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法案の可決とかって議員の多数決ですよね?
法案の可決とかって議員の多数決ですよね? それなら最も議員が多い党の意向が反映されますよね??
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もちろん決議は多数決です。 その決議に持っていくまでに、与野党集まって委員会で話し合います。 それでも妥結に至らなかったら強行採決となります。 が、この強行採決、自民党政権と民主党政権では大きく性格が異なります。 審議拒否という言葉を聞いたことがありますよね。妥協点が見いだせないために放り投げます。 そこで自民党政権ならば「野党の政調会長と調整し・・・」という報道がなされ、また話し合いをします。 それでもタイムリミットがあるので、採決はしなければなりません。廃案にできない物もありますし。 翻って民主党政権。例えば中小企業金融円滑化法案の採決の場合。 十分な審議の時間を確保すると民主党は約束し、法案趣旨説明。野党の質問2時間。 翌日委員会はないはずなのに異例の招集し、採決をする構えを見せる。 常識的に考え、十分な時間を取るという約束を破るとは思わず、自民公明は当然退席する(採決に出席すると賛成と見なされる)。 結局採決をとり、参考人招致かと思った共産党は賛成と見なされる・・・。 多数決のため与党の意向が反映されますが、野党の意見を汲み取り、なんなら世間の反応も確かめる時間を作るのが普通です。 そうやって大多数が賛成、もしくは、反対はしない、という状態を作り上げます。 もちろん、たった2時間の審議で、ただ自分たちの意向のみを押しつけるような例もありますが。
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基本的にはそうなんですが、多数派でも過半数に届かない場合は小さい政党と連立して政権を作ることがあります。そうすると議員が数人しかいない弱小政党でも政権に影響を与えます。その状態が今の鳩山政権です。
- tyr134
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最終的には多数決ですけど、そこに至るまでには一応与野党が集まって議論を交わします。 日本の国会は「委員会方式」をとっています。 「内閣委員会」「法務委員会」「外務委員会」「安全保障委員会」など、各議題事に分かれています。 そして、議員はそれぞれの得意分野・政治的関心のある分野の「委員会」に所属し、それぞれ議論します。 この議論の過程で、野党側の意見なども取り入れられ、最後に合意して「委員会としての結論」を出します。 それが、「本会議」がテレビで良く映る大きな部屋で開かれ、票決して最終結論となります。 ただ、与野党の意向があまりにも懸け離れていると、与党側が「数にモノを言わせて」採決してしまうことがあります。 それがよく言われる「強行採決」というモノです。 「強行採決」に至る法案は、結構重要な法案が多いため、ニュースなんかで良く流されますね。 そのためか、「与党は強行採決ばかりしている」とか「野党は審議に応じないのは怠慢だ」とかいった批判がなされます。 実際はそんなことばかりやっているわけではなく、多くの法案は委員会で合意に至るか「継続審議」として先送りにされたりします。 とまぁ、「原則としては少数意見の代弁者である野党とも協議して合意を目指す。しかし、あまりにも両者の意見が違う場合は、与党が数にものを言わせて強行採決なされることもある」というのが今の日本の国会ですね。
原則的には、その通りです。 民主主義の日本では