でもかまわないのです。
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- wild_kit
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そのお金がどこへ行ったのかが気になります。 会社にも明かしていないということで、詐欺が疑われます。 また、会社もそうした事態を知っていたのですから、業務上の責任を問えるのではないかと思います。 生前戒名という良い志(というか本来のあり方)を踏みにじるようなことをされて、このままでは済まされないでしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >会社にも明かしていないということで、詐欺が疑われます。 やはり詐欺なのでしょうかね。
- terhi
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結果から言えば詐欺は成立します。 この場合、戒名を授け50万円受け取った事が詐欺では無く、静岡の○○寺と言う浄土宗の寺が授けたと言ったのが詐欺に当たると思われます。 どちらにせよ生前戒名など余り良い物では無いと思います。 どこの寺の檀家にも成らず、公営の霊園に入って、宗派も関係無いと言うなら別ですが、どこかの寺で永代供養してもらうなら、そこの檀家に入って戒名もそこで付けてもらうのが礼儀ですから。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >そこの檀家に入って戒名もそこで付けてもらうのが礼儀ですから。 他でもちょっと勉強してみましたが、おっしゃる通りのようですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >戒名は寺が授けるものではなく僧侶など先達が後輩や僧籍新参者に与えるものです。 そうなのですか。分かりました。