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知人の家の子供の暴力
- 知人の家の子供が暴力を振るっていることについて、私はどう対応すればいいのか悩んでいます。
- 知人の子供はアスペルガー症候群であり、その障害による行動が問題となっています。
- 私は知人に対してアドバイスをしていましたが、どのようにしていいかわからなくなってしまいました。
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質問者が選んだベストアンサー
アスペルゲンガーについては詳しくありませんが、経験者として私にはAさんの気持ちも、そのお子さんの気持ちもわかります。で、結論から言うと、質問者さんにこそできることが、Aさんの話を聞いてあげることだと思います。愚痴や悩みを、とやかく言わない部外者に聞いてもらう。これほど当事者のストレス発散と再生につながることはないはずです。 具体的には、言葉を交わすたびに「どう?」と軽く尋ねてみて、相手が乗ってくれば聴く。そして、質問者さんの姿勢も、聴いて「あげる」のではなく、「聴きたい。知りたい。好奇心がある」というスタンスで聴けると、お互いに負担にならないのではないかと思います。そのうえで気づいたことがあれば、「へえ。じゃ、試しにこうしたらどうなんだろうね」のような調子で、Aさんの視点にひねりを与えてあげるといいでしょう。間違っても自分から「こうすべきよ。ああしなさい」と、土足で踏み込まないほうがいいです。 ちなみに、相談機関や専門家について。相談員も相性ですし、すべての相談員に万人が満足できるわけではありません。既に当たった相談員が合わないなら、あと何人かに当たってみても悪くないと思いますし、一度の面談でピンと来なくても、2~3度会ってみると、その相談員の活用方法が見えてくる場合もあります。 それと本当は、役に立つのが、家族の会。Aさん自身が保健所などに電話して事情を話し、例えば家庭内暴力や、アスペルガーならアスペルゲンガーの家族の会があるか聞いて、参加できればベストです。同じ経験をしている者同士の交流は何よりも救いになると同時に、実践的な情報交換になります。 さらに私見を申しますと、「甘やかしすぎ…で片付けられちゃうもの」というと語弊がありますが、「一言で片付けると、甘やかすポイントがズレている」のかもしれないなと私は感じました。ご回答にもあるように、Aさんのお子さんには、本人にも分析しきれないもやもやがあって、そのもやもやは「お母さんの存在感を実感しきれない」点と「甘えても甘えても満足感を得られない」点にあるのかなあと思いました。それはべつに、お母さんが子供を相手にしていないとか、愛情が足りていないとかいうことではなく、お母さんは頑張っているつもりでも、それがなぜだかお子さんに伝わっていなかったり、何らかの事情でお子さんがそれを実感できていないのです。 ただ、それならそれで、何とかして、「何があろうと、母の心はそばにあるんだから安心していいのよ」という点を、お子さんにわからせる必要があります。一方で、人間、甘やかすと、もっと甘えたくなるもので、甘えの底なし沼のようになりがちです。パトカーを呼んだのも、誰かにどうにかして自分の心を救ってもらいたいという無意識の願望からではないかと感じます。お子さんの気持ちは(あくまでも無意識にですが)「甘えても、甘えても、甘えきれない」「誰か私を止めて」なのだと思いますよ。なので、どこかの時点で、びしっと「止めて」やる必要があります。お子さん自身もつらいはずです。 人前できちんとしていられるのは、その証拠ではないかと思います。つまり、「ここは甘えられないな」と実感できる時には、そのお子さんは、きちんとできるのです。ただし、「甘えてはダメ。あんたなんか知らない」と拒絶するのは逆効果で、「甘えなくても、母はそばにいるんだから、甘える必要はないのよ」ということをわからせるのが大事なのだと感じます。 具体的には例えば、とにかく日頃から、繰り返し言葉で安心させる、などがいいのではないかと思います。「母の心は常にそばにある」「あなたは一人でも大丈夫な立派な子」と。それから、そこまで母の不在を不安に思う背景には、何かまったく別の不安がある可能性が大いにあります。例えば、将来や人間関係に関する不安がある場合、誰かにすがりたくて、愛し甘えられる母の存在を人一倍、欲したりします。したがって、背景の不安にも目を向けて、それを解消させる努力をするのも有効なはずです。例えば、高校生以下なら、親から学校に様子を聞いてみるのもいいでしょう。また、ご両親が自分たちの学生時代の失敗を語り、それを乗り越えたのだと実感させるとか。また、学生には誰しも、社会に対する漠然とした不安がありますから、実際に親の職場や遊び先などを見学させて、「本物の社会」を目の当たりにさせると同時に、それが案外と「楽しい」ものだと知ってもらうのも有効です。 そのうえで、甘えてきたら、ぐっと抱きしめながら叱る。あるいは両肩をしっかりとつかみながら、目をじっと見て諭す。そしてとにかく何らかの形で、「母は何があっても逃げないわよ」とわからせる。向き合う。 そのわからせかたや向き合い方は、親子の相性や家庭の雰囲気によって違って当然なので、Aさん自身が、日頃から家族の心の声に耳を傾けて、方法やタイミングを探るしかないと思います。そして、それには強さが必要です。その強さを得るためのエネルギーを提供できるのが、ご主人や質問者さんなのだと思います。そういう意味で、話を聞いてあげるのは有効なのです。Aさんにも、お子さんの気持ちや自分がどうすべきか、そういうことはだいたいわかっているのではないかという気もします。そのベクトルを支えてあげられるといいんじゃないかと思います。
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- dog888
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Aさんは、基本的にアスペルガー症候群のことを知らなすぎます。 そして、子供の一番の理解者である母親が子供の特性すらしらづに、アスペルガー症候群で困っているのは、親として情けないことです。 例えば、 アスペルガー症候群のお子様が、暴れたり暴力をふったりします。 それは「愛情を確かめる手段」です。 親の感情が読めない特性があるため、怒らしてみて、起こった顔や態度を見て「ああ僕に愛情があるんだ」と認識します。 このように、アスペルガー症候群には色んな特性があるのと共に、個々の特性も色々です。 そのことを知ってしまえば、差して問題は起きないのですが、「自分を理解してくれない」ことによる、「パニック」が起きてしまいます。 役所の人は、発達障害のプロはいません。 ましてや、アスペルガー症候群に特化した人は、発達障害施設の職員でないとわからないのではと思います。 もちろん、精神科医などは生活などのアドバイスはできないと思ってください。なぜ? それは理論ではなく、経験が大きくものを言います。 <相談窓口> 発達障害支援センター http://www.mhlw.go.jp:10080/ddis/a/12.html 各県に必ずありますので、お住まいのセンターを見つけ、先ずは電話で相談日を予約しましょう。電話での相談はやめてください。 そんなにアスペルガー症候群の相談は単純ではありません。 <生活の中での相談者> 旦那様が奥様の一番の理解者であり協力者でなくてはなりません。
お礼
ありがとうございます。 相談に行くところが違うと、しっかりした対応がしてもらえないのですね。。 窓口まで教えてくださり、ありがとうございます。 やっぱり、Aさん本人が行動を起こそう・・と思わないと何も 始まらないんですよね。。 Aさんに話してみます。
- okamahairi
- ベストアンサー率31% (50/159)
初めまして。 近所に一家中がアスペルガーの家族がいます。 そこの家族が引っ越してきた時、一番初めに友達になったのが私で、その為その家族的に私と云う存在は特別らしく、もう十年近くいい関係を築けています。 そこの一家は両親と20過ぎの姉(既婚)、高校生(男)、中学生2人(男)の6人。 パパもママも幼い頃から『自分は皆と違う』と、ずっと悩んでいて、その悩みが同じ(同じアスペルガー同士)事で大恋愛をして結婚したそうです。 その2人が若い頃はアスペルガーはまだ認知度が低く、大人になってやっとその原因が分かった時は「ほっとした」そうです。 自分はおかしくなかった、ただの病気だっただけなんだ、と。 そして、それは遺伝するものだそうです。 見事に4人の子供に遺伝しました。 長女は小3くらいから不登校だったそうです。 長男はいわゆるクラスのトラブルメーカー。よく教室を飛び出しては先生を困らせていたそうです。 次男、三男はそこまで手が掛かった話は聞かないですが、『天然キャラ』らしく、時に周りを和ませたり、時に周りを驚かせたり、のようです。 質問者様の友人のところのAさんみたいな暴力話は聞いたことはありません。(云わないだけなのかもしれませんが。) それはお母さんが子供達の気持ちが分かるから、どうやって対応すればいいのかを知ってるからだと思います。 何をしたら機嫌を損ねるのかのツボを抑えているし、損ねたとしても慌てないで時間を掛けて対処してるようです。 そのお母さんがよく言うのは、「うちの子は天使だ。」と。 親バカなんじゃないです。アスペルガーの子は足りない所は足りないけど、その分天使の羽を背中に付けたまま生まれ出てきた、と。 周りと同じである事が善しとされる日本の風潮の中にあって、アスペルガーの自分は実に生きにくかった、だから子供の気持ちがよく分かる、そう云います。 Aさんはもっと外に向くべきだと思います。 外にはアスペルガーの集いや勉強会、支援団体、いくらでもありますよ。 そしてその子もきっと苦しんでるんじゃないんですかね。 『自分は周りと違う』事を自覚し、苦しんでいるのは本人が一番ですよ、きっと。 そしてそんなお子さんにおろおろするAさんを見てまたイライラする・・悪循環ですよ。 大きな心で接していかなければ、Aさんの子は全て見えてるんですから、天使ですもん。 友人の事とはいえ、何だか気になり、こんなに長々書き込みました。すいません。
お礼
ありがとうございます。 Aさんもここ何年かでわかったらしく、分かった時は ほっとした と言ってました。 話を聞いてあげるだけでもいいんですね。。 仕事で来ていた時は、愚痴を言いながらも明るかったんですが、 来なくなったらどんどん暗くなってしまって… やっぱり外に出て、人と接していかなければ ダメなんですね。 また気軽に 電話でもしてみようとおもいます。
- tomban
- ベストアンサー率26% (2616/9771)
この辺が参考になるかと。 http://www.asperger-fc.net/03trouble/index.html 私なりに考えると「自分の感情のコントロール」が苦手なわけですから「何かに当たる」ことで、自分の欲求を訴えて行きたいのだと思います。 「自分が恥をかく」というのも「なぜ、自分の中の感情を言い表してはいけないのか?」が理解出来ていない結果なわけで、意地悪をしているのではありません。 しかしそれでも「自分が何かを起こす」ことで、母親に対する愛情を求めることを知らないわけではなく、自分が持てる部分での「表現力」で、必死に訴えているのは確かです。 それが「甘え」である、という意識は希薄でしょうが、他に術を知らないわけです。 ただ、アスペルガーの方は、そういった「特徴」こそあれ、知能指数としては極めて高い指標を示すようですから、いわゆる「精神遅滞」という病状とは一致しません。 「わかるものはわかる」のです。 特徴を十分に理解した上で、愛情を持って接することは必須だと思われます。 先のリンクが参考になると思いますので、詳しくはそちらを。
お礼
ありがとうございます。 参考にさせてもらいます^^
お礼
ありがとうございます。 ucokさんの回答と、Aさんから聞いた話を重ねながら読んでいたら、なんとなく子供さんの気持ちも 分かる気がしました。 勝手に私がわかった気になっているだけかもしれませんが、誰でも少しは感じる思いだと思ったし・・・ 私はAさんの話を聞いたりすることしか出来ないけど、そういう思いを少しでも分かれたってことで、 Aさんと向き合って話を聞いてあげる時に、聞く姿勢というか…気持ちというか… 違ってくると思うので、ありがとうございました。 Aさんにも家族の会のことなど話してみようとおもいます。