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大学での研究職を希望していますが

   現在旧七帝大のひとつの国公立大学の農学部に所属している学部二年生です。  将来大学で研究がしたくて、研究職(助教授、教授等)に就くことを希望していますが、大学院で博士号を取得しても無職に近いフリーターのような状態が続くと聞き、教職免許を取得して、ある程度まともに収入が得られるようになるまで塾講師あたりでしのげるだろうか、と思って現在教職課程をとっています。  しかし、教職課程をとるくらいだったら研究等に専念した方がいいと言う方もいます。また、民主党に政権が変わって、教職大学院の必修化や、教育実習の一年化が実施されると聞き、このまま学部の卒業までに教職免許が取れるかどうかわかりません。  このまま教職課程をとるべきなのでしょうか?教職大学院必修化と教育実習一年化は2012年から、という情報がありますが、定かではありません。このことも、今教職課程をとっているのは無駄になってしまうんじゃないか、と思ってしまう一因です。  長文失礼いたしました。出来ればご回答よろしくお願いします。

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  • publicpen
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回答No.1

>しかし、教職課程をとるくらいだったら研究等に専念した方がいいと言う方もいます。また、民主党に政権が変わって、教職大学院の必修化や、教育実習の一年化が実施されると聞き、このまま学部の卒業までに教職免許が取れるかどうかわかりません。 このまま教職課程をとるべきなのでしょうか?教職大学院必修化と教育実習一年化は2012年から、という情報がありますが、定かではありません。このことも、今教職課程をとっているのは無駄になってしまうんじゃないか、と思ってしまう一因です。 長文失礼いたしました。出来ればご回答よろしくお願いします。 アドバイス致します。結論から言うと取った方がいいです。まず博士を3年で取れる人は殆どいません。ふつう4-6年かかります。となると最短で修士卒が24歳、博士取得が28-30歳です。 アカポス目指す人は大体、修士1年目、あるいは博士1年目で、それぞれ自分の可能性に気付きます。ライバルのレベル、先輩や教授の評価などからです。そういう意味ではアカポス狙いの人間には、 能力だけでなく政治力は必須です。(これはどの研究者も言いますね) 倍率で言えば自大の教授まで進めるのは1/7、あるいは難関分野で1/20ですが、ポストにこだわらなければしばらく年収300万ぐらいで食っていくこと自体はいけます。 年齢は日本ではかなり重要な要素なので塾講師のような横道でなく、石にも親にもしがみついてでも真っ直ぐ行きましょう。外に出ても、稼げる額も大してなく、アドバンテージもないです。可能な限り最短での博士取得を目指しましょう。 まず修士1年目に「就職or博士」で悩むでしょうし悩めばいいでしょう。そこで「ポストを見込める」と思った人のみ博士にぶっこみましょう(修士レベルでのた打ち回るような人は除外して話してます)。しかし博士に進んだものの研究が進まない、どうもポストが無いな、となって来ると初めて教職免許が生きて来ます。 理数系教師は常に足らず、帝大クラスならウェルカメしてくれます。しかしこれも年齢との戦いです。リミットは30歳。可能なら25-28歳ぐらいまでに決断下さい。 現実には「とりま、だらだらと大学院に残ってだらだらと進んで来ました。ポストねーなーどうしようか。文科省の政策が悪い!!とか思いつつ、もう30過ぎたしなあ。地方公立の講師?400万?えー、jこれしかないの、要はバイトじゃん」 「どうしようかと思いつつ下位ジョブとかありえねーしとか、俺やればできるしと、だらだら進んで、博士取るのに何年もかかって結局取れずに30歳前後で博士中退でSEみたいな」 怖ろしい結末に至る先輩も結構います。この手の人は新しい職場で「下位ジョブ」に関わらず、そこでも「下位の下位」の実績しか作れずに追い込まれる場合が多いです。 年齢から来る適応障害と、やる気の無さ、コミュ力の無さから来る評価・実績の低さです。 ともかく進んで行く中で自信で確率考えて、覚悟して飛び込んで下さい。確率は0でないし、100でない。 変にプライドあると、駄目になった時にきついんでプライドは捨てましょう。適応能力のある若いうちにブルーカラーのバイトをして慣れておくのも良いです。若いうちに色々な適性をつけておかないと、後年では身につきません。 免許の10年更新や教職大学院必修化は、かなりムチャな暴論でして民主、自民共にほとんど議論せずに「とりあえず出してみた」人気取りの側面が強いです。日教組は反対してますし、国民に支持者もあまりいません。この政策自体にメリットはあるものの、政党にやる気がないこと、国民の支持が薄いことなどからしても、廃案になる可能性が高いです。少なくともこの2,3年で実施される見込みは薄いです。そこは心配しなくていいです。

aps96
質問者

お礼

 ありがとうございます。とても参考になりました。  ひとまずは教職課程をとりつつ修士の時に博士に行くかどうか考えさせていただきます。

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その他の回答 (1)

  • riripasu
  • ベストアンサー率50% (828/1627)
回答No.2

>教職大学院必修化と教育実習一年化は2012年から、という情報がありますが、定かではありません。 もし、これが正式決定になったとしても、 教職大学院必修化と教育実習一年化は、2012年以降に、大学や短大へ入学した人が対象となります。 2011年以前に、大学や短大へ入学した人は対象外ですので、 これまで通り、大学の4年間だけで教員免許が取得出来ます。 >将来大学で研究がしたくて、研究職(助教授、教授等)に就くことを希望していますが、 私が卒業した大学の先生の例をあげてみます。 A先生→教員免許は持っておらず、教育に関する知識は全くなし。 授業は、ひたすらA先生が、テキスト1回分を音読しておしまい。 毎時間、黒板は真っ白、プリント配布は一切なし。 期末試験は、メチャクチャ難しく、 A先生が採点した結果は、60点に届いた学生は誰もいないというありさま。 でも、A先生は、「今の学生は勉強のやる気がみられん!たるんでおり、非常にけしからん!」とカンカン。 <学生の反応> ・A先生の科目は必修だから仕方なく受けてるけど、あの授業は受ける価値なし。 B先生→中学と高校の教員免許を持っており、教育に関する知識がある。 授業は、黒板に書いたり、プリントを配ったりと、 学生が興味をもって学べ、内容がわかりやすく思えるよう、B先生が、いろいろ工夫されている雰囲気が伝わってきます。 期末試験も、授業をまじめにきいていれば、そこそこの点がとれるといった難易度に設定。 <学生の反応> ・B先生の科目は選択だから、別に受けても受けなくてもいいんだけど、面白いから受けておきたいな。 aps96さんは、将来、どちらのタイプの大学教員になりたいですか?

aps96
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。 自分の大学の先生にもA先生のような方がいるので、そちらにはならないように努力します。

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