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ウニ・イソギンチャク・ヒトデの子孫の残し方
ウニやイソギンチャクやヒトデはどのように子孫をふやすのでしょうか? 交尾はしますか?
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ウニは雌が卵を、雄が精子を、それぞれ海中に放出し、放出された卵と精子が海中で受精してできる受精卵から、次世代のウニが誕生します。 【参考URL】 ウニ http://www.pref.iwate.jp/~hp5507/uni/uni/uni.htm NHK高校講座 | 生物 | 第9回 第2部生殖と発生 いろいろな生殖 http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/seibutsu/archive/resume009.html この様に、卵と精子が受精する事で次の世代を生み出す方法を、「有性生殖」と言います。 又、体外で受精する受精方法を、「体外受精」と呼びます。 体外受精の場合、交尾は行われません。(カエルの場合、雄が雌を抱えると言う、交尾に似た行動をしますが、カエルは体外受精なので、交尾とは言わずに、抱接と言います) 【参考URL】 交尾 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E5%B0%BE ヒトデの多くは、ウニと同様に、卵と精子を海中に放出して、体外受精によって繁殖します。 但し、ヒトデは再生力が高いため、身体がばらばらになった場合、千切れた腕の一本一本が、それぞれ1匹のヒトデにまで再生します。 ですから、ヒトデの身体の一部が、何かの事故で切り離されて、元々は1匹だったヒトデが、2匹に増えると言う事もあります。 この再生能力を利用して、一部の種類のヒトデでは、成体の身体が自然に2つに裂ける事で、1匹が2匹に増えると言う、「分裂」によって繁殖を行うものもいます。 この様な雌雄の関係が関わらない繁殖方法の事を、無性生殖と言います。 ヤツデヒトデ等は、体外受精と分裂の、どちらの繁殖方法でも増える事が出来るようです。 【参考URL】 3.海の生物教室 http://www.nihonkaigaku.org/00f/i000513/t3.html イソギンチャクは、体外受精による有性生殖で増える種類が多いらしいのですが、無性生殖によって増える種類も少なくは無いようです。 イソギンチャクが分裂する際には、足板(岩等に吸付いている部分)から裂け始めて縦に裂ける種類や、身体の途中がくびれて横に裂ける種類があるようです。 種類によっては、同じ無性生殖でも分裂ではなく、「出芽」と言って、身体から別の個体が生えて来る事で繁殖するものもいるようです。 【参考URL】 イソギンチャクの繁殖 http://www.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/kenkyu/yanagi/hueru/hueru.html 尚、ヤツデヒトデの様に、有性と無性の両方の方法を、状況によって使い分ける種が、イソギンチャクにもいるのか否かは、私には判りません。 又、イソギンチャクも歩いて移動する事は出来ますが、体外受精なので、交尾は行いません。
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- pasocom
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ウニもヒトデもイソギンチャクも卵を産んで子孫を残します。 さすがに交尾はしません。魚一般のように、メスが産卵するとオスが精子を掛けるという方法です。(「体外受精」ですね) サンゴでさえもこの方法で増えます。 参考に↓ http://www.j-cave.com/aquarium/umiyado/hon31.html http://www.nixe.co.jp/wadai05_10.htm
お礼
ありがとうございました。 よくわかりました。
お礼
詳しいご説明、ありがとうございました。 よくわかりました。