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FRPの製造法

FRPの製造法の分類でオープンモールド法とクローズドモールド法ってありますよね、その2つの意味を教えていただけないでしょうか?昔鋳造の勉強でフルモールドってのはやったような気はするんですが・・・。

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  • shota_TK
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回答No.1

オープンモールドの代表はハンドレイアップです. この場合,モールド(型)はオス型のみか,メス型のみですね.型にFRPを成形すると,型の側の面は綺麗に仕上がりますが,反対側の面はラフになってしまいます.船艇や浴槽などで,このような成形法が行われます.スプレイアップもこの分類です.型の片側があいているので,オープンモールドと呼ばれます. クローズドモールドの代表はSMCです.この場合,オス型とメス型の間にFRPが挟まれることになるので,製品の両面が綺麗に仕上がります.自動車のバンパーなどはこの成形法の場合が多いです.SMC以外にRTM(レジントランスファーモールディング)などがあります. 前者の長所は,製品の形状の自由度が高いこと(複雑な形状でも成形可能),初期投資が安いので(石膏型でも成形可能)少量生産に最適.欠点は,量産に向かない.あと繊維の含有率を高く出来ない. 後者の長所は,製品の品質が高いこと,生産速度が速いこと.短所は金型や電鋳型が必要となるため,高価な初期投資が必要になること. とりあえず,そんなとこで.

参考URL:
http://www2.ocn.ne.jp/~frp/dict.htm
madsin
質問者

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