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放射線療法について・・・
放射線療法について質問です。基本的なことなんですが、例えば腫瘍が見つかり放射線療法することになりました、放射線を体の外から当てますが、なんでそこの腫瘍だけに当てれるのですか??例えば腰椎にがんが転移してそこに放射線を当てるとなると背中からあてるのですか?それともお腹からあてるのですか?お腹から当てるとしたら腰椎のがんに届くまでに腸などの臓器にも当たりますよね??また部位によって総線量が記載されていますが個人差はないのですか??Aさんの肺がんには何Gy、Bさんの肺がんには何Gyなど。あと回数も違いますよね・・・。基本的なことばかりですがわかりません、どうか教えてください!!!
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原則として外から放射線を当てる外照射では周囲の正常組織の被曝は避けられません。腰椎転移の場合は、通常後方(背中)から照射しますが、その際、脊髄や腸管も被曝します。 いくつもの方向から当てる多門照射やIMRTや定位放射線照射といった技術を用いると正常組織の被曝を低減することは可能ですが、完全に被曝しないというわけではありません。 また、肺がんについて述べますと、肺がんは大きく分けて小細胞癌と非小細胞癌という癌に分けられます。一般的に前者では、45Gyを30回に分けて一日二回照射しますが、後者では60Gyを30回に分けて一日一回照射します。ただし、予後や治療方針によって、放射線腫瘍医が総線量や回数を調整しますので、同じような患者さんでも、総線量や回数に違いが出てくることはあり得ます。 骨転移はさらに多様で、8Gyを1回、20Gyを5回、30Gyを10回などの照射法がありますが、これも患者さんによって、違ってきます。 つまるところ、目安として総線量などがインターネットや本に記載されていても、放射線腫瘍医の判断で、増減することがあるということです。
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- spring135
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>お腹から当てるとしたら腰椎のがんに届くまでに腸などの臓器にも当たりますよね。 そのとおりです。私は前立腺ガンになり、放射線治療を受けて完治しました。その経験で話ますが、前立腺ガンを中心に円周上の各点から中心に向かって照射が行われました。中心から離れたところでは一周するうちに2回照射を受けますが常に照射を受ける中心部(患部)に比べれば大変少量となりますが、患部に隣接する部分では相当の照射を受けます。私の場合、直腸がやられ、治療終了後、1カ月ほどして出血し、肛門科に行きました。しかし、それもすぐおさまり、その後は何も起こらず、ガンが無痛で完治したことに深く感謝しています。
- ai200778
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例えばが多く 答えに戸惑いますが 出来るだけお答えします。 個人差による総線量に 違いは有りません。 癌の大きさと個数により 差が有ります。 又 癌の部所により 放射線の種類の違いが有ります。 普通の放射線はレントゲンのように1方向から 癌の大きさに 合わせた形で行います。 脳腫瘍等の特殊な部所の場合は 四方八方よりピンポイントで (定位放射線)行う方法も有ります。 普通は 原発部所から転移した場合は 癌の全身の病気として 手術や放射線の様な 局所療法は行いません。 抗癌剤の治療になります。
- Kon1701
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放射線、外部から当てる場合には腫瘍以外にもあたってしまいます。ですが、通常は複数方向からあて、腫瘍以外はなるべく弱く、腫瘍には強くなるようにします。脳などの場合、多数の方向から当てて腫瘍に集中させることも行います。方向、浅い方向から当てることが多いです。