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神戸空港のJAL便は赤字? 黒字?
今日の紙面で、神戸空港から全てのJAL便が来年春までに廃止されると報道されていました。 この空港はもともと住民投票の結果を無視して建設が強行されたという経緯もあって、「やっぱり」 という印象を受けています。 ここで神戸市長のコメントが気になったのですが、「搭乗率70% なのに、どうして ・・・」 というところです。 JALにとって搭乗率が70% って赤字になるのですか? それとも黒字でしょうか? そもそも黒字なら路線を廃止する事なんかあり得ないと思うのですが、それでも70% って結構高い搭乗率では? と感じています。 それでも赤字なら、一体何% なら採算が取れる事になるのでしょうか? 不思議に感じましたので、宜しくお願いします。
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単純な搭乗率だけでは測れないと思いますよ。 黒字かどうかとなると、客一人あたりの売り上げ×乗客数で、それが経費に比べて高いか安いかです。 羽田神戸となると、ビジネス客は多いし、新幹線、伊丹等との競争は激しいし、客単価が低い用件がそろっています。当然採算ラインとなる搭乗率は、諸空港の中でも最も高いラインになるでしょう。 あと、日航は退役させないといけない燃費の悪いジャンボジェット(B747)を多数抱えています。ですが後継となる中型機をあまり持っていません。買う金も無いでしょう。赤字路線、あるいは赤か黒か微妙なラインにあたる神戸路線に、主力機となるべき中小型機を回すわけにはいかないでしょう。飛行機が足りなくなれば、当然もてる資材は需要の激しい路線に集中しないといけません。
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- pasocom
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下記サイトを参照ください。 神戸空港はいままで搭乗率が60%台だったのが、ここ数ヶ月でなぜか急に70%を超えるようになったとのこと。 この記事にもありますが、収支の分かれ目(採算ライン)は一般的に搭乗率70%といわれています。 それでもJALが撤退するのは、最近の搭乗率の上昇はしょせん一時的なもの、と判断しているのだと思います。 また、関西には空港がひしめいていますから、「公共交通の使命」として維持しなければならないような離島便と違って、撤退しても批判が少ないという見込みもあるのでしょう。 神戸を撤退すれば、利用者は伊丹や関空に流れ、そちらで収益が上がるというもくろみも考えられます。 http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20091019-OYO8T00575.htm
お礼
有難うございました。 ホント、僅か数ヶ月急激に搭乗率が上がっていますね。 JALが危なくなったと報道され始めたのは、ちょうどその頃だったように思います。 この搭乗率アップですが、まさか市の関係者が ・・・ でも、「もともと評判の悪い神戸空港なら廃止にしても批判は少ないだろう」というのは、当たっているかも知れませんね。
お礼
有難うございました。 なるほど、搭乗率だけでは黒・赤の判断はできないわけなんですね。 たしかに羽田は苦戦するでしょうね。 私自身、東京は福岡に行く時は100% 新幹線です。 金券ショップで安売り切符を買って乗っています。 1時間に何便もあって、飛行機なんかよりずっと便利です。