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八幡神社が氏神の場合、神田明神はNGですか?
はじめまして。 私の地域の氏神様は八幡様なのですが、崇敬は神田明神にしようと思ったのですが、八幡様は源氏の神様、神田明神は平将門が祀られています。この場合はNGなのでしょうか? 神田明神の氏子は成田山には行かないといいますし、やめたほうがよろしいでしょうか? ちなみに神田明神の答えは「本人の気持ちによるものなのでお答えできません」とのことでした。
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- michael-m
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将門公は祟り神のように言われていますが、これは京都(朝廷)側からみた話であって、貴族の圧制に抵抗した関東の守護神なのです。 だから神田明神の氏子は成田山に詣でないと言います。成田山は将門追討の戦勝祈願の寺だからです。 この他にも都内各地に将門関連の神社や、朝廷側の寺社が幾つもあります。 江戸城主は将門の塚を祀った手で神田明神も大切にしています。日本には祟りを起こすほどの強い霊力を持った人を祀る事によって守護を得ようとする信仰形式があります。これは悪魔崇拝などとは違う独特の信仰だと思います。(八幡も同じですね。道真は本来祟り神として祀られたのです) つまり神に祀ることに対し、敵も味方もないのです。ノーサイドの精神を一番実践しているのが本来の日本の風習です。 従って、こだわるか否かは人ぞれぞれでいいのではないでしょうか? 今ではそんな意識も薄れているし、外からの移住者の方が多いので関係ないですよね。京都の人だって噛んだ明神に参詣に来ているはずです。 神田周辺に生活している人だって成田山に行ってるはずです。 言われたからやるという姿勢が一番良くないと思います。 関係を知った上で両者を参拝すれば、自ずと向かい合う気持ちに、ある種の意識が生まれるはずです。 別に源氏と平氏だからというのであれば、関係ありません。むしろ平氏は清盛に代表されるように家族を大事にしましたが、源氏は頼朝の様に同族でも打ち滅ぼしています。だから、氏で変わるわけでもないのです。 こだわるならば、自分の先祖がどちらであったかを知って選べばいいだけです。 もっとも戦国以降、人々は金を払ってでも源氏の家系に属したというので、あまりあてにもなりませんが…。
お礼
ありがとうございます。 人の尺度で考えてしまいました。