• 締切済み

マルチメータについて

はじめて質問します。 アジレントのマルチメータで34401Aという機種なのですが、 直流電圧計  50V/FS 精度0.5級 直流電流計  1A/FS 精度0.5級 という条件を満たすものなのかご教授願いたく。 データシートを見ても計算方法がわかりません。

この投稿のマルチメディアは削除されているためご覧いただけません。

みんなの回答

  • inara1
  • ベストアンサー率78% (652/834)
回答No.3

>下記のくだりの部分が理解できません 0.0006% を 0.006% と書いていました(計算結果は間違っていません)。正しい数値でもう1度説明します。 DC50V を測定するには、100V レンジにしますが、そのとき表示値が 50.0000V であっても、測定誤差は最大で ±( 50V*0.0045% + 100V*0.0006% ) = ±{ 50V*(0.0045/100) + 100V*(0.0006/100) } = ±0.00285V あります(つまり、真の値は 50V - 0.00285V ~ 50V + 0.00285Vの範囲)。50V に対する ±0.00285V というのは ±( 0.00285/50 )*100 = ±0.0057% の誤差になります。これは 0.5級(±0.5%の誤差)よりずっと小さい誤差になります。

berko327
質問者

お礼

お世話になっております。 判りやすい解説非常に感謝です。 理解できました。 ありがとうございました。

  • W_edged
  • ベストアンサー率42% (48/112)
回答No.2

DC100.0000V、24時間23℃±1℃のところを見ると、0.0020+0.0006と書いてあります。 これは、読み取りの%+レンジの%という意味です。 読み取り誤差が0.0020%で、レンジの分解能が0.0006%となります。 ということは、 100V±(100V×0.0020%+100V×0.0006%) 99.9974~100.00026が、測定範囲となります。 アナログ電圧計の方は、50V/FS 精度0.5級ですから、 50V/FSで0.5級ということは、50Vのフルスケールに対して、±0.5%の誤差が加わってくるということです。 誤差=±50V×0.5% =±0.25V したがって、デジタルマルチメーターの方が、はるかに精度が高くなっています。 DC電流も最大3Aまで測定できるようですから、条件を満たしています。 また、DMMの確度は細かく決めてあり、標準校正をしてから24H以内の確度、90日までの確度、というように期間ごとに区切っており、また環境温度も±1℃、±5℃という温度で使用することを想定した仕様が書いてあります。

berko327
質問者

お礼

返信が遅くなってしまい申し訳ありません。 いろいろ勉強になりました。 ありがとうございます。

  • inara1
  • ベストアンサー率78% (652/834)
回答No.1

条件を満たします。 精度0.5級というのは、過去の質問(http://sanwa.okwave.jp/qa1409941.html)の回答2にある通り、フルスケール(FS)の測定値に対して最大±0,5%の誤差という意味です。 34401Aには50Vレンジというのがないので、100Vレンジで測定することになります。その場合の誤差は、校正後1年以内で、周囲温度が23℃±5℃以内のとき、DC100Vレンジの欄を見ると、0.0045% + 0.006% になっています。この数値の前半は測定値に対する誤差、後半は測定値によらない誤差(フルスケールに対する誤差)です。例えば、100Vレンジで50Vを測定した場合の誤差は、50V×0.0045% + 100V*0.006% = 0.00285Vになります。これは50Vに対して0.0057%の誤差になります。DC1Aレンジでの誤差は最大0.11%ですから0.5級よりも高精度です。 23℃±5℃を超える温度範囲の場合や、フルスケールより小さい電圧や電流を測定したときの誤差方法は以下に出ています。 http://www.home.agilent.com/agilent/faqDetail.jspx?cc=JP&lc=jpn&ckey=1000001274:epsg:faq&nid=-536902435.536880933&id=1000001274:epsg:faq

berko327
質問者

お礼

返信が遅くなってしまい申し訳ありません。 判りやすく丁寧で感謝しています。 ただ、下記のくだりの部分が理解できません。 >これは50Vに対して0.0057%の誤差になります。 教えていただけると助かります。