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「ひひおやじ」のことで
好色な年配男性をののしる言い方として、「すけべえおやじ」の他に、 「ひひおやじ」というのがあって、 この ”ひひ”というのは動物のひひから来ているようですが、 そんな風に「ひひ」が引き合いにされるのは、どういう理由からでしょうか? それと、「ひひおやじ」、「ひひじじい」のように、 もっぱら、ある程度の年齢以上の場合に使われると思いますが、 どういう理由からでしょうか?
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補足です。 日本の伝説ですが中国の影響を受けている可能性はあります。私が子供の頃は石見重太郎の狒々退治の話が挿絵つきでありました。狒々は千年以上長生きした猿だと信じられていたようです。アフリカの狒々と関係があるのか、伝説のような動物を知ったとき、狒々と名づけたか、どちらが早いのか分かりません。このような例はキリン、シャチ、 竜、獏、などたくさんあります。一般には伝説が先と理解してよいと思います。
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すけべえ親父はそう思う人との年令差で、対象は若いことがあります。15才の少女から見れば35才の男性は充分すけべえ親父となりえるでしょう。 ヒヒ親父はヒヒとの顔の比較(イメージ)からもっと年配者になります。江戸時代は40才を過ぎると人は悟りを開き、仕事から引退し、静かに余生を送るという武士の願望或いは現実があったようです。そのような大人は若い女性に、もはや関心を示さないと世間は見ていたのです。ところが全ての人がそのような心境に達するわけでもなく、ヒヒ親父と呼ばれても仕方のない悟れない男たちもいたのです。現在は不倫とか援交という言葉が生まれ、寿命も延びたので、比喩やあだ名は別として、ヒヒ親父と呼ばれるためには60才の定年を待つことが必要でしょうね。 なぜヒヒが使われるか、No.1の方の説明どうりだと思います。欧米では色で表すようです。(スペイン語ではベルデ つまりグリーンな老人などと表現します)
- fine_day
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ひひ・「狒狒」の伝説では、若い女性をさらったり、人身御供として差し出させたりといった話がよくあります。このため、若い女性の好きな男性を狒狒に例えることが多いようです。 狒狒の絵を見ると、しわが多く髪を振り乱した様子のものが多いですから、年老いたイメージがあるのではないのでしょうか。
補足
ありがとうございました。 ひひについては、アフリカ辺りの動物かと思ってましたが、 ご説明いただいたような伝説は外国でのもので、日本でも良く知られているというようなことしょうか? それとも、日本にもそういう伝説があるんでしょうか?
お礼
補足も含めて、詳しくご説明いただいて、大変ありがとうございました。 ちょっとした言葉でも、いろいろな奥行きがあるものだと、改めて感じました。