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経営者の存在?

現在、経営学部で経営を勉強しているのですが、 この前孫子を読んでいたときに、『将軍が有能で 主君が干渉しなければ勝つ。』と書いてありました。 そこで、疑問に思ったのが経営者とは各事業部が 出してきた提案に対して、GOサインを出すだけの 存在なのか?!ということです。組織が大きくなり 専門性が濃くなればなるほど、その色合いが濃く なってくると思うのですが。ただ単にリスク(責任 を取って辞職等)を取っているかわりに高給を もらっているだけ?の存在のようにも感じます。 現場で働いておられるみなさんのアドバイスをいた だければ嬉しく思います。

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回答No.3

孫子の言っている有能な将軍の「有能」というとおろが引っ掛かります。 それと同時に「干渉しない」の「干渉」も引っ掛かります。 そもそも、組織が存在すれば、大なり小なり縦の関係が発生します。そしてそこには、必然的に「権限と責任」が発生します。 恐らく、孫子のいうところの「有能」とは、その権限と責任をわきまえた上で、自らの最高の力を発揮出来る人のことかと感じます。 さて、その将軍(一般的には執行部隊)を使う主君(経営者)には、様々なタイプが存在します。 自ら先頭に立って実行するタイプやら自らは采配を振るうだけのタイプ、はたまた、その采配すらも任せるタイプ。しかし、そのどれもに共通するのは、どんな時も自分の中に絵図面を持っていることだと思います。 恐らく「干渉しない」とは、その絵図面の中で許容される範囲内は、権限を委譲し、許容範囲を超越した場合は、適切な判断ができることが経営者に求められることだと思います。 また、「干渉しない」とは、放任するのではなく、あくまでも自分の手のひらの中で、120%の力を発揮するように部下をコントロールすることで、部下の成長を促すことと思います。 経営者のみならず、概ね企業の中で部下を持つものに求められることは、業績、育成、将来対策の3点と言われています。 従って、これらをバランスよく設計し、権限を委譲し、アカウンタビリティを求める姿勢が組織の力を最大限に発揮せしめることだと思います。

estevez
質問者

お礼

返事が遅れてしまいすいませんでした。 >あくまでも自分の手のひらの中で、120%の力 を発揮するように部下をコントロールする 組織が大きくなるにつれて、手のひらの中でコント ロールするのは難しくなると思いますが、会社として の将来像を誰よりもハッキリと認識しなければいけない 立場だなと再認識しました。 例え、今は私が使われる側の人間だとしても、それらの バランス感覚のセンスを磨いて行けたらなと思って います。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • orimoto
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回答No.2

経営コンサルタントです。 そもそも経営者というのは、オーナー(出資者、株主)が経営を担当することから分離され、彼(等)に雇われた「経営のプロ」のことです。ですから経営のリスクは本来オーナーが負っているのです。だけど日本、特に中小企業ではここがごっちゃになっている。だんだん欧米型に近づいていくとは思いますが・・・。 それから日本では、経営者はピラミッド組織の頂点にいる親分になっている。重役は親分の腹一つで交代もさせられる。社員もそれぞれの重役を小親分とした下にぶら下がった存在です。だから自分の親分が退くと、いっぺんに冷や飯を食うようになる。中根千枝がこれを「タテ社会」と言いました。これも直っていくといいと思います。 ですから経営者がなぜ高給をもらうのか、いままで非常に不透明でした。強いて言えば、いままで会社の為に長い間働いてきたご褒美でしょうか。 しかしだんだん経営者の給料は、オーナーや社外重役が、その経営成果によって決めるような仕組みに近づいています。もちろん戦略の立案・実行や組織の統轄がその仕事です。その成果の善し悪しによって、給料も決められる。これが一番合理的だとは思いませんか? あなたの年齢層だと、貯めたお金は銀行貯金ではなく、株や投信で運用するようになっていくでしょう。これはあなたがオーナーになることを意味しています。ですから会社の中堅になるころは、あなたの意を受けた代理人が取締役になって、経営者の給料を決める時代になっているかも知れませんよ。

estevez
質問者

お礼

返事が遅れてしまいすいませんでした。 orimotoさんが言われていたように、私も既に小口ですが 投資信託で一部運用しています。 これからは、日本人も有価證券等で自己資産を運用する 時代になっていくのでしょう。 が、orimotoさんがおっしゃっているように、実力主義が 当たり前の時代になって、それが給料に跳ね返ってくる 時代になると、将来不安→貯畜増→企業収益悪化 のように悪いスパイラルにはまり込んでしまう危険も出て 来るかもしれないと思ったりしています。 (アメリカ人のようになかなか積極的に運用できないのでは?) これからも、そのようなリスクに対していろいろ疑問に思って 行こうと思ってますので、また、この掲示板にカキコする時が あれば、ご意見聞かせて下さい。 ありがとうございました。

  • kawakawa
  • ベストアンサー率41% (1452/3497)
回答No.1

常に戦略を念頭に動き、全体を統括するのが経営者というものでしょう。 参謀に相当するのは専務・常務といった役員クラスでしょうか。 彼ら参謀の意見を苦言は苦言として取り入れ、戦略のための策を立て、実行させるのが本来の経営者ですネ。 その戦略を実現するために各部署の部長・課長といった中間管理職(将校や下士官)による戦術を末端が実行するというのが、組織管理であると考えます。 そして、その組織管理を行う経営者が高給を得るのは責任や仕事内容からして、当然のことなのかも知れません。 諸葛孔明のように何でも自分でこなしてしまうのは経営者としては失格ということでしょう。戦略も戦術も実行も全てを自分がしなければならない組織はダメということですネ。実際には玄徳の組織運営能力がなさすぎたのでしょうが‥ 現実の社会では家族経営の延長感覚の経営者や、自分で全てをしなければ気がすまない戦術レベルの認識しか持たない経営者が非常に多いような気がしますが‥ estevezさんが理想的な経営者となられることを期待しています。 以上kawakawaでした

estevez
質問者

お礼

まず、返事が遅れてしまいすいませんでした。 >自分で全てをしなければ気がすまない戦術レベル の認識しか持たない経営者が非常に多い 私も、自分でやった方がスムースに事が進むような 場面に遭遇すれば、このような行動をとってしまう かもしれません・・・ が、これだと下で働いてる 人が成長せず、持続的に成長して行く事が難しく なってしまうんですよね。 将来、人を使ったりするような機会がくればこのよう にならないように気をつけたいと思います。 どうもありがとうございました!

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