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統計のP値について
「統計の結果、P値が0.05以下を有意な差としてあつかます。」というような記載が多くあると思うのですが、この有為なとして扱うP値を自分の主張に合わせて任意に変えても良いのでしょうか? 「例えば、本研究ではp値を0.01以下を有為な差として扱います。」というような事は、認められているのでしょうか?
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回答No.2
> P値を自分の主張に合わせて任意に変えても良いのでしょうか? 「p値」は任意に変えてはいけません。「有意水準」なら検定を行う前に設定するのであれば、分析者の好きなように設定しても構いません。ただし、No.1さんも述べているように、事前に設定された有意水準が妥当であるかどうかは分野によって意見が分かれるでしょう。 > 本研究ではp値を0.01以下を有為な差として扱います。 正しい表現としては、例えば、「本研究における統計的仮説検定は全て有意水準を0.05として行った。」とか、あるいは「検定は5%水準で行った」などという書き方をするべきです。 > P値が0.05以下を有意な差としてあつかます。 これも正確には「得られたp値はp=0.0012なので、5%水準で有意な差が認められる」とか、「有意水準α=0.05よりも小さいp値が得られたので、5%の有意水準の下では有意な差が認められる(p=0.0012)」という書き方をしましょう。
noname#227064
回答No.1
有意水準(危険率)は、分析者が自由に決めていいものです。 一般的には0.05や0.01、分野によっては0.1にする場合もあるようです。 ただ、その分野で一般的に設定される値から異なる値を選んだ場合、何故その値に設定したのかを説明できるようにしておいたほうが良いでしょう。