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野球の外角攻めと四球
楽天就任が決まったブラウンさんは、広島時代、捕手に外角攻めを徹底させて、チームの与四球数を減らし投手陣を立て直したようですが、外角攻めって長打を避ける攻め方で、フォアボールを減らす効果があるとは知りませんでした。 外角攻めってフォアボールが減るんですか? どういう理由でへるのでしょう? また、この場合の外角攻めって勝負玉限定の話しですか? 一球目、二球目から全体に外角を多くするのでしょうか?
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私の少ない投手経験から考えますと、 (1)外角に投げる場合は、打者をあまり意識しないで、捕手のミットやベースを意識して投げるので、コントロールに集中しやすい。 (2)内角に投げる場合は、打者との距離や高低などをかなり意識して投げるのでストライクを投げにくい。また意識的にボール球をファールさせる場合に使う。 (3)どちらかというと外角球は長打を打たれにくいのでストライクでもボールでも勝負できるが、内角球の勝負はボール球を振らせる場合が多い。 ということで、全体的に外角球を主体に組み立てることでストライク球を多く使い、カウントを悪くしないようにしているのではと考えます。
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- 3nathing
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話の腰を折るようで申し訳ないのですが・・・正直その話自体あまり信憑性はあるようには思えません。 アマチュアレベルでは外角攻めすることは効果のある攻め方だとは思いますが、プロのレベルまでくると、そんな攻め方ではむしろ四球は増えます。インサイドワークが鍵を握る昨今の野球のレベルで外角攻めを繰り返せば、簡単に外の球を見切られてしまいます。追い込む前であっても後であってもこれは変わりません。
お礼
実際、四球は減っていて、マニュアルを作成してそのなかで指示してあると新聞にかいてありました。 まぁ、当時いなかったルイス、前田健太などコントロールがよいピッチャーがでてきたので外角攻めで四球が減ったのかは分からないですね。 ご回答ありがとうございました。
- delta02
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回答No.2の者です。質問者様の返信に補足です。 > 内と外、高と低の四分割はプロの一軍では最低限だと思ってましたが投手力の低いチームではそれも出来ないのですかね? 最低限なのは確かですが、本当にそれがいかなる状況でも高い確率でやれるのであれば、キャッチャーが構えた位置からミットを大きく動かす必要などないはずです。 投球練習などノープレッシャーの状況で要求されたコースに投げることが出来ても、プレッシャーのある中で、外の後に内、低めの後に高めなど、全く違うコースを投げ分けるのは、プロの中で比較的コントロールの悪い投手には簡単なことではありません。 野村克也元楽天監督は、著書『巨人軍論』で現役時代の自身と巨人V9の正捕手であった森祇晶氏との比較をしています。 森は理想のリード通りに投げるよう投手に要求する捕手で、自分は投手の投げられるボールでいかに相手を抑えようとするかを考える捕手。 森は投手が投げミスをして打たれても、自分の責任ではなく要求通り投げられない投手が悪いと言うタイプで、自分は投手が投げミスするような要求をする自分が悪いと考えるタイプであった、と。 原典がいますぐ手元にないので原文ママの引用ではなく、このような趣旨のことを語っているということです。ソースが弱くて申し訳ないですが。 稀代の名捕手でも「理想の要求」と投手の能力による「現実的な回答」には乖離があると述べている訳です。
お礼
正確なコントロールというのは、やはりなかなか難しいものですね。 再度のご回答ありがとうございました!
- hidechan2004
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あくまで推測ですが。 内角だとデッドボールの危険性がありますよね? そこで投手が思い切って腕が振れないのだと思います。 外角に投げさせることによって、思い切って腕が振れますから、安定したコントロールが身に付いたのではないでしょうか? 与四球数を減らすということは、コントロールに難のある投手だと思います。 デッドボールの危険のある内角よりは外角の方がプレッシャーがなく投げられると思います。 「外角攻め」という言葉から、やはり全体的に外角を多くするのだと思います。 ただ、おそらくこれはコントロールの改善するまでの話だと思いますよ。 自信がつけば内角も投げられるようになりますので、幅が広がりますね。 ちなみに、質問者さんがおっしゃるように長打を減らす効果などもありますから、その意味でも投手が思いきって投げやすいですね。
お礼
長打はない、フォアボールは少ないで、一見いいことずくめですが、やはりコントロールがあればインコースも使うに越した事はありませんね。 手を伸ばしてバットを胸の前に水平に突き出し、手をお○んちんの辺りに落としていくと、バットの芯の軌道は外角高めから真ん中辺りを通って内角低め辺りに扇型を描くので、バッターが打てるのは外角高めと内角低め、打てないのは外角低めと内角高め、というのが私の知ってる原則ですが、内角を付くにも高めだと尚更デッドボールが怖いですね。 ご回答ありがとうございました。
- delta02
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問題は、どういう投手がどういう打線に外角攻めをするのか、 ではないでしょうか。 コントロールの良い投手ならいざ知らず、 コントロールの悪い投手や、 その外角方向へ逃げる球種が主戦力になる投手だと、 寧ろボールカウントは増えます。 確かに内角は当ててはいけないという縛りがあってコントロールし難いですが、外角は外角で真ん中に入れてはいけないという思いがありますから、変化球は外側に外れることが増える。 外角が打たれ難いのは確かですから、 被打率は減るかもしれませんが、 球数に関しては減る投手と増える投手がいるように思えます。 例えば広島の捕手のリードの傾向が、 投手の力量を考えずに、 内外高低を投げ分けさせようとしているという前提があるなら話は別です。 外を投げた後に内、低めに投げた後に高めなど、 内外高低に正確に散らすのは難しい作業です。 毎回目線が変わる為、コントロールの悪い投手はミスしやすい。 捕手や打者の目線から理想的な配球が投手にとって投げやすい訳ではありません。 打たれにくい外角のボールを中心に投げさせることによって、 コントロールを安定させるという思惑があるのかもしれません。 また「外角は打たれ難い」という安心感を持って投げれば、 力みが消えてミスしにくくなるという思惑はあるかもしれません。 ただ、リードが単調になれば打たれることも増えますから本末転倒です。 勝負球を外角でというのは至極当たり前の話なので、 わざわざ「外角攻め」と言う以上、 カウント球から外角を投げさせるということでしょうね。 <以下余談> 球数を減らす目的であれば、 打たせない投球ではなく、打たせて取る投球をするべきです。 日本では打者に打たせない組み立てが好まれ、 ボールゾーンで勝負できれば理想と考えられているフシがあります。 しかし打者が打ち難いゾーンは、 ボールゾーンかストライクゾーンであってもその四隅付近。 余程コントロールが良くない限りボールが増えます。 打者が打ちにくいところは投手もまた投げづらいのです。 翻ってアメリカでは、 ローテの間隔が短いこと、試合数自体が多いこと、 肩・肘が消耗品であるという認識が強いことから、 出来る限り球数を減らすことが最も重要視されています。 そのため日本で多用される変化の大きい(=勝負球として使う際ボールになる確率が高い)フォークやスライダーよりも、打者の手元で小さく変化するカットボール、2シームやスプリットフィンガード、シンカーなどのいわゆるムービングファストボールとチェンジアップの組み合わせが流行しています。 コーナーを突いてカウントを整えることよりも、 ストライクゾーン内で打ち損じを狙う訳です。 その方が球数は減るはずです。 日本でも2シームは流行傾向ですが、 単純に日本でメジャー方式をとって上手くいくかは別問題。 アメリカの公式球は日本の公式球より縫い糸が太いため縫い目が高く、 空気抵抗が強いといわれます。 変化球は空気抵抗の不均衡を使いますから、 変化球はアメリカのほうが良く曲がるということです。 逆に言えばアメリカで投じていたのと同じ感覚で日本でムーブ系を投げても同じ効果は得られない訳です。 また日本はキレ(回転数や回転の綺麗さ)で勝負する(というよりせざるを得ない?)タイプの細身の投手が多く、メジャーは逆にパワーピッチャーが多いこともあります。 回転の汚い球は空気抵抗で減速しますから、 細身の投手にとっては初速と終速の差が出やすいことにもなりかねない訳です。 更に言えばストライクゾーンの違いです。 日本のストライクゾーンは比較的ルールブックの記述に厳格でメジャーに比べれば狭い。 ストライクゾーンで勝負するとどうしても打者有利な組み立てになってしまう。 試合時間短縮名目で15秒の投球時間制限が設けられた際にダルビッシュが「ボール半個分、ストライクゾーンを広げたほうがよっぽど早くなる」と皮肉った言葉にも表れています。 ゾーンが広がれば打者が積極的に打ちに行かざるを得なくなり、且つ打ち損じも増える訳です。 質問者の意図とズレてしまいましたが、 故障者の減少や試合時間の短縮を考えれば、 ストライクゾーンを広げることで解決する問題は多そうですよね。
お礼
内と外、高と低の四分割はプロの一軍では最低限だと思ってましたが投手力の低いチームではそれも出来ないのですかね? 確率の制度の問題だとは思いますが…。 ご回答ありがとうございました。
お礼
投げやすさと内角はファールを狙って意識的にボールを投げる事とがあるのですね。 ご回答ありがとうございました。