- ベストアンサー
毎月決算型の投資信託はよくないの?
初心者です。よろしくお願いします。 初めて購入した野村の「ハッピーライフファンド株50」は全く配当がなく楽しみがないと思っていました。1年前に毎月配当のあるものを少し購入したところ、毎月配当(自動再購入)があり、しかも基準価格も上がっており、いつもプラスで楽しんでおります。 こちらで、「毎月配当はよくない」ようなメッセージを読んだのですが、それはどうしてなのか教えて下さい。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
No2,No4です、補足します。 分配をしないことが複利になるって事についての説明です。 ここでは企業の株価について説明します。 ここでは年6%の株価上昇をしている会社で、A社は年6%の配当を出してそれを「るいとう」でA社の株式を購入する複利運用とし、B社は配当を出さないとします。 ここでは税金、手数料は0と仮定し、購入株数は1000株とします。 本当は計算はもっと面倒なのですが、話を単純化する為に上記の仮定で話を進めます。 A社の場合 2009年 株価10000円 株数1000株 2010年 株価10600円→配当落ち後株価10000円 株数1000株→「るいとう」で買い付け1060株 2011年 株価10600円→配当落ち後株価10000円 株数1060株→「るいとう」で買い付け1123.6株 2011年現在の資産評価額11236000円 B社の場合 2009年 株価10000円 株数1000株 2010年 株価10600円 株数1000株 2011年 株価11236円 株数1000株 2011年現在の資産評価額11236000円 B社のように配当を出さない場合は株価が大きく上昇します。 A社の場合は配当を出しますが、再投資をするので株価は変わらず持ち株数が大きく増えます。 配当を出すか出さないかの違いは、株価が複利で上がっていくのか、それとも持ち株数が複利で増えていくのかの違いだけです。 しかし、現実的には配当で出せば配当課税10%が課税されますから、A社の方が資産評価額は低くなるはずです。 投資信託も考え方は同じです。
その他の回答 (5)
- waterloo07
- ベストアンサー率58% (7/12)
他の方も書いてらっしゃるように、「増やすには効率が悪いから」ではないでしょうか。 ただしこれは、「毎月分配はよくない」と言ってる人がそう言う理由は、という話で、「毎月分配はよくない」と言っている人が必ずしも正しいことを言ってるとも限りませんし、詳しい人なのかどうかも分からないのではないでしょうか。ネットの情報は鵜呑みにせず、多数決にせず、いろんな人の意見を聞いて、自分が納得できるものを参考にするのがいいと思います。もちろん、私のこの意見も含めての話ですが、老婆心ということで申し添えておきます。 私の理解では、投信の分配金は「解約」と同じことなので、「毎月分配型ファンドが良いか悪いか」というのは「毎月、持っている投資信託を解約するのが良いか悪いか」というのと同じことです。つまり、人それぞれの事情や考えで変わってきます。資産を増やしていこうという人が、運用している投信を解約すれば資産が増えるペースが落ちるのは当然のこと、毎月少し解約して儲かった分の一部を税金として払ってそれを元に戻しても(再投資)、解約せずにほっといた場合に比べて効率が悪くなるのも当然のことです。毎月分配じゃないファンドを毎月ちょっとずつ解約して取り崩したお金を使うのも、毎月分配ファンドを買って毎月分配をもらうのも基本的には同じことです。「全ての人にとって、毎月投信を解約することはよくない」とは言えないように、「全ての人にとって、毎月分配型がよくない」とは言えないんじゃないかなと思います。 参考URLは友人がやっているブログですが、本職のプロが書いてるものなので参考にしてみるといいと思います。
お礼
ありがとうございます。ジョン太郎とヴィヴィ子のお金の話は、まさに私にぴったりのブログです。また、新たに多くの疑問がわいてまいりましたが、元の質問とずれるので、ブログを熟読し(実は5回ほど読んでもいまいち解りません。大きく印刷してマーカー片手に読めばいいのかもしれませんが)、購読登録しましたので、しばらく勉強します。 とりあえず、毎月分配型は損をしていることは解りました。ありがとうございます。
- NEWINN
- ベストアンサー率55% (334/597)
No2です、補足します。 配当成長と言うのは長期的に配当が増えていく事です。 つまり、受け取る配当を長期的に増やしながら、基準価額の長期的な上昇の2つが楽しめると言う「欲張りな」投資信託に投資するのが良いと言う事になります。 DIAの場合は参照URLを見てもらえば、いつ幾ら配当が出たか分かるので、エクセルなどにインポートして1年毎の統計を取ってみる事をやってみてください。 配当はアップダウンを繰り返しながら増えていると思われます。 1999年では年間1株1.671$だったのが2009年では1株2.443$の配当となりました。
お礼
ありがとうございます。しつこいですが、1回目のご回答の中で一つ質問させていただきたいのですが、ご教示いただければ幸いです。 私が受け取っている毎月の配当は再投資されますが、(それ以外の現金で受け取ることができることを、皆様のご回答で知りました)、毎月、口数が増えていって→それに相応して配当も増える、これが複利なんだ!!と思っております。 NEWINN様のおっしゃる「分配をしないほうが複利で殖える」というのは、具体的にどのタイミングで複利になるのか疑問です。配当がなければ、基準価格が増えて単価が増えること以外はどこが複利なのか解らなくなってしまいました。 どんどん基本的な質問になってしまって申し訳ありません。
- qazwsx21
- ベストアンサー率32% (1286/3939)
すべての人に向いていないのではなく、若くてこれから資産を作りたいから積み立てしますという方には向いていないと思っています。分配金をもらったら、だいたいは使ってしまうでしょう。それに、販売手数料や信託報酬を支払って分配金をもらうということは、銀行預金からATM手数料を払って取り崩しているのと大して変わらないからです。 資産がある方が、分配金で孫にお小遣いでもあげようというなら、良くないとは申しません。
お礼
ありがとうございます。寝かしておいて世の中全体が上がることを待つような気のながーいお話なんですね。そういうスパンを頭と心で納得していくべきなんですね。 分配金は自動的に再購入されているので、使ってはいないのですけど、確かに信託報酬を払っている一方、多少の分配金をもらうことは、取り崩していることになりそうです。 ありがとうございました。
- NEWINN
- ベストアンサー率55% (334/597)
要はお金を複利運用したいのか、それとも毎月年金のように受け取りたいのかの違いです。 お金を複利の力で殖やす運用をするには分配をしないでかつ信託報酬の安い投資信託を選ぶのが鉄則です。 逆に年金生活者のように毎月年金のように受け取りたい人は信託報酬が安くて毎月分配を選ぶ事も良いのではないでしょうか。 なお、毎月決算型が悪いと言っている訳では有りません。 例えば私の場合はDIA(DIAMONDS TRUST SERISE1)のような毎月分配型上場投資信託(米国ETF)を持っています。 ここでは毎月分配型投資信託の例としてNYSEに上場しているDIAを例に説明します。 DIAの信託報酬は年0.16%~0.18%ぐらいです。 配当利回りは年2.58%ぐらいです(参考url) 「Yield (ttm)?」って言うのが配当利回り。 これはダウ工業株30種平均株価(NYダウ平均株価)に連動させる目的とコスト控除後の配当の分配が目的です。 長期的にダウ工業株30種平均株価が上昇し、長期的な配当成長が可能だと考えるのならばこのETFを購入するのは面白いと考えられます。 毎月分配の考え方として、長期的な分配金成長を狙いながら基準価額の上昇も狙えるのならば面白いかも知れませんね。 ちなみに、私の持っているDIAは信託報酬が年0.16%~0.18%と手数料が非常に安いんです。 ですから、毎月分配型投資信託を選ぶときは「信託報酬、分配金成長、基準価額の長期的な上昇」の3つを考えて選べば良いと思いますよ! 特に信託報酬は高いと長期的な基準価額の下落要因になるので要注意です。
お礼
ありがとうございます。分配を受けると複利にならないんですか!!それはびっくりしました。たしかに元が減っていくのであんまり太らないような気がします。 また、親切にダイヤモンドトラストシリーズの例を教えてくださり、ありがとうございます。研究してみます。NEWINNさんの信託報酬の0.16~0.18は、今後の指針にしたいと思います。 長期的な配当成長とおっしゃるのは、つまり「毎月配当をしてかつ基準価格も増える」と理解していいのでしょうか?そう言う意味では、毎月配当しようと決めている商品は、それだけの自信があるからで、また、成長していなければ配当できないし…。自転車操業的なイメージなのでしょうか?
簡単に言うと効率が悪いからです。 簡単に説明すると、分配金が出ると基準価格が下がります。 分配金をもらったからトントンと思われるかもしれませんが、普通分配金には税金がかかります。 つまり税金分損していきます。 これが回数積み重なっていきますと結構な差になります。 パフォーマンスが同じであれば税金を取られる機会が少ないほうがいいというわけです。
お礼
早速ありがとうございます。つまり、税金ですね。 suyaginさんのご回答では、配当があると税金の分、総資産が減っていくから損で、分配がない方は総資産が減らないので損をしないという理解でよろしいでしょうか。 感情的には、今、年に一度の配当もない商品が多い中で、税金を取られても配当があるほうに惹かれてしまいます。
お礼
大変親切な数字でのご回答をありがとうございます。 よーくわかりました。おかげさまで気持ちよく年を越せそうです。また、来年の投資のスタンスもだんだん頭の中で形になってきたので、これからいろいろ調べてもっと勉強して、納得できる物に投資をします。 私は、今までB社のような商品に巡り会っておらず、少ない経験の中で、「配当はないし基準価格は下がるし」(←自分の)の商品と「配当があって基準価格も上がる」(←子どもの)の商品しか知りませんでした。これからは、「配当はせず頑張っていて将来楽しみな商品」を探して根気よくやり続けようと思っています。 他の皆さんも回答をありがとうございました。結局、「配当は税金によって損をする」というのがすべてでした。このページはプリントアウトして投資信託の参考書に挟んでおきます。