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試薬がプラセボかどうか調べるには?
試薬として投与されているある薬を プラセボかどうか知りたいのですが どこかに調査依頼できるのでしょうか? 具体的な機関名など教えてください。
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#1です。 >自分が参加しているとは一切言っていません そうですね。しかし参加していないとも言っていません。 正確な状況がわからないと、avocadtaroさんの役に立つ情報の提供は困難です。 小説の中で調べようとしているのが警察官なのか、事件を調べている探偵なのか、投薬された本人なのか、その家族、友人、別の医師等、また投薬された薬はどんな病気の薬か、等により方法は異なると思います。 基本的には#2の方の回答のように、分析を依頼するか、#1で書いたように実験を行っている研究機関から情報を得るかどちらかです。 分析するとしたら、製薬会社の研究所か、大学の薬学部の研究室になるでしょう。しかし、#2の回答のように、分析するためには分析できるだけの量がなければできません。分析に十分な量を投薬しないような投与方法の薬剤の場合には分析はできません。 プラセボ効果を防ぐために、患者本人だけでなく、これを投与する医師も、自分がある患者に投与した薬が本物なのかプラセボなのかがわからないようにします。これを二重盲試験と呼びます。二重盲試験を行なわない試験データは信頼性が低いと見なされ、薬事などの公的な試験では無効とされます。 ある薬の効果を試験したい研究機関Aは、その薬の投与を複数の医療機関B,C,D等に依頼します。依頼するにあたっては、個々の患者に投与する薬剤のセットを作り、各セットごとにIDをつけます。1セットが1人分で、それは1人の患者に投与します。 たとえばB医療機関にはIDが1から100のセットの投与を依頼します。このうちのどれが偽薬でどれが本物かはA研究機関だけが知っており、B医療機関には知らせません。B医療機関はID1のセットを患者Xに投与します。1セットは1週間分でそれを1度に渡して飲んでもらうのかもしれませんし、あるいは1か月分で、1週間分ずつ4回に分けて渡すのかもしれません。いずれにしても、ID1は患者Xに使い、1回目に渡す分を渡した後で患者YにID1の2回目の分を渡したりはしません。ID1は患者X用です。 1から100までを投与し、効き目のデータが得られたら、B医療機関は何番のIDの薬の効き目がどうであったか、というデータをA研究機関に渡します。 A研究機関が欲しいデータはID1の効果があったかなかったかであって、ID1を投与した患者がXさんなのかYさんなのかはどうでもいいのです。ですから研究機関が受け取るデータはID1が効いたかどうかだけです。 ですから、Xさんが投与されたのが偽薬か本物かを直接的に記したデータは存在しません。B医療機関が持っている、ID1を患者Xに投与した、と言う記録と、A研究機関が持っているID1は偽薬か本物か、という記録を照らし合わせなければXさんの薬が偽薬かどうかはわからないのです。 要するに、患者Xが投与された薬剤がプラセボであるかどうかを記したデータは必要性がないので作成されませんし、作成されていない記録を所有している機関も存在しません。
その他の回答 (2)
睡眠薬で常習性を持たせない為にカルシウム剤を出す場合があると聞きます。 その場合、何を検査すればいいのかが分かりますので、例えば、食品分析センターなどに、成分分析を依頼すれば分かるかも知れません。 しかし、多くの臨床試験の場合、成分について正確には開示されないのではないかと思います。 ライバル会社や、特許の関係もありますし、また、被験者の思い込みを避ける意味合いもあります。 その為、検査を依頼しても、何を調べて貰うかを指定できないのが現実ではないでしょうか? 試験薬(試験食)を大量に残しておいて、受託試験を行っている機関(動物実験を行える会社など)に、効果の有無を調べて貰うことはできるかも知れません。 研究機関が、個人の客をどの程度相手にしてくれるかは、分かりませんが・・・。
お礼
僕はmimicannというネットストーカーのように、実世界では誰にも相手にされず四六時中PCの画面を眺めているわけではないので、お礼が少々遅れてしまいました。 ありがとうございます。
- aokisika
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意味のないことはおやめ下さい。まず、その薬自体が動物実験だけでなく、人間でもちゃんと効くのかそれとも効かないのかを調べるために臨床実験をするのです。効かない薬を投与されたくない人は、臨床試験には参加すべきではないのです。 また、プラセボであるかどうかがわかってしまうと臨床試験の信頼性が失われるため、試験データの全てが無効になってしまいます。 臨床試験には多額の費用がかかっており、これを製薬会社が負担していますから、質問者さんが損害賠償を請求される可能性があります。この場合の請求金額は、試験をやり直す金額ではありません。 試験をやり直すので、薬事の認可が降りるのが遅れます。その間に他の製薬会社が類似の薬品を発売するかもしれません。もし仮に認可が下りるのが1年遅れたとします。その間に得られたはずの利益が1億円と予想されていたとすると、その1億円が手に入らなくなるわけですから、製薬会社は1億円の損害を蒙ったことになります。製薬会社は当然その金額に試験をやり直すための費用を加えた金額を、質問者さんに請求します。 それでもなお知りたいというのであるなら、まず質問者さんが投薬された医療機関に忍び込み、IDが何番の薬剤を誰に投与したかを記載した書類を盗み出し、質問者さんが投薬されているのがID何番の薬剤であるのかを調べます。次に、質問者さんが投薬された医療機関に対して臨床試験を依頼した研究機関に忍び込み、IDが何番の薬剤がプラセボで、何番が本物かを記載した書類を盗み出し、質問者さんが投与されたものがプラセボかどうかを調べます。 もちろん違法行為ですから、窃盗罪に問われますし、先の損害賠償請求も受けます。 最初に書きましたが、効くかどうかわからないから試験をしているのです。効くかどうかわからない薬を投薬されたくない人は、試験に参加すべきではないのです。
補足
道徳論ですか(汗 自分が参加しているとは一切言っていません ある小説で読んだ件に関して確認したかったのです 引き続き、正しい答えをご存知の方の投稿をお待ちします
お礼
詳細な回答をありがとうございます。 僕はmimicannという人のように実世界では誰にも相手にされず 四六時中PCの画面を眺めているわけではないので お礼が少々遅れてしまいました。 ありがとうございます。