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毎日新聞の社長が謝罪に行ったこと
今回、毎日新聞の記者が爆弾とは知らずに持って帰ろうとしたのは迂闊に過ぎたと思います。これが搭乗後に爆発したら、と思っただけで、身の毛がよだちます。 ところで、彼の勤める会社の社長がはるばる現地まで謝罪に行った、という行為、これってどう思われますか。謝罪をしないことで知られるアメリカだったら、雇用主であっても、「これは個人の行動にすぎず、会社は一切関与していない」という態度しか取らないと思います(実際私はそういう例を多々見ています)。日本人って国民性で、「ソーリーソーリー」と(Sorryを2度言うな、って)いとも簡単に謝ってしまいますが、いくら出張を命じた側とはいえ、爆弾の持ち帰りまで指示したわけではなく、30すぎた男の個人的な過失に対して雇用主が謝罪に行く、というのは、どう思われますか。
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追伸程度まで 日本以外の常識では、今回の事件については本来的に記者個人の責任の問題に帰するものです。 理由は、従軍記者であれば知っているべき基本中の基本を守らなかったからです。知らなかったのであれば知らなかったという無作為の罪ですね。 第二次大戦の折、ドイツ軍は撤退に際してたくさんのブービートラップを仕掛けました。連合国側の兵士はおみやげ物をと思って拾おうとした動作により多数死亡したんですね。これを経験として「触れてはいけない。」という規範があるのですね。戦時下では死亡した兵士に触れないというのもここに理由があります。これは人道主義ではなく危険防止として知っておくべきものです。それからアメリカ軍といえども車や戦車は縦一列に進んでいますね。遅いからといって追い抜いてはいけないのですね。お分かりかと思いますが地雷は夜のうちに敷設されるのです。だから先頭車両が最大のリスクをとって進んでいるのです。多くを危険から守るための手段なんですね。各国の記者も何台もの車でイラクからアンマンに脱出しているはずですね。これも一台より複数で統一行動をするほうがより安全だからですね。こういう戦時下の常識を知らない、または知っていても守らないということで惨事が起きるのです。ベテラン記者だから知っていたとすると100%本人の責任ですね。 いやそんなこと知らなかったということであれば、送り出した会社の告知、教育責任があるということなんですね。社長が行くぐらいですから安全教育も無い三流の報道機関であったということでしょう。これが外国から見た客観的な評価ですね。軍の従軍記者としてはそのような報道機関は危険なのでお断りということですね。ということで、確かに日本の評価とは異なりますね。厳しい意見ですが現実は本当はもっと厳しいんですね。
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- kashi__
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記者は手榴弾というのを認識して機内に持ち込んだということなので、(この段階で)テロ行為とみなされます 日本の会社であれば上司に相談してたかも そしてマスコミならそれを承知で持ち越させたかも と思いました(ここらは根拠なしです、すみませんね) 解散うんぬんは 日本ハムが狂牛病関係の不正で解散させられた件を思い出してつけました、他国へのテロと日本政府への不正、どちらの罪が重いでしょう
お礼
再度のご登場ありがとうございます。 私は、「まさか投げて遊んでいたものが爆発するとは思わなかった」と証言を報道で聞いていたので、未必の故意すらないものが「テロ」かなあ、と思います。実際に亡くなったのは検査に当たられた曹長1名ですが、その方に対する「テロだ」という話も聞いたことはありませんし。その遺族は保釈に同意してくれて、事件はいい方向に進展しそうですね。 ところで、解散したのは日本ハムではなくて雪印食品ではありませんか。
- hossein
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Hajikamiさんにはアメリカ人の配偶者がおられ、アメリカでの生活経験もおありのようですので、日米の習慣の違いに違和感を感じておられるのだと思いますが、端的に言うと、その国にはその国独特の国民感情や慣習がある訳ですから、私は、今回の社長のとった行動を奇異なものとは捉えていません。 Hajikamiさんに対してこんなことを言うと釈迦に説法になりますが、アメリカ人は物事をビジネスライク(合理的?)に考えますから、日本人(少なくとも私)からすれば、冷たい、事務的な印象を受けます。 もし日本の社会的影響力のある企業のトップが、「今回のことは遺憾に思うが、全ては司法の手に委ねる。もし弊社に賠償責任があるとの判断が司法より下れば、弊社はそれに応ずる用意がある」と公然と発言して、しかもマスコミの問いかけに対して「ノーコメント」または「弁護士を通して問い合わせて欲しい」と木で鼻をくくったような対応をとり続ければ、各方面から凄まじいバッシングを受けるのではないかと思います。また、そうなることが容易に想像されます。 かつて食品中毒事件を起こした某企業のトップが、記者の「貴方の会社の食品を食べて苦しんでいる子供達が沢山いるのですよ!」という感情的な口調による質問(抗議)に対して、「私だって寝てないんだ!」という返答をして、その発言が問題視されて、最終的にトップが更迭される事件が発生しましたが、もしこれがアメリカなら、何の問題も起きていなかったのではないかと思います。第一、このようなやりとりが交わされる前に顧問弁護士がしっかりと企業のトップをガードして、行きすぎた取材に対しては逆に告訴も辞さなかったのではないかと思います。 日本的な対応が良いのか、アメリカ的な対応が良いのか、それは一概には論ずることはできませんが、日本には、日本人の感覚に合った対処方法があります。誤解を恐れずに言うのなら、今回の社長の行動は、日本人や日本人社会に向けての謝罪行為だったと感じます。
お礼
最後の「日本人や日本人社会に向けての謝罪行為」、というところ、いいですね。おっしゃるとおりだと思います。今日たまたまフジテレビを見ていましたら、毎日新聞社は、アンマンの新聞に謝罪広告を出したそうです。それから、被害者の方への賠償と空港の損害の回復も約束したそうですね。賠償関係は非常にわかりやすい行為ですね(そもそもその社員にはそのような賠償能力はないでしょうから。そこまで特派員の行動をカバーする保険を会社がかけていたかな?)。でも、前者の、1面謝罪広告ってのは、どんなもんでしょうねえ・・・他の方へのコメントにもたびたび書いていますが、日本に犯罪被害をもたらした外国人の本国の誰か責任者、当局者が日本に謝罪にきた、という例を、私は聞いたことがありません。 ちなみに、某乳業の元社長の「私は寝てないんだ!」という発言ですが、私、実は、いまだに、どうしてそんなに批判されなければならなかったのか、皆目わからないんです。その直後、別の記者が、「こっちだって寝てないんですよ!」と叫んだところまでのシーンがテレビで再三放送されましたよね。でも、あの社長は、あのとき、「被害者が出ているのはわかっている。だから、寝てないくらい解決をしに駆け回っているんだ」ということを訴えたかったのではないかと思っています。遅かれ早かれ更迭させられていた社長さんでしたが、あの発言を、さも、鬼の首をとったように報道しまくったTVの姿勢が好きではありませんでした。日本人は、なぜあの発言をそんなに問題視したんでしょう。本当にわかりません。 ちなみに、ヨルダンには、刑事罰がくだった後でも、国王の恩赦というものがありうるそうですね。もし恩赦をいただければ、社長が謝罪に行ったのも行動としてはムダでなかったと思いますが、もう、日本人も、そろそろ「自己責任」ルールの拡大と、自分たちには当然と思われる対処の仕方が、必ずしも国際的に受け入れられない場合がある事実を踏まえ、つど対応も変化させるFlexibilityをそなえてこなければいけない時代だと思います。ご投稿ありがとうございました。
- lequeos
- ベストアンサー率54% (308/566)
「個人のうかつな行動」はその通りですが、この場合、当該記者は「プレスビザ」を使って行動していたことを重視すべきでしょう。 すなわち、イラクからの文化財持ちだし・盗難が横行していたため、たまたまチェックが厳しくなっていましたが、本来プレスの資格で行動する人に対しては、(外交官ビザ所持者に対してほどではないですが)検査は緩やかで、従って爆発物が飛行機の中に持ち込まれていた危険性は極めて高かったといわざるを得ません。その意味で、「当該記者にプレスビザを持たせ、行動させていた」会社にも責任があります。社長が謝罪するのも、ごく自然な行動だと思います。 確かに、アメリカ的な謝罪の仕方ではないかもしれませんが、こういう事例が起きれば、会社の責任自体を否定することはさすがにしないと思います。
お礼
そうですね、今後、毎日新聞社として「プレスビザ」が他国への取材に対してでも出にくくなる恐れはありますね。ご投稿ありがとうございました。
- cse_ri2
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雇用者として責任を果たすのは当然です。 私が思うに、やはり戦場での行動について担当記者にきちんと 教育していなかったのではないかと思います。 平和ボケした日本で、その中でもことなかれ平和主義を主張 している大ボケ新聞社ですから、戦場での心構えなど何も 教えていなかったのでしょう。 というわけで、社長が誤りにいくのは(日本人的感覚では) 当然かと思います。 しかし、だからといって記者個人の責任が免れられるとは 思いません。仮にも一人の人命を奪い数人の人に大怪我を 負わせたのですから、己の無知と軽率さをヨルダンの監獄 で反省すべきでしょう。 当然、会社側としては解雇して当然でしょうね。 (ただ解雇については、しない可能性が高いと踏んでいます)
お礼
日本人、日本人社会、日本企業なので、良い悪いでなく、当然対応も日本のスタイルになりますね。解雇については、私も、日本の労働慣行上、しないと思います。その代わりこの記者から辞表を書くことになるのでしょうね。この辺が西欧社会とちがいますね。ご投稿ありがとうございました。
- Columbo21
- ベストアンサー率15% (13/85)
>もし飛行中に爆発していたら毎日新聞は解散となっていたかもしれません。 細かくて恐縮ですが・・・飛行中に爆発していたら、記者も死んじゃってるわけで、原因の特定ができたかどうか・・・? 毎日新聞云々はただの結果論的短絡だから、当を得た回答とは言い難いです。削除の対象になってもおかしくありませんね。
お礼
そうですね。万人の意見の違いは尊重しますが、解散云々はいささか極論のような気もします。事態の推移を冷静に見ていきましょう。ご投稿ありがとうございました。
- kashi__
- ベストアンサー率10% (40/380)
これはテロを支援した行為となります 記者は極刑でしょうから、罪の軽減を頼みに行ったのではないでしょうか 今回のような立入禁止区域に派遣される記者は 社長により会社を代表して派遣されているわけなので 社長も逮捕されてもしかたないです もし飛行中に爆発していたら毎日新聞は解散となっていたかもしれません
お礼
テロを支援、ですか? そもそも今回のブツは、アメリカ軍かイラク軍が使用した爆弾の1片だと思います。もしかしたらそれ以前に使われたものがたまたま残っていたのかもしれませんが、特定されていますか? で、当の記者は、それが爆発物だとはまったく認識していなかったのです。テロとは、予め十分な故意をもって、自分とは主義主張の異なる相手方(国対国、ではない。国単位になると戦争となる)を抹殺する行為だと私は解釈していますから、この記者には何等そういう意図はなく、投げて遊んでいた鉄のタマをおみやげに持って帰ろうとしただけですから、「テロ」という用語はあてはまらないと思います。認識が甘かったのはテロとは別問題ではないでしょうか。ただ、現地の刑法ないし戦時に関連する法律は異なった規定をしているかもしれません。あいにく私はヨルダンの法律がわかりませんので、私見まで。ご投稿ありがとうございました。
- tera2002
- ベストアンサー率17% (98/561)
このことで私の思ったのは、政治家は「秘書がやったことで自分は聞いてなかった」という日常茶飯事の言い訳です。 私長い間、毎日新聞を購読していてこの新聞社の特性と言うのか、心のある新聞社だと思っています。 社長自らがいでましたことで、相手も日本と言う国を認識するのではないでしょうか。アメリカをお手本にすることはないのです。アメリカ相手にだけアメリカ流で立ち向かえばいいと思います。 自分の子供が殺されたと思うと少しわかるのではないでしょうか? 記者も、球児が甲子園の土を持ち帰るような軽い気持ちで持ち帰ったと思うのですが軽率でしたね。 人間ってうっかり、安易にすると言うことが時として起りうる可能性があることを全国民が再認識すべきです。 だからと言って、亡くなった方とか相手国に対する謝罪を個人のことだからと適当な上部の人間に任せてよいものでしょうか。 毎日新聞の記者のやったことは毎日新聞の過失です。 立派な対処だと思いますよ。 国王にも会見して、本人に悪意のなかったことは認めてもらえ、釈放の日は近いと思います。 釈放されても、本人のこれからの人生を思うと気の毒でなりません。 気の緩みから引き起こされたこう言うことで人生が台無しです…家族の方の苦しみはいかほどでしょうか。 亡くなった方の冥福もお祈りいたします。
お礼
毎日新聞社は、経営的には苦労しておられるようですが、自主独立的な記事が多く、たびたび賞も受けておられると聞いています。私も、この記者が罪をつぐない終えたあとの人生にいたく同情します。日本人はその当人のみならず、家族や親戚一同まで「ムラ八分」にしますからね。迂闊ではありましたけれど、こんなものを持ってきたら危ないかもしれない、というカンを働かせられないほど、いまの日本人は平和にひたりきっているのですね。そのまま派遣してはならない、ということは、下記の方から教わりました。 ただ、下にも述べていますとおり、真に謝罪するべきは、悪意はなかったとしてもその記者本人であり、イスラム文化圏で、その者の雇用主が謝罪に(しかも国王にまで)行くというこの行為がどう映るのか、イスラムに知識が乏しくて、わかりません。「立派な対応」だと思っているのは、われわれ日本人だけかもしれないですよ、。先日、イラクから、文化遺産をくすねて帰ってきたアメリカ人記者がいました。彼は解雇されましたが、彼の会社の社長が現地の誰かに謝罪に行ったでしょうか。アブドラ国王陛下も、わざわざ日本から会社のトップが訪問してくれたなら、丁寧に応対するでしょう。でも、「わが社の者が迷惑をおかけした」ということを言いに来る文化の国って、日本の他にあるのでしょうか。会社は社員の親、社員の過失や罪はすべて会社の責任同然、という日本の雇用習慣や文化が、ヨルダンの方々に、Negativeには映らないまでも、どう受け取られたのかと思います。
- mmky
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参考程度に 回答も出ていますが参考までに 問題は、個人の責任の問題と雇用していた雇用者の責任の問題ということでしょうか。更に付け加えれば日本人としての問題となりますか。 まず個人の問題から言えば、当然責任は本人にありますね。雇用責任では雇用者が「戦時下での行動規範」につて記者に説明をしていたかどうかが問われますね。想定するにそんなものは無かったんでしょうね。だから雇用者にも責任がありますね。アメリカ軍には当然行動規範がありますね。それに反すれば軍法会議にかけられ罰せられますね。それに準じた規範で他国の記者は活動しているのでしょうね。振り返って日本の報道全般にそのような規範があるでしょうか?ここが雇用関係を超えた日本人の責任問題があるように思いますね。つまり、教育の現場でもそのような教えはありませんし、社会に入っても平和憲法ですから戦時下の状況は無いので、そのようなことは一切教えないんですね。それを良しとしてきた国民ですから、この度の出来事もいつでも起こりえたことですね。同じようなことで「モアイ像に落書き」というのもありましたか。つまり本人の責任はあるが雇用者の責任もあるまた国の教育の責任もあるというのが日本の現状でしょうか。これを直すには、個人の自己責任を明確にしたしっかりとした教育方針と客観的な教育プログラムが必要でしょうね。ということで新聞社も記者もだめだめということですね。
お礼
良いご意見をありがとうございました。 会社に雇用主責任があることは理解しますが、まさか、写真を撮りに行くよう命じた社員に、追加して、「爆弾その他、正体不明なものを拾ってきてはならない」なんて教育をする報道機関など、まずないのではないでしょうか。となると、平和慣れした日本人および日本企業は、軍務規定に準じたものを教える材料も能力もないまま記者を戦地に派遣している現状があるのだと思います。この例を教訓として見ている報道機関もあるでしょうね。 日本でも、もう少し、個人の自己責任を明確にした教育方針を取り入れないと、日本国外に出たときの対応が不安です。労働基準法なども、基本的に、「従業員は弱者だから保護する、会社は強いし親も同然、なんでも責任をもって管理監督せよ」のような条文が多いので、やれやれと思っています。
- Yheei
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#1さん同様、この愚かな記者の行動は別として・・・ 会社に帰属するものの犯した行為によって個人だけがクローズアップされるわけではありません。 私は観点を変えて論じてみると、アメリカがソーリーソーリ言わない国だから日本もそうしろですか? 自分が命令したわけではないけれども、遺族に哀悼の意を表することは恥ずべき行為なのか?謝罪はすべきではなかったのか? ここで社長が現地に赴き遺族に頭を下げるような行為は日本の国民性なのではないのでしょうか? 確かに会社のtopが頭を下げれば会社自体が罪を認めたように見えることもあるかもしれません。 でもそれは体裁であって、日本人としてはアメリカほど”社長が謝罪に行った事”に対して敏感に感じていない様な気がします。 アメリカに長く住んでいるとそんな印象を強く受けることが多々あります。 個人的には”優秀な記者であった”という彼のあまりにも軽率で甘い行動に憤りを感じました。情け無いといったら大げさかも知れませんが、会社の評判よりも日本人が犯した行為という汚点の方が影響があるように思います。
お礼
真に謝罪を行うべきは、拘留中であるか否かを別にして、後にも先にもこの男で、社長がそこまで行く(しかも国王にまで謁見している)という行為が、中東の文化ではどう映るのか、疑問に思ったのです。新聞社であれば、社会の「公器」としての地位があるため、黙っておることはできない、等の事情もあるとは思いますが、日本のように(ほぼ)単一民族、ムラ社会の国では、外国で犯された日本人一人の罪は日本国民全部でかぶる、に近いですよね。おっしゃるとおり、日本人の国民性から来ていること思います。ただし、日本で犯罪を犯す外国人は多いですが、その者の本国の雇用主、当局関係者などが小泉総理に謝罪に来たということを、私は聞いたことがありません。「神と個人」の契約で成り立っている社会では、罪を認めた個人は神に対してざんげし、許しを請いますが、日本のように集団で成り立っている、異文化と触れるトレーニングもほぼない国の方式が、外国でどう見られるのやら、この例に限らず、いつも疑問に思っていました。ただ、この記者が裁判を受けたあとの人生は大変気になります。日本はその単一性、ムラ性により、一度罪をおかした人間の復帰がたいへんむずかしいからです。投げて遊んでいたものが爆発するなんて思ってもいなかったでしょう。 ちなみに私は米国人と結婚しましたが、米国人は「デパートで肩がぶつかった」くらいのことには日本人と違って非常によく謝罪しますけれど、ことが少しでも大きくなると、絶対に謝罪しません。どんなことでもすぐに「Sorry」と連発するので、夫やその家族から厳しくたしなめられている日本人妻の例をよく聞きます。かの地の企業では、従業員が何か仕事上罪を犯したとしますよね。たとえば、日本人からあずかった財物を盗んで売ってしまった、とか。そうするとすぐ解雇しますが、その者の上司に、事情を聞きたいので、と何回コンタクトしても、説明に来ないどころか、E-mailもすべて見事なくらい無視する、というのが私のこれまで経験してきたことです。これはアメリカの例であってヨルダンとは違いますが、海外には、それだけ謝らない文化を持つ国があるのだ、ということを、良い悪いは別にして認識しています。そういう中で、雇用主が謝罪に行くというのは、かの地の人にどう認識されるのか、考えたかったのです。ご投稿ありがとうございました。
- ma_
- ベストアンサー率23% (879/3732)
業務上でのことであり、雇用主が指示したことでないからといって、会社に責任がないということはありません。 まさに、個人の責任問題ではなく、会社の責任となりますので、重役が遺族に土下座をしてまで許しを乞いに弔問することは当然の事です。 そのことと、いい年した男の過ちの愚かさと重大さは別問題です。
お礼
う~ん。そうでしょうか・・・・確かに出張を命じたのは会社ですが、まさか爆弾を拾ってくるなどとは、会社としても指揮監督の権限の範囲を超えているのではないでしょうか。真に遺族に謝罪をすべきは、言うまでも無く当の本人です。確かに現在拘留中ではありますが。日本人ってやはり、集団社会、ムラ社会で、社員の重過失は会社が支配の権限を激しく逸脱するような行動であっても、社員は子、社長は親、日本人ひとりの行為は日本国全体の罪、の構造なんでしょうか。アメリカにも、何か貴重な遺産を持って帰ってきたのがバレた社員がいましたね。会社は早速彼を解雇し「あの男とはもう関係ない」という措置を取りましたが、彼の会社の社長が現地にいって誰かに謝ったという話は聞いておりません。で、アメリカではそうであっても、私が聞いてみたかったのは、中東の文化では、そのような社長の行為はどう映るのかな~、ということでもありました。いずれにしても、ご投稿ありがとうございました。
お礼
う~ん、mmkyさんのご意見、大変勉強になります。「社長が行くくらいだから・・・三流の報道機関」のくだりにはうなりました。それが海外での客観的評価になってしまうんですね。恐ろしい。日本人は何でも「謝れば大抵のことは済む」という美しい慣習をもって生きてきました。それが悪いというわけでなく、何でも裁判に持ちこむ国にはなって欲しくは無いのですが、海外では常にそれが通用しない、という事実、もう少し日本人はわきまえて行動すべきだし、事件に対する反応も違った視点から見ていく学習をしたほうがいいと思います。ご投稿ありがとうございました。