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一般人のインタビューは何の意味があるのか?
近年ニュースで「一般人の声」というものなのか、街頭インタビューで有名人の動向ニュースなどについて感想を求めていますが、当たり前のことしか言いませんよね。非常識なあるいはちょっと個性的なコメントと言うのはおそらくはねているのだと思うのですが、そうすると、全く予想通りの何のインパクトもない感想を述べている人の映像だけ流すと言うことになっています(90パーセント以上そうだと思う) そういうものに、どういう意味合いを持たせているのでしょうか?どうも私はよくわかりません。なにか、「これ以外の感想を持つのは異端だ」とでも言外に言われているようであまりいい気持ちはしません。
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正式な世論調査をするのが面倒なため、数人の通行人に意見を言わせて、さも正式な世論調査をしたかのように装うため。 もっと言えば、その放送局やその番組プロデューサーが、世論を操作しようとして、一方的な意見のみを集め回って放送電波に乗せる。 たとえば、内閣支持について、街頭インタビューをする際、その放送局が内閣を支持していれば、支持派のインタビューばかりが放送されるし、内閣不支持ならば、不支持派のインタビューばかりが放送される。 なお、冒頭に「正式な世論調査を・・・」と書いたが、定期的に行われている、新聞各紙(資本提携のあるTV局もそれぞれ加わっている)が行う、内閣支持調査もその新聞社の時の政権支持派、不支持派によって、結果が異なってくる。もし、その新聞社にとって都合の悪い結果が出た場合、ばれない程度に数パーセントの修正を加える。これを俗に 「鉛筆を舐める」 という。具体的に言うと、日経新聞系、読売新聞系、産経新聞系は自民党支持派、朝日新聞系が不支持派。これは過去の内閣調査率の発表ではっきりわかっている。 そもそも、新聞というのは、その論調により世論を操作するのがひとつの使命なので、”修正”のうちに入る程度の世論調査結果の操作はあって当然であり、新聞を読む際は読者はそれを差し引いて考える。新聞ってのはそういう媒体である。 麻生政権末期の内閣支持率の結果発表の際、日経系、読売系の内閣支持率調査が、朝日新聞のそれと大して変わらなかったので、 「ついに自民支持系マスコミすら自民政権を見限った」 と話題になった。麻生はその空気も読めなかったらしいが。 で、TV局というのは新聞社から資本を出してもらっているので、基本、報道については資本元の新聞社の姿勢が影響してくる。 ところが資本さえあれば誰でも発行できる新聞とは違い、お国(昔は郵政省、現在は総務省)から放送免許をもらわないと活動できない企業なのであまり露骨な”修正”はできない。政府に目をつけられて、いつぞやの ”テレビ朝日、椿報道局長の問題発言で放送免許剥奪か!?” みたいな事件がおきると困るので。 そこで街頭インタビューなどでこっそり”世論誘導”みたいな事をやっているのです。
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- ryuken_dec
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テレビで重要なのは「絵」。 事実やデータだけ流すならテレビは必要ない。 ニュースバラエティなどを見ていても事実を伝えるのには不要な再現VTRやフリップや現場映像を流す。このようにテレビの意味を持たせるために必要なのは「絵」。 ただ「火災がありました」と事実を伝えるだけではテレビの意味が無い。焼け落ちる住宅や爆発する化学工場の「絵」が重要。
お礼
ご回答ありがとうございます。 以前のNHKニュース(現在もBSニュースなど)で健在な、事実のみの報道というのは、実に無駄がなくすばらしいです。「絵」はちゃんとありますし。
- honde
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自分で意見を言うと責任を取らされるので、それを避けるためのマスコミの卑怯な手段。 責任逃れという意味がある。
お礼
ご回答ありがとうございます。 アナウンサーが意見を言うのは禁止ですからね。
- yamame17gou
- ベストアンサー率39% (701/1764)
「一つの事実の発信→受信」 社会通念上の不適切なものは当然除外、程度なもので成立しています。 問題提示等が命である為、腐心しまた時には無関心的な現状報知の為の事実例も使っています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 問題提示 というものが重要だと考えているのですね。
- potachie
- ベストアンサー率31% (1065/3387)
日本のマスコミは、意見を言うコトに対して、かなり消極的です。 世間話でも、○○さんがこういってたよ、と言うのと同じで、他人に自分の意見を代弁させているんです。 (消極的になる主な理由は、単なるお役人が放送免許を左右できるので、目立ちたくないんです。極端な書き方をすると、お役人の利権が怖いからです)
お礼
ご回答ありがとうございます。 しかしどうでしょう?意見など放送側は言わなくてよくないでしょうか?事実だけを流す。あとは勝手に判断してくれ、という姿勢はないのでしょうかね。
同感です。 一般人へのインタビューは、 お飾りみたいなものですよね。 東京オリンピック誘致の時も、 「東京が落選して、残念です。」っていう意見の人ばっかりだったし、 今回藤井裕久財務相の辞任のことでも、 「体調が心配です。」とか。 藤井さんのことは、 本当に体調だったら、 年齢から言って、「最初に任命する時から気づけよ。」とは、 思いますけどね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 飾りは何も主張しなければいいのだが、どうも、人畜無害な主張をするからある意味積極的なのです。 例に挙げられているような、「オリンピックの件残念です」だけでなく、「ああ、よかったのじゃない?」という声を混ぜることこそ公正なのでしょうがね。それがない。やはり、マスコミが言いたいことを言わせているというだけなのでしょうかね?
- mojitto
- ベストアンサー率21% (945/4353)
“お約束”です。
dogdayさんの回答の通りです。 マスコミの隠れ蓑として、使われているだけです。 もともとマスコミは、公明正大、正義を全うするものではありません。 偏向、欺瞞、おべっか、瞞着なんでもありのヤカラです。 自分の意見を代弁させるための道具として、街頭インタービューをしているだけです。 街頭インタービューを見たら、それが局の私見だと思えば腹も立ちません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 マスコミニュース報道は、基本的に、ただ事実だけを述べればよいのではないかと思うのですが、その意見表明にこだわるのはなぜなのでしょうね。 それにしても、局の私見というのは、オリジナリティ個性も何もないものですな。
- dogday
- ベストアンサー率29% (2313/7949)
報道の偏向性を緩和するためです。 報道局や製作者によりなんらかの恣意は入るわけで、多数の一般人の声の比率で、自己の正当性をコントロールします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そもそも、恣意などをニュースに盛り込むのは邪道じゃいですかね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 街頭インタビューというのは、テレビ業界にとって料理しやすい材料なんですかね。自社の主張にどのようにでも製作利用できる。そういうことまでやらないと、経営が成り立たないものだろうか。こういうのが汚いと思いますね。 大変わかりやすい解説です。