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抗がん剤か放射線か? 母の癌治療について悩む私の意見と医師の説明
- 抗がん剤と放射線、どちらの治療を選ぶべきか悩んでいます。母は子宮体癌の手術と放射線治療、腸閉塞、脳内出血を経験し、認知症と麻痺があります。医師は放射線治療を勧め、認知症と抗がん剤の副作用を理由に抗がん剤を渋っていました。
- 私たちは母の認知症が軽く、治療に理解があります。放射線治療の副作用や以前の腸閉塞の経験から不安を抱えており、放射線治療でも同じ結果になるのではないかと心配しています。
- 医師との意見の相違や不信感から私の判断に迷っています。一般的にはどのような治療が行われるのか知りたいです。
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放射線治療を以前に受けたということですが、おそらく前回行ったのは下腹部のあたりに対して、予防的に当てたものでしょう。そして今回再発してきたのは傍大動脈リンパ節(他にも呼び方はあると思いますが)と呼ばれる領域でしょう。この部分は前回の放射線治療を行っていない部分と思われます。ANo.2で指摘されているように同一部位への放射線照射は禁忌であるにもかかわらず、担当医が推薦したことを考えると、これも合致します。 >放射線しても転移したのだから、又同じことの繰り返しではないだろうか 放射線が当たっている部位には再発していません。放射線があたっていないところからがんが再発してきました。こう考えると、放射線治療も捨てたものではないと思いませんか? そもそも放射線治療は基本的に局所治療です。照射された部分にのみ効果がありますので、他の部位には効果がありません。今回放射線治療を選んで、転移が出た部分を治療したとしても、肺転移が新たに出てくる可能性はあります。また、副作用で腸閉塞の出る確率もありますし、下痢などを起こす可能性もあります。抗癌剤治療も大差ないとおもいますが。 >認知症は軽く手は全くかからず治療もおおよそ理解している。 抗癌剤治療のために入院すると、認知症は必ず進行します。必ず手が掛かるくらいに進行しますので、病院の言い分も適切であると思います。 もしも私の母だったとしたら、まずは放射線治療を外来通院で行い、次に再発あるいは効果不十分であったとしたら、ANo.2の方のおっしゃるような緩和治療かその前段階の病勢を少し抑える程度の抗がん剤を通院で使用したいかなと思います。
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- tnmg4
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母上様の大変厳しい病態とあなたのご心痛をお察しいたします。 >3年前に子宮体癌の手術および術後に腹部への放射線治療 >その副作用で2年前腸閉塞を起こし手術 >昨年11月癌の転移 >その2日後に脳内出血を起こし開頭手術 >麻痺と認知症を発症 >先日PET検査を行い結果腹部静脈?動脈?への転移 母上様の治療経緯を拝読して……、 (1)前回の放射線治療で許容限度線量(60Gyから75Gy)照射されていた場合、同じ部位(腹部)への放射線照射は絶対禁忌です。 (2)腹部脈管への転移は、外科的に切除不能の部位であり、早々に他臓器への遠隔転移を来す可能性が大です。 (3)抗癌剤治療は、母上様の癌に対しては基本的に延命や症状緩和を目的としており、残念ながら寛解することはありません。 以上を省みると……、母上様の現在の病態では、これ以上の積極的な治療は徒に母上様を苦しませる結果を招くだけと思われます。それよりも、母上様には癌の進行に伴う合併症治療と癌性疼痛緩和治療を主体とした、いわゆる「ホスピス治療」を受けられるがベストなのではないでしょうか。悔しいでしょうが、母上様のために良いと思われる選択をしてくださいね。 下記の「緩和ケア病棟のある病院一覧」をご参照ください。
お礼
お礼が遅くなってすみません。ご回答ありがとうございました。放射線の位置は前回より少し上の部分になります。実は 残念ながら寛解することはありません という文章を見て少しショックを受けました。私としては母の癌に対してどの治療が最善なのか治るのかと考えておりました。元気な母を見ていると延命治療とか、とてもそういう考えは及ばなかったのです。でも寛解しないことを頭に入れて母が一番苦しまない方法を考えてみようと思います。ありがとうございました。
- Lescault
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こんにちは。ご質問の文面からだけでははっきりしたことが分かりませんが、経験上「多分こうだろう」と思われる範囲でコメントさせていただきます。 >認知症があると治療の意味が解らず継続が難しいのではないか。病院側も、面倒みきれない。 面倒見切れないという文言はいかがなものかと思いますが、管理上自信が持てないというのは昨今医療訴訟が増えており、医療機関側として少しでもリスクのある治療は避けたいという考えも働いているかもしれませんね。これは患者側も意識を改める必要のある問題でもあります。 >抗がん剤の副作用で脳梗塞の恐れがある(一度脳内出血をしてるので可能性がある 抗ガン剤には造血器系に影響を及ぼす薬剤が多く、血小板減少症にともなう出血傾向が増してしまいます。従って脳内出血の既往のある患者さんですと、再発リスクが高く薬剤を使いにくいという理由が考えられます。因みに脳梗塞は血栓が血管を塞いで血流が途絶えた部分の脳組織が損傷をうける疾患ですので、脳梗塞=脳内出血 ではありません。 >放射線なら副作用が少ない 放射線治療にも副作用はありますが、今回の場合薬剤治療に比較すればまだリスクが小さいということだと思います。 >一般的にこういった場合どういう治療を行うのが普通なのかお聞きしたくて質問しました。 いただいた情報からは、この質問に対する正確な回答をすることは不可能です(大雑把に推測するなら、医師の方も絶対に「これ」という治療法はなく、複数の選択肢の中から「まずこれから試してみよう。だめなら次はあれ」という程度の選択しかできない状況だと思います)。ただ上述しましたように、医療機関側としてはよりリスクの大きい治療法を選択してくれたのかもしれません。もしそうだとしたら担当医の意識の中に多少の葛藤はあるかもしれませんね。 あくまで私心ですので、参考程度に読んでいただければ幸いです。
お礼
回答ありがとうございました。お礼が遅くなってすみません。脳梗塞の件はまちがいで、やはり脳出血でした。主治医に対して以前は抗がん剤を勧めていたのに私が認知症と言ったとたん母とは話もせずに抗がん剤は止めたほうがいいと言われたので不信感が募って反感心で主治医の話を聞いてたように思えます。私の意識も変えて考えてみることにしました。ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなってすみません。ありがとうございました。前回そして今回の放射線治療の件はおっしゃるとおりです。又前回の部位に出てないということは効果があったという主旨のことも主治医に同じようにいわれました。私は主治医への不信感のみで反発的な考えしか出来なかったのかもしれません。抗がん剤の予約を入れてたのですが、リスクや副作用を考え今回も放射線治療をお願いする決め変更しました。昨日より放射線治療に通っております。あとは今後の経過を見ていきたいと思います。大変参考になりました。ありがとうございました。