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電装品の線の太さ
最近、電装品をいろいろ付けようかと思案中です。 それで線の太さがカーショップに行くと、たくさんあります。(0.5、0.75、1.25・・・) 車を見ると、結構細い線が多いです。 それで、既設の車の線に繋ぐ場合、細い線で無ければいけないのでしょうか?(例えは、0.5の線に、1.25のギボシ加工で繋げるととか・・・) また、線の太さは既設の物より太ければ、基本的に問題無しでしょうか? ご存知の方、よろしくお願いします。
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重要な部分ですが、あまりに難しく考えないで下さい。 線は「太い」「細い」と考えるのではなく「何アンペアまで耐えられるか?」なんです。 まあ、一般的には、太ければ太い程、耐えられるアンペア数は高くなります。 線の太さはボルトとアンペアの話になってくるんですけど、細かく書くと書ききれませんので、車でDC12Vについての話として書きます。 <車を見ると、結構細い線が多いです。> これはコストを削減するためにギリギリの太さの線を使ってるだけです。 「その部分」が必要とするアンペア数ギリギリで耐えられる線を使ってるだけです。 つまり余裕が無いんです。 この余裕の無いトコから分岐させるのは危険です。 そして、車種によっては細い線のくせに、特殊な素材の線を使用して、細いのに高いアンペアを流してる場合もあります。 (特殊っぽい感じは被覆が透明で線の色が銀色だったりします) (普通の線より硬い感じだったりもしてます) (つまり一概に細いからって「低いアンペアが流れてる」とは限らないんです。。。) 線って、アンペアとボルトとワットの関係の話になっちゃうけど、御存じなければ、覚えちゃってください。 (ちょっとややこしい説明になるけど、読んでください) (なかなか簡潔に書けないけどご容赦程を) (覚えておけばとても便利) (家電の話なんかでも使える内容なので) カーショップなどで売られている線に「DC12V-200w以下」とか表示されているでしょ? 例えば、この線なら「DC12Vなら200W以下まで大丈夫だよ」って事です。 ボルト(V)xアンペア(A)=ワット(W)です。 ここから。。。 ワット(W)÷ボルト(V)=アンペア(A)ですよね? つまり、この「例えばの線」は。。。 200(W)÷12(V)=16.666...(A)って事から。。。 16.666...アンペアまでOKって事です。 (まあ、16アンペアまでとしておきましょうか。。。) この「16アンペアまでOK」のケーブルであれば、この線には「16アンペア」までの「負荷」を「使用出来ますよ」って事なんです。 「負荷」ってのは「取り付ける何某か」です。 例えばカーステやライトなどの電装品だと、解釈してください。 これらを踏まえて。。。 質問者さんがご覧になった、線で0.5や0.75って表示の後に「使用可能電力」とか書いてあって「DC12V-○○W」とかって記載があるでしょ? (この記載が無いモノなんかバッタもんです、買わないで下さい) このボルト数(V)とワット数(W)の記載があれば、上記の計算式でアンペア数(A)を求められますので、そのアンペア数値以下で使用します。 ボルト、アンペア、ワットのうち、どれか二つの数値が分かれば、残りの数値は計算式に当てはめれば弾き出せますよね? 車に「何か」を取付ける場合には新たに線を敷設した方がいいです。 (ホントはどっかを流用したほうがカッコいいんだけどね) 電装品を付ける場合には、その電装品の「必要アンペア数値」を確認して、そのアンペア以上に耐えられる線を使ってください。 (以上であればOK) (言うところの太い分にはOKです) 「ぶっとい線」を一本、バッテリーや発電機のプラス側から車内へ引き込み、この「ぶっとい線」から分岐させて各種の電装品を取り付ければ、それなりにスマートな配線となります。 (電装品毎に線を車内に引き込むよりは、、、) ですが、これとて、各種電装品の「合計アンペア数」に耐えられる「ぶっとい線」である事が条件となります。 各電装品の必要アンペア数が表示されてなくても、ワット数さえ分かれば、上記計算式からアンペアは求められますよね? 各種電装品のメーカーに「何アンペアなの?」って問い合わせてもいいけど。。。 そして必要アンペアが分かれば、それに対応した耐えられる線を使います。 ヒューズもその数値のモノを入れます。 <既設の車の線に繋ぐ場合、細い線で無ければいけないのでしょうか?> 「細い線で無ければいけない」とかじゃなくて、既設の線に流れてるアンペア数より、高いか?低いか?です。 低いアンペアしか流れてないトコから、より高いアンペアを求めるは出来ません。 出来ないと言うより危険です。 やっちゃダメです。 また、特殊な線っぽかったらちょっかいは掛けない方がいいです。 (分岐やギボシでは加工不可能な場合もあるし) 太いとこから細いのを取る=アンペア高いトコから低いモノを取るは出来ます。 (ヒューズボックス内から分岐させるはこれにあたります) (所謂、パクって来るってヤツです) (20Aのトコから10%くらいのアンペア=2アンペア程度を拝借するくらいなら問題は無いですけど、、、) 出来ますが、あまりお薦めはしません。 <線の太さは既設の物より太ければ、基本的に問題無しでしょうか? > これは、線を「入れ替える」とかですか? でしたら、太い分には問題ないです。 (ちょっと無駄だけどね) 特殊な線っぽいのが使われてたら、流れてるアンペア数を調べて、その数値以上の線ならOKです。 流れてるアンペアが不明なら入れ替えとかはしない方が無難です。 車の電装品取付けには電源は出来るだけ、バッテリーや発電機から取ってください。 そして、あまりに多くの電装品を「取付ける」はしないで下さい。 あまりに多いとバッテリーや発電機の負担が大きくなり過ぎて、消耗の時期を早めたり、需要と供給のバランスが崩れて、エンジンが掛からないとか、渋滞中にエンストしてウンともスンともってなってしまう場合があります。 程度問題ですが、あまりゴテゴテ着けない方がいいですよ。
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- tpg0
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電線の太さを表す単位は、SQ(スクェア)と言い、電線の断面積を平方ミリメートルの代わりで表してます。 単線の場合は、導線の径で何ミリとしますが、細いヨリ線は合計の断面積で表します。 0.5や1.25は導線の合計断面積を言ってますが、太い導線ほど大きな電流が流せる事になります。 目安として1.25sqで10アンペアと考えれば安全です。 車の電圧は12ボルトですから、10アンペアを流す電装品はP=I・Eで求めると、120ワットの電装品になります。 0.5や0.75sqの電線に1.25sqの電線を接続しても問題ないですが、1.25に0.5のような細い電線を接続して10Aを流すと細い電線は熱を帯びますから危険と言う事になるのです。 電線に限っては、太は細を兼ねるのです。
補足
>電線に限っては、太は細を兼ねるのです。 ありがとうございました。 ここがとっても安心する回答でした。
- ImprezaSTi
- ベストアンサー率26% (534/1995)
もう少し、電気の勉強をされたらどうでしょうか? ただ単に電気を流すためだけではありません。太さが違うのは、配線に流せる許容電流が違うためです。太いほど、多く流すことが出来ます。 よって、消費電流がどの様なものを付けるかによって、既設の配線太さも見直す必要があります。当然、ヒューズの容量も変わってきます。 この場合、付けるものによっては、元の配線も引き直さないといけないかもしれません。(そうしないと、最悪、配線から火を噴くかもしれません) 太さなんてどうでもよいのでしたら、0.25sqのものもありますが・・・
補足
非常に細かい解説、ありがとうございました。 とても参考になりました。