以前、機会があり米の食味会の審査員をしていました。
北海道米はそれまで、美味しくないのが定評でしたが、「きらら395」あたりから変わってきたように思います。水気の足りない味気ない土っぽさが薄くなって来た記憶です。それでも、総合の食味順位は後ろを競っていました。学食の米かなあ。(ほしのゆめ登場以前の話し。年にもよりますし、今は良くなっているかもしれません。)
「ほしのゆめ」は色つやもよく、透明な味がして、びっくりしました。こしひかりより甘みはないですが
逆にこしひかりの甘っぽさを嫌う人には美味しいと思います。順位も10位台後半(約40品目中)だったでしょうか。優等生という感じ。どっかのこしひかりよりも上だったです。
北海道米の以前のイメージが強い人からは冷えたものを食べないと分からない、という意見があったように
思います。
ちなみに米を味あうには、ほんの少しを口に入れてどろどろになり、自然にのどを通るまで噛むのが良いようです。最初の味、香り、噛んだ感じ、のどごし、後に残る甘み。ほとんどが、水の味、品種の味に加えてあとは太陽と土の味。風土と結びついているのを感じました。水の味の要素が大きいでしょうか。(炊く水の影響はありますが気にならない範囲と思います。)
choko65さんが主婦でしたら、何人かで持ち寄って比べてみると楽しいと思います。
数年前の記憶の話で、はっきりしないところご容赦下さい。