旭川学力テスト事件について

質問

旭川学力テストについて、事実の概要を詳しく知っている方がいらっしゃったら教えて下さい。

学力テスト実施に反対して暴動が起こったことは、たいていの事実概要に記されていますが、学力テストを当たり前のように受験してきた私としては、暴動を起こす動機が理解できません。

よって、何が問題なのかもいまいちわからないため、論点等も合わせて教えていただければうれしいです。

回答No.1

noname#4336

こんにちは。
私は、事実の概要を“詳しく”知っているというわけではないのですが、書き込ませて頂きました。

1950年代の教育行政の転換を背景として、1961年に全国の中学2・3年生を対象として「文部省学力調査」が行われました。
教職員の方たちはこれを教育に対する不当な支配とみたそうです。
それで、全国でテスト実地反対行動が展開され、その結果、旭川の中学で学力テストを阻止しようとした方たちによって本事件が起こったということらしいです。

ですから「暴動を起こる動機」というのは、教職員の方たちが「国が教育に対して不当な支配をしている」と考えたことなのでしょう。

判決事項としては学力調査の手続き上の適法性や教育基本法についてなどがありますが、「論点」としては「国が教育内容にどこまで関与できるか」ということだと思います。

comeccoさんがお聞きになりたかったことが、もっと詳しい内容についてなのだとしたらごめんなさいね。

お礼

ありがとうございます。
ゼミのレポートであたっているのですが、なかなか事件の背景が見えなくて苦戦してたんです。
論点も色々あるので悩んでいたんです。

参考になりました。