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話題を集めスタートした裁判員制度でしたが、その後の事案と判決は
>裁判員制度:その導入とシステム、裁判員への選出過程や審議方法等について、詳しく報道され、最初の頃の裁判員裁判は、異常なまでの注目を集めていましたが・・・ その後、政権交代や芸能人の覚せい剤事件等に、よりスポットが当たり、余り取り上げなくなったように思います。此れは制度が浸透定着し、上手く機能してるのだとすれば良いのだが・・・ 下記の点についてお教え下さい。 【質問】 (1)今までにどのような裁判が対象となり、判決はどのようになったのか? (2)それは、プロ裁判官のみによる従来裁判に比べ、どのような変化を齎したのでしょうか?
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一万円札八枚を偽造してコンビニで使用した通貨偽造と偽造通貨行使の罪に問われた無職加藤幸一朗被告に対する裁判員裁判の判決公判が10月26日大阪地方裁判所で開かれた 法定刑を下回る懲役2年6ケ月の判決が言い渡された。 通貨偽造の罪は非常に重いが裁判員裁判のお蔭で罪が軽くなったと弁護士がコメント。 他所でも色々と実施されているよ。
お礼
ご回答を賜りありがとうございます。 自分自身で質問しながら、広範囲にわたる疑問&質問であり、回答するのは難解だなぁ~と思っておりました。 それだけに、簡潔に事例&情報を寄せて頂け幸甚です。 私は、本制度の適用が死刑か無期のような重大犯罪に対して、法曹界のプロの法解釈・前例踏襲に加えて、一般庶民感覚や社会通念の面からのサポートやアドバイスの形での参画を意図して、裁判のスピード審理を期す試み&制度だと理解してました。 その為に、罪は罪であり、ご紹介の事例が決して軽い事件とは言いませんが、このような経済事犯なり軽犯罪の分野にまで及んでいるとは思いませんでした。 本制度の導入については大いに議論をよび、大変な手間と労力をかけて選び、裁判員になった人の心労を考えると、人が人を裁く難しさ、冤罪のリスクも勘案した場合に→裁判員制度の意義&必要性は認めるが、最初の2~3件当時の大騒ぎは何だったのかと改めて考えさせられます。 裁判員が参画しての成果と運営の難しさ、結果としての判決への影響について、個別事犯で異なるかもしれませんが、検証して、今後のシステムの円滑化、より複雑多岐にわたる事犯の裁判に寄与し、より適切な裁判へと試行錯誤の上、改善充実し、反映・定着していったら良いと思います。 被告・原告・裁判官・検事・弁護士や関係者にとって、裁判員制度が導入・適用された事の影響、今後の&より改善へのポイントは何処にあるのでしょうね~。 貴重なご回答・ご意見を頂戴しまして、心より感謝とお礼を申し上げます。 誠にありがとうございました。