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エディトリアルデザイン経験者への質問:大学の卒業制作作品集制作のハードさと苦労する点
- 大学の卒業制作作品集を制作する際、フルカラーの作品写真約160点を含む190ページの制作がハードな仕事であるか、エディトリアルデザイン経験者の意見を聞きたい。
- 制作にはデザイナー5人、写真レタッチャー2人、データ管理者1人の体制で1ヶ月かかる予定である。
- また、デザイナーの内訳は2人が経験者で残り3人はエディトリアル・レイアウトの素人である。質問者は未経験のデザイナーであるため、仕事のハードさや苦労する点についての情報を求めている。
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現役DTP屋です。 ハードか?と言われれば全然ハードじゃないです。 某鉄道雑誌の立ち上げから数年間私一人でデザインからオペレーションまでこなしましたが、写真は毎回200点近くページ数も160ページ程度でしたが、半月でしたね(断っておきますが編集は別に居ますがその方も一人です)。鉄道関連ですので地図作成や編成表・時刻表・運行表(これはあまり一般の方には馴染みはないかも)等の作成も含まれています。 商業ベースですから遅れるのはご法度ですし、当然のことながらクォリティも要求されます(商品ですから)。でも普通にこなしてましたよ(ちゃんと寝てましたし、校了後を楽にしたいからあえて土日返上作業にした事はありますけどね、土日に家族の予定があればそれを優先してました)。 まぁ未経験と言うことですから敷居が高いように思われますが、エディトリアルデザイン・オペレーションに関してはそれほどの負担は無いはずです。 問題は「写真加工」ですね。どの様な写真加工が行われるかにもよりますし、切り抜きもどの様な対象物・写真なのかにもよりますので一概には言えません。 ですがそれは卒業制作でしょう? 予測の付かないような写真は無いはずです。写真データ届くまではどんな写真が来るのかも判らないのがプロの世界です(読者投稿の写真なんか全く予測が付かないですし)。 とにもかくにも「まずスタートさせて見なさいな」と言うのが私のアドバイス。 スケジュールが1ヶ月と決まっているなら2週間ですべて上げてみるくらいのつもりでスタートさせるのが吉です。素材はまだ揃ってないんですか?揃っているんだったらまず全頁組んじゃいなさい。素人だからこそ「素人では不安」と思う部分をまずおやんなさい。 その上で「何が出来ないか」「何が足りないか」が見えるはずです。 何故「1ヶ月と決まっているなら2週間ですべて上げてみる」か?が判るでしょ?修正が出来るじゃないですか。 1ヶ月のスケジュールでフルに使っていいのはプロだけです。「素人」だと思うならスケジュールは前倒ししてマージンを設けて作りなさい。 単純計算で1日2ページなんかじゃプロは生活できません。 「土日返上上等」でまずやってみなさいな。
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昔エディトリアルデザインをしていました。 あんなモンはもう見たくもないくらい辛い仕事です。 デザイナー(主にページデザイン)7人 レタッチ(製版屋任せ) エディター(私一人) ライター(5人)←コイツらがクセ物! 校正(4人) の体制で月刊誌を出していました(約150ページ前後・カラーページ約100ページ) それでも最後の週は寝る暇なんかありません。 いつもケツカッチンで印刷屋を待たせていました。 大事なのは最初の打ち合わせで、ある程度の事を決めておかないと 後々苦労します。三稿くらいは覚悟して下さい。 これだけの人数で素人が一人でも混じれば足を思いっきり引っ張ります。 フルカラー160点だと「拡販」なら問題ないですが「切り抜き」なんか あるとそれだけで一日取られますし、色調だけで二日は掛かるでしょう。 あ!これ、24時間計算ですが・・・。 それだけ大変な仕事です。でも、今はPCが早いので 始まってしまえばどうにかなるもんです。でもスゲーハードですよ。 好きならこれ以上やりがいのある仕事は無いかもしれませんね。 なんせ出版されればスタッフとして自分の名前が載るんですから。 あ!大学の卒業制作ですか。残念です。
お礼
rey_ayanamさん 途方もない質問に答えて頂きどうもありがとうございます。 なるほど・・参考になります! ご意見をみると、あまり人数の問題でもないようですね。去年の資料なども参考にしつつ事前の段取りを頭に入れて、素人なりに足を引っ張らないようにしたいものです。。 正直ちょっと尻込みしていました。 大学最後の卒業制作展集という大きなやりがいのある仕事ではあるので、前向きにとらえて良い経験にしていきたいと思います。
お礼
Hoyatさん 回答ありがとうございます。 具体的に答えて頂けてありがたいです。私は作業に取りかかる前から尻込みしすぎていたようです。DTPの現場では当たり前にこなしているというお話しを聞いて自分の不安なんてちっぽけなもんだと思い、気持ちが楽になりました。 ・・とはいえ到底プロの方には及ばないのですが。笑 マージンを設けて取り組むのは大事ですね!スケジュールも見なおしてみます。 学生最後の作品集のなので、前向きに取りかかっていこうと思います。