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自在に色を選び取る力をつけるには?
自在に色を選び取る力をつけるには? とある、webデザイン会社でバナー広告を作っております。 まだ入って3ヶ月程度なんですが、中々その広告に あった、色を選び取るのに時間がかかります。 (例えば、文字の色タイトルロゴの色フチの付いた文字の色 など) 自分が知りたいのは、最低限これだけは憶えておかないといけない色の 本質的なことと、それ以外の枝葉の部分はどこのか? どうすれば早く色を選びとれるのか? です。 よく、配色パターンの本を片手に制作してるのですが あまりにパターンが多すぎて、一つ一つ 試してたら相当時間を取られてしまい、仕事が中々前に 進まない状況です。 どうか、詳しい方教えて頂ければ幸いです。 よろしくお願いします。
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グラフィックデザイナーです。 Webデザインは門外漢ですが、同じく色を扱うという視点で、自分の場合を書いてみます。 日頃から色の組み合わせを意識して目にするようにしています。 色に対して何かを感じた時に、なぜそのように感じたのかをその都度自分なりによく考えて分析するようにしています。 遠くから目に飛び込んできたような強烈なイメージの場合、色は濃いのか薄いのか、あるいはその両方の組み合わせだったりするのか? 彩度が高いからなのか?彩度が低いものと高いものの組み合わせではないのか? ほんわかした印象を受けた場合に、それはなぜなのか?色が薄いだけなのか? さらには、高級なイメージを受けるのはなぜか? 美味しそうだと思ったのはなぜか? もちろん、逆もまた考えてみます。 色の組み合わせは似ているけれど、印象が違うのはなぜか?どの色がキーになっているのか? 日頃から(極端に言えば)あらゆるものについて意識しながら見るようにします。 黒にオレンジの組み合わせは、日本人には「読売ジャイアンツ」のイメージですが、オレンジにも幅があります。どこまでは「ジャイアンツ」に感じて、どこからはイメージしにくくなるのか? そのようなことを意識して考えるようにしていると、段々自分の中の引き出しにストックができていきます。 ただし、意識して考えるだけでは、すぐに引き出しから出て行ってしまいます。ヒマをみて回答者No.1の方が書かれているように、何かダミーの絵やロゴでいいので、自分で試して見ます。 紺と薄茶色で高級なイメージが作れたら、今度はそのうち1色を変えてみます。紺を赤系に変えるとしたら、どのような色でそのイメージを出せるか? 例えばエンジと薄茶色でそれが出せたとしたら、先ほどの紺のものと違う印象があるかどうか? 次は同じロゴで安売りっぽいイメージを出してみる。 そのように訓練していると、自分の引き出しに単にストックが増えるだけでなく、ストックを増やすコツや一種の法則性も見えてきます。 ある程度自分のお決まりのパターンが出来てしまいがちなので、そのストックをできるだけ増やす必要がありますが、いくらプロでも自分の好みや個性もありますから、あまりそれに神経質にならずに、より豊かな表現ができるように心がければよいと思っています。 一朝一夕にはいきませんが、ストックが溜まればそこから出せるようになります。
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直感で色を選べないのなら 貴方にその能力は無いと判断します 覚えなければと思っている時点で貴方には能力が無いと判断します 絵が描けないのでどうしたら描けるかと問いかけているのに似ていますね いろいろな物 絵画芸術写真デザインいろいろな物を見る事です
《自分が知りたいのは、最低限これだけは憶えておかないといけない色の本質的なことと、それ以外の枝葉の部分はどこのか? どうすれば早く色を選びとれるのか?》 本質的なことは、 色彩学貴重書図説 ―ニュートン・ゲーテ・シュヴルール・マンセルを中心に― 北畠燿 日本塗料工業会 という書籍に、ほぼ網羅されており、この書籍は、色彩に関わる人すべてが読んでおいても良い名著です。 しかし、枝葉となるとより具体的なにアドバイスになりますから、あなたの資質や情熱を分析解析しないと、お話しできません。 そこで、あなたの具体的な能力と情熱を知るヒントの一つが、 《よく、配色パターンの本を片手に制作してるのですが あまりにパターンが多すぎて、一つ一つ 試してたら相当時間を取られてしまい、仕事が中々前に 進まない状況です。》 という記述から類推できますので、この記述をヒントにお話しします。 基本的には、このようなレベルでお仕事をやっている様な人に、将来の活躍を期待できません。 その理由 1 資質 配色パターンの本には、たくさんの例示があるのは、誰でも知っていますが、色彩の仕事でやっていける人は、最初からそういった書籍に、振り回されずに、簡単明瞭に使い続けられるものです。 しかし、才能が低いからといって諦める必要はありません。 2 情熱 その資質の低さをカバーするのが情熱です。 働いている事務所に、配色パターンの本があるなら、寝る間も惜しんで丸暗記してしまいましょう。 最初は、なかなか飲み込めなくても、毎日毎日、それこそ、自宅にも持ち帰り、具体的な部屋の中の配色と、その本の配色パターンとの関係を認識すれば、じきに毎日見ている通勤の中の風景に現れる配色パターン、すべての目の前に現れる配色パターンが、認識できるようになります。 すると、今のあなたには、《配色が多すぎて》と、感じられるその本の例示が、現実社会や目の前の自然の、百分の一も、表されていないことに気づきます。 まずは、その本のすべてを飲み込んでしまっているほどの知識が、大したことでは無いことを知ること、それが第一歩と思います。 もしかしたら、もっと仕事ができるのかもしれませんが、あなたが記述したものからは、このような言われ方をしても仕方がないでしょう。
お礼
とても、参考になりました。ありがとうございます。
- askati
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暇があれば画像ソフトなどで色をいじくってみたり、簡単なイラストを作ってみたりするのもいいんじゃないでしょうか。 もちろんソフトで。 色々な色を組み合わせてどんな色がいいか感覚を磨くのはどうでしょう。 論理は大切だと思いますが、クリエイティブな部分は論理で説明できるようなものではないという気もしますから、そういう方向性でやってみる選択もあるのではないでしょうか。 要は直感ですね。
お礼
参考になりました。ありがとうございます!
お礼
とても参考になりました。まずは、自分で色々な絵やロゴなど作ることを 通して、そこから配色の感覚を身に着けていこうと思います。 ありがとうございました。