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自然発生的な宅老所の可能性はないのでしょうか
高齢者が住み慣れた土地で安心して住める方法はないか・・・ 長年この問題に取り組んだ結果、現在の制度の元では「小規模多機 能型居宅介護」が最適だということはよくわかりました。しかし、 実際には設置が進んでいません。その理由は、事業者が原則として 社会福祉法人、例外でも医療法人か生協に限られており、それらの 事業者の採算がとりにくいからだそうです。 何故、高齢者が住み慣れた土地で安心して住むことがこれ程難しい 問題になったのでしょうか。 空地に高齢者専用の家を建ててまず親達が住み、知人や近所のお年 寄りが集まる場所になる。必要があれば、近所の訪問看護ステーシ ョンに援助をお願いし、泊まりたい人には泊まってもらう。万一の 場合に備えて病院とのお付き合いは確保しておく。これだけの事が 出来れば自然発生的な高齢者の住まいになるのではないでしょうか。 有料老人ホームのように多額のお金を払って安心を買おうとすると、 責任の問題が生じ、規制や制度に縛られることになって、小規模な 施設でも簡単には作れなくなったのではないでしょうか。もう一度 昔の時代に戻ったつもりでこのようなことを考えるのは、法律上具 合が悪いのでしょうか。
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お礼
御回答有り難うございます。 「宅老所・小規模多機能ケア白書」などを読むと、 原型は自然発生的なニーズから始まっているように 思います。しかし、その前提として地域に住む人の 結びつきやコミュニティができている必要が有ると 感じました。現在の社会では、ご指摘のようなトラ ブルの心配の方が大きいようです。