>今年は103万円までにするように計算しているのですが、103万円までは税金はかからないんでしょうか?
住民税がかかると聞いた事があるのですが・・・
「所得税」
年収が103万以下の場合は所得税が掛かりません。
もし103万を超えれば160万以下であれば、
(年収-103万)×5%=所得税
となります。
所得税については会社で年末調整をしてもらうか、それをしてくれなければ確定申告をすることになります。
そうすれば源泉徴収された分が還付されます。
「住民税」
住民税は前年課税です、前年の収入に対してその年の6月から翌年の5月に掛けて支払います。
ですから平成20年の年収に対して住民税は、平成21年6月から平成22年の5月までに掛けて支払うことになります。
また平成21年の年収に対して住民税は、平成22年6月から平成23年の5月までに掛けて支払うことになります。
住民税は均等割と所得割のふたつの部分から成り立ちます。
均等割には非課税の限度額がありますが、自治体によって差があります90万~100万ぐらいです、つまりこれ以下なら課税されません。
これを超えると約4000円(これも自治体によって差があります)、均等割が課税されます。
一方所得割は全国一律で100万までなら課税されません。
もし100万を超えれば
(年収-98万)×10%=住民税の所得割
この均等割と所得割の合計から調整割(2500円ぐらい)を引いた金額が住民税となります。
住民税については会社で特別徴収(給与からの天引き)をしてもらうか、それをしてくれなければ市区町村の役所から送られる納付書で普通徴収(窓口で本人が直接支払う)をすることになります。
つまり103万ですと所得税は掛かりませんが
4000円(自治体によって+α/均等割)+2500円(所得割)-2500円(調整割)=4000円(自治体によって+α)
ということで年額4000円(自治体によって+α)程度の住民税が翌年に掛かります。
お礼
住民税と所得税の基本的な事が良くわかりました。 住民税は「後払い」になるんですね。恥ずかしながら・・・そんな事すら知りませんでした。これからはもう少し勉強します。 ご回答ありがとうございました。