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行政的発想と民間的発想とは
こんにちは。 ニュースとかで行政的発想とか民間的発想とかを聞くときがあるのですが、それぞれどういうことなのでしょうか? 民間⇒柔軟とかなんでしょうか? 行政⇒公平とかなんでしょうか? それぞれについて特徴ないし定義やメリット、デメリットを教えてください。お願いします。
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- marife
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細かく考えればキリは無いしドンドン概念が拡散していく気がします。普段あまり深く考えないで引用句として使っている場合の「お役所的発想」とは画一的で柔軟性に欠け、親方日の丸的な上から目線な発想の事で、公平とか公共的などの概念は含んでいないように思います。「民間的発想」はその真逆に位置するとも取れますが、一般的には柔軟性に跳んだ発想と言う意味合いが大きいと思います。
- pokoaruki
- ベストアンサー率35% (117/332)
市職員をしている者です。 たぶん、人それぞれで持っている定義が少しずつ違ってくると思います。 私が「たぶんこうじゃないかな?」と考えるところを列挙してみます。 民間的発想 柔軟性がある。対応が早い。応用力がある。やる気に満ちている。 利益を重視する。利益にならないことはしない。 行政的発想 今、「官は害悪」という固定観念がものすごい勢いで増殖してますので、悪い意味合いで使われることが多そうです。 良い意味合いで使う場合 やはり「公平」はあるでしょうね。儲けではなく公共のため。 悪い意味合いで使う場合 柔軟性に欠ける。対応が遅い。前例主義。怠慢。 ところで、ですが、実は私は「行政は民間に劣る」とは思っていません。 短所として見える部分は、実際に短所であることもままありますが、 それ以上に、現代社会を維持・機能させるために実にさまざまな仕事に真剣に取り組んでいる職員がほとんどです。 行政の仕事は、目の前にいるお客様のことだけでなく、市民全体、社会全体への影響を考えながら仕事しなければなりません。 そのため、チェックに時間がかかったり、場合によってはお断りしなければならないこともあります。 これは業務の性質上の宿命であって、「民間だったらもっと良いサービスが提供できる」というものではありません。 民間にも大きな短所があります。 残念なことに、良い製品、良いサービスを提供すれば安泰というわけにはいかず、 特に経済のグローバル化が進んでからは、社会的倫理よりも儲け・生き残りを優先する、 環境保全より儲け・生き残りを優先する、 従業者の健康・安全より儲け・生き残りを優先する、 という現象が激化しています。 民間企業の悪い点が如実に現れているのが、いわゆる「マスゴミ」でしょうね。 それでも、民間では真面目にがんばっている人のほうがほとんどでしょう。 行政でも同じなんです。 雇用が安定しているから怠慢になるなんて、人を性悪説ばかりで捕らえたこじつけです。 質問者様には、ぜひこのような点をご理解の上、民間的、行政的という言葉を使っていただけるとうれしいです。 長文失礼しました。
- tadagenji
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行政的発想は、国民、市民に役に立つかという公平を重視 民間的発想は、いかに利潤を追求できるかという効率を重視 したがって、行政的は、必要のない者にまで配慮したものとなりムダが多く、民間的は、必要最小限度の費用で最大の目的を求めるものです。 どちらがいいかは、明らかでしょう。 小渕・小泉政権の頃、盛んに「民でできることは民へ、官しかできないことのみ官でする」といっていたのを覚えていますか?