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食品の安全性の規制が厳しい国は?
例えば、着色料では、日本でOKでも海外では規制されているものがあったり、その逆もあります。 また、トランス脂肪酸のように、海外では厳しく規制されるようになったものでも、日本ではまだ許可されているものもあります。 日本は厳しい方だと思っていたのですが、案外外国の方がより安全な基準をもうけているのかな、と思い始めました。 規制の厳しい国や、日本はどうなのかというところ、よろしくお願いします。
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安全性というのも幅が広いのですが・・・思いつくところを。 たとえば食品添加物の分野では、どこまでを添加物とするかといった規定がその国によって異なりますので、単純に認可されている添加物の数では判断できません。また国情や気候などによる使用実態というものもありますので、添加物の種類でも判断しにくいです。 日本のいわゆる自然志向の皆さんは、よく添加物の分野で「欧米は厳しいが日本は甘い」なんておっしゃいますが、実際には逆のケースも多いですね。前述したように比較する基準がもともと異なりますので、一概にどこが厳しい、厳しくないというのは難しいと思いますが、個人的には日本は欧米と比較しても相対的に厳しいほうの部類に入ると思います。 添加物以外の分野では、たとえばBSEや遺伝子組み換え作物関連では日本は世界一過敏(安全、ではない)な国といわれています。反面、科学の世界では「日本人は少しオカシイのか?」と見られる原因となることもあるようですが。 また安全性とはちょっと離れるかもしれませんが、食品に虫や毛髪が入っていて問題になるのは日本だけといいます。もちろんそのようなレベルでも回収騒ぎも日本だけです。 そういう意味では、日本が食品の安全性にもっとも気を遣う国のひとつであることは間違いないと思います。 ちょっと横道にそれますが、 >トランス脂肪酸のように、海外では厳しく規制されるようになった 実際にはWHOが「トランス脂肪酸と他の脂肪酸はその危険性において有意な差はない」と発表しているように、別にトランス脂肪酸だけが悪者というわけではないのです。規制が厳しいのは元来乳製品などからの脂肪の総摂取量がメチャメチャ多い国で、「もともと脂肪の摂りすぎなのに、それ以上加工品から摂っちゃだめ」という意味合いの規制です。 日本ではこれを意図的?に引用または湾曲して「毒マーガリン」などど喧伝する輩もおりますが、そういうのはえてして「うちのトランスファットフリーを買え」ってのがセットになっています。