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三相電力のUVWとRSTの違いについて
三相電力にはU相V相W相がありますよね?これはR相S相T相とどこが 違うのですか? また、各相は発電したときから決まっているのですか? 素人の考えですが相というのは単に波形の順番に過ぎないと思いますのでどのケーブルが何相であってもかまわないような気がするのですが。 どなたか教えてください。よろしくお願いします。
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もともとは、RST、UVWに意味は無かったはずです。 有効電力がPowerから、P となった後 単にアルファベット順から、Qが無効電力、 Rは抵抗なので飛ばして Sが皮相電力を表すようになったと記憶してます。 ・・・P、Q、(R)、S、T、U、V、W、X、Y、Z 相の呼称に関しても、アルファベットの終わりより3つ1組として XYZ、UVW、RST が利用されるようになったと記憶してます。 XYZは何かと登場するため、利用は避けられているようですが 既にご回答されているUVWやRSTに対する意味づけは、後付けルールみたいなものだと思います。 1次側は大文字、2次側は小文字と区別しているケースも見かけます。
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- tpg0
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三相交流は、発電機の一回転(360゜)を3分割して120゜位相がズレた発電をする為、第1相(R)・第2相(S)・第3相(T)と順番を付けてるのです。 発電所の電圧は高圧で送電されるので、変電所の変圧器(トランス)で変圧されますが、変圧器の入・出端子をU(1)・V(2)・W(3)としてるだけです。 実際使用する場合にW(3)・U(1)・V(2)になっても、位相のズレは120゜と変わらないので支障はないのですが、U(1)・W(3)・V(2)のような位相のズラし方をすると、交流モーターは逆回転してしまいます。 考え方は、123=RST=UVWのような位相の順番だと考えたら分かり易いと思います。
お礼
位相の順番と考えれば良いわけですね。 解りやすい説明ありがとうございます。 ということは、順番さえわかっていればどのケーブルが何相であるかは 気にしなくても良いということですか? 波形を見る装置で波形を見ても各相が120度ずつズレているだけでしょうから何相かは判断できませんよね? 重ねて質問して申し訳ありませんが時間のあるときにご教授願えれば助かります。
- 007MUKADE
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R,S,T の記号は 給電側の相を表しています。 触れば 感電する危険性が 非常に高いです。 U、V、W (u,v,w と小文字もある)は 機器側(受電側)の相です。 通常 R>S>T の順で 磁界が回転してますので U>V>W と結線すれば 誘導電動機なら 設計通りに 右又は左に回転します。 此を 任意の2相を入れ替えて接続すれば 逆回転します。 >単に波形の順番に過ぎない・・・ と理解していても 一般的には支障は無いと思いますが・・・・ 給電側、受電側の区別は 心得て於いて下さい。
お礼
R,S,T の記号は 給電側の相でしたか、職場の電力装置を見ても R,S,Tと表示してあったりU,V,Wと表示してあったりで違いがわかりませんでした。今度注意して見て見ます。 ありがとうございました。
お礼
わかり易いご説明ありがとうございます。 目からウロコでした。以前から疑問に思っていたのですっきりしました。